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伏見稲荷大社の火焚祭・・・炎編 [行事]

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昨日の続き。
炎があがるとドンドン火焚き串をいれていきます。
これが見ていて重労働なのがわかります。

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高くあげないとカッコ悪い。
万歳のカッコの姿がきれいでないとね。

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同じように修験道系の護摩炊きと比べるとお作法が違うのがよくわかります。
修験道の方と炎の上がり方が違うように思う。
修験道は、心なしか炎が強くでているかも。
火をつける前の儀式も違う。
結界を念入りに張らはるのが修験道方式。

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↑1本200円か・・・一束100本やし・・・

それに比べると神道系の火焚祭は優しい感じがします。
雅な感じがする。
都会的な感じかな。
神楽舞とか大祓詞(おおはらえのことば)とか。
炎と舞がとてもいい。

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この大祓詞は、前段と後段にわかれる。
前段は、大祓に参集した皇族・百官に対して「祝詞をよく聞け」という内容。
後段では、そのような祓を行うと、罪・穢れがどのように消滅するかが語られる。
でも不思議に思っているのは、前段と後段の間にあるであろう肝心な呪文がないのです。
般若心経をご存じですか?
般若心経は、呪文部分が「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶」なんです。
簡単にいえばこの呪文部分を唱えたらそれでいい。
大祓詞には、この呪文部分が抜けている。
この点がとても不思議に思っているのです。
このことは江戸時代から議論されているんやそうです。

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目の前で焚かれていて、見ている方も輻射熱がすごい。
顔がとても熱い。
カメラも熱くなっていた。
ちょっと心配になるぐらい。

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↑京阪電車の伏見稲荷駅、朱の色が特徴。神社の駅らしいでしょ。

時々、鮮やかな色になっている写真があると思います。
デジカメのLUMIX LX3のファームウェアアップデートした新機能のハイダイナミックモードでとった写真です。モノクロの写真もそうです。
アスペクト比1:1はまだ試してないな。
確かにホワイトバランスの性能がよくなっている。
下手に自分で調整するよりもいいくらい。

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タグ:京都 社寺 行事
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コメント 16

ぎーこ

すごい迫力の写真ばかりですね。
真っ赤な炎が印象に残ります。
駅も素敵な雰囲気ですね。
by ぎーこ (2009-11-11 07:07) 

京男

>ぎーこさん、おはようございます。
火焚き串を投げ入れる瞬間が「万歳」の正しいやり方に近いかな。ちょっと内側を向けるのが正しいやり方らしい。
駅もこうやってみると味わいがあるでしょ。いつも特急で通り過ぎるだけだから。
by 京男 (2009-11-11 07:21) 

すー

おはようございます。
凄い迫力ですね。望遠が生きていますね。
すばらしい作品に仕上がり、カメラの性能も生かされたというところですね。
カメラより、腕前かな!!

by すー (2009-11-11 07:45) 

京男

>すーさん、おはようございます。
18倍ぐらいの望遠はいいですね。ただ火焚き串の書いてある内容まではっきり写ってしまい、ブログに載せられないという番狂わせもありました。
腕前よりカメラの性能ですよ。もちろん撮るという意志は必要ですが。
by 京男 (2009-11-11 08:55) 

ゴーパ1号

「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶」すごいな。。書けない。。
by ゴーパ1号 (2009-11-11 09:45) 

京男

>ゴーパ1号さん、おはようございます。
写経すれば書けます。「ぎゃていぎゃていはらぎゃてい はらそうぎゃていぼじそわか」(智慧よ、智慧よ、完全なる智慧よ、完成された完全なる智慧よ、悟りよ、幸あれ)
言語的発音は「ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ホーディ スヴァハー」これなら海外でも通用します。
以外と意味は知らないですよね。
我が家の住所も結構書けないですよ。(笑)
by 京男 (2009-11-11 10:02) 

pomme

こんにちは
最初の写真にびっくり。
紅蓮の炎ですね。こんな風に写すのは
難しいのでしょうね。

神道と仏教の雰囲気の違い
わかる気がします。

by pomme (2009-11-11 14:11) 

京男

>pommeさん、こんにちは。
炎の近くだったので、顔が焼ける感じでした。
もう少しで焼京男になるところでした。
炎の写真は、ほとんど無意識にシャッターをきるんです。
いい写真を撮ろうなんて思っているとタイミングをはずす。
無心が一番。
私は修験道や密教の方が親しみをもてますね。
神道はちょっとやさしいかな。
by 京男 (2009-11-11 14:22) 

さっちゃん

こんばんわ。
一瞬PCに水を掛けそうになりました。
凄い迫力の炎ですね。柴燈護摩供をおもいだします。
あの時は山伏ばかりで荒々しかったですが、
火焚祭りは巫女さんなので優しさを感じます。
ふしみいなり駅が神社のように見えますね。




by さっちゃん (2009-11-11 20:36) 

京男

>さっちゃんさん、こんばんは。
炎の写真は好きなんです。撮っている時は意識しないけど、後で迫力がある写真があるのをみつけるとうれしいんです。
実際は、神道系の護摩は優しい感じで物足りないのです。
やっぱり剣や弓がでてこないとね。まさかりとか。
太鼓や不動明王の真言とかがないと頼りない。
by 京男 (2009-11-11 21:17) 

guran

火焚き串を投げてる人が炎の中に・・・
すごい勢いですね!
炎の色が鮮やかです^^
by guran (2009-11-11 21:50) 

京男

>guranさん、こんばんは。
炎越しに人を見るととても面白い。
空間が混ぜられている感じがいい。
炎がとても清浄に感じられました。
by 京男 (2009-11-11 22:14) 

お昼寝ねこ

炎、あざやかですねぇ。駅の朱色も鮮やかですけど。迫力満点です。こんな、炎を題材にした和菓子、なんていうのもどこかにあるのでしょうかねぇ。ちょっと、題材にするには激しすぎるかしら、ですが。

by お昼寝ねこ (2009-11-12 08:10) 

京男

>お昼寝ねこさん、おはようございます。
京阪の伏見稲荷駅は、もう神社そのものでしょ。
いつもは特急しか乗らないから通り過ぎることが多いんです。
炎を題材にした生菓子はみたことがないな。
つくれると思いますよ。写実的にも抽象的にも。
お店としてはつくらないだろうけど。
お火焚き饅頭の上等なのを探しているのですが、お餅屋さんクラスしかつくっていないからなかなか出会えません。お餅屋さんのはボソボソしてあまり好きじゃないんです。
by 京男 (2009-11-12 09:06) 

せつこ

迫力ありますね、初めて見ました。
by せつこ (2009-11-14 20:43) 

京男

>せつこさん、こんばんは。
炎がすごいでしょ。かなり近くだったんです。
熱かった。カメラが心配になるぐらいだった。
by 京男 (2009-11-14 23:36) 

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