木のパワー充満 [社寺]
さて鞍馬山の続き。
奥の院魔王殿から出発。
大きな杉の木があります。
杉花粉症の人以外は、すごいと思うでしょ。
道沿いのお堂が次々と現れます。
このお堂は、僧正ガ谷不動堂。
この辺は、杉の大樹がそびえ立ち、独特の気が満ちています。
謡曲の鞍馬天狗が牛若丸と出会った所なんだそうです。
牛若丸の剣術を教えたことで知られる。
大佛次郎の『鞍馬天狗』という時代小説の主人公じゃないですよ。
この鞍馬天狗、鬼一法眼(きいちほうげん)と同一視されている。
鬼一法眼とは、室町時代初期に書かれた『義経記』に登場する伝説上の人物。
京の一条堀川に住んだ陰陽師で、六韜(りくとう)兵法という呪術兵法の大家。
文武の達人され、源義経がその娘と通じて伝家の兵書『六韜』を盗み学んだということで有名。
また剣術においても、京八流の祖として、また剣術の神として崇められている。
これは、不動堂の前にある模様。
蓮かな・・・。
このお堂は、義経堂。
源義経を魔王尊の脇侍「遮那王尊(しゃなおうそん)」として祀ってある。
その横にも杉の大木。
実に堂々としている。
まわしもつけてもらってなんだかエラそう。
これがよくでてくる木の根道。
このあたりの岩盤が固く地下に根を張れない杉の根が剥き出し状態。
これを利用して牛若丸が兵法の稽古をしていたらしい。
こういうところはあまり人が通らない方がいいかも。
だんだん荒れてきているように見えるのがちょっと気になる。
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一枚目の木の写真に吸い込まれそうです。
by ぎーこ (2009-10-25 06:38)
おはようございます。
この杉を見るたびに、人間の小ささを感じますね。人間のいろいろな仕業を見てきたのでしょうね。
そう、木の眼街道、荒れてきていますね。
by すー (2009-10-25 08:00)
京八流を京男流と読んでしまった(笑)。
植物が声を出せたら凄いことになるんでしょうね。
とても森には入れない・・・
by ドン亀 (2009-10-25 09:57)
杉を見ていたら、鼻水が…
ウソです^^;
今日は、寒いので鼻がゆるくなりがちです^^;
by ゴーパ1号 (2009-10-25 13:24)
こんにちは
素晴らしい杉の木ですね。
花粉症ですが、やっぱり立派だと
思いますよ。
それに比べたら、ホントに人の小さな事!
by pomme (2009-10-25 16:54)
>ぎーこさん、こんばんは。
大きな杉・・・いまが壮年のような存在感がありました。
by 京男 (2009-10-25 18:17)
>すーさん、こんばんは。
歴史を垣間見てきた杉。どういう風に感じているのかな。
牛若丸が登ったかもね。
木の根道は、なんとかしないとかわいそう。
by 京男 (2009-10-25 18:18)
>ドン亀さん、こんばんは。
いいですね。流派を創設しないといけないな。
こういう林には必ずボスの木があるんですよ。
そのボスに挨拶するといいと霊能力者の人がいっていた。
by 京男 (2009-10-25 18:20)
>ゴーパ1号さん、こんばんは。
急に冷えてきましたね。我が家でも風邪をひいているのがいる。
鍋物が美味しくなってきました。
by 京男 (2009-10-25 18:21)
>pommeさん、こんばんは。
花粉症だとこういうところは苦手かな。足下にはマムシやオオムカデ、ヤスデの大きいのがうようよとしていました。
杉は人間がはいるとアレルギーを起こすかも。(笑)
by 京男 (2009-10-25 18:23)
御神木 立派ですね。
うわ~~すごい木の根、かなり経っていますね。
by せつこ (2009-10-25 22:22)
>せつこさん、こんばんは。
こういう木がいっぱいあります。
木の根道もすごいでしょ。上を踏むのはあまりよくないだろうけど、自由に通れるんです。
by 京男 (2009-10-25 22:29)