追儺式・・・今年も方相氏が勝ちました [社寺・和菓子]
さて、お待たせしました。
吉田神社の追儺式(ついなしき)です。
始まる時間が6時なのでもう日は暮れています。
吉田神社の追儺式は俗に「鬼やらい」ともいいます。
平安期の初期から毎年宮中で行われていたようで、吉田神社はその古式に則って行われているようです。
儀式は、インタビューした大舎人黄金四つ目の仮面を被り玄衣朱裳(げんいしゅしょう)を着て盾矛を持った方相氏(ほうそうし)とお付の小童多数を従え入場。
陰陽師(おんみょうじ)祭文を奏されます。
その時、赤青黄鬼が入場、方相氏を挑発。
緊張の瞬間。
方相氏大声を発し盾を打つこと3度、群臣呼応して舞殿を一巡。
乱闘状態になります。
各々の鬼の意味は、赤鬼は人間の「怒り」、青鬼は「悲しみ」
黄鬼は「カレー」じゃなかった「苦悩」を表している。
最初は、元気だった鬼さんたちがダンダン弱ってきます。
最後はヘロヘロ状態になって退場。
方相氏や小童も退場。
たまには、鬼の方が勝つ年もあっても面白いかも。
ウォール街の守銭奴鬼や禿鷹鬼が加勢にきて・・・とか。
最後に上卿以下殿上人が桃弓で葦矢を放ち疫鬼を追い払う。
長く待った割には、あっさり終わります。
撤収は人がいっぱいでなかなか帰れない。
↑総本家駿河屋「鬼は外」
↑小豆かのこ、粒あん
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3人揃って「やーっ!」
D鳥倶楽部さんが入ってるのかと^^;
…失礼しました。
by ゴーパ1号 (2010-02-07 10:38)
おはようございます。
吉田神社の追難(字が探せません)式を
いながらにして見せていただけました。
平安初期からですか!
すごいことですね、まだ陰陽師とかが
生きている世界なのですね。
by pomme (2010-02-07 10:43)
>ゴーパ1号さん、こんにちは。
ほんとはもう少し乱闘してくれてもいいのにね。
建物を4周だけじゃちょっと撮影しずらい。
まあ、善悪が渾然一体になる(バターみたいに)まではいいけど。
by 京男 (2010-02-07 15:30)
>pommeさん、こんにちは。
古式の追儺式(辞書登録したのかな?)は珍しいでしょ。
宮中の行事らしい。
まだ、陰陽道とかが残っているのが京都っぽいでしょ。
by 京男 (2010-02-07 15:32)
こんにちは
これはぜひ見たいものですね。
基本的に夜は出かけないので・・・見るのには力が要りますね。
総本家駿河屋「鬼は外」いいですね。
このデザインがかわいいです。
by すー (2010-02-07 16:36)
>すーさん、こんばんは。
このアングルから観るのは至難の技。
二時間もじっと待っていないとね。
そろそろ飽きてきました。来年はすーさんに譲ろうかな。(笑)
この和菓子かわいいでしょ。
by 京男 (2010-02-07 18:22)
鬼払い、長い歴史のあるものだったんですね。駿河屋さんの「鬼は外」ピンクの角?がかわいらしいですね。おもわず、くすっと笑いをさそう形です。
by お昼寝ねこ (2010-02-07 23:52)
おはようございます。
多くの方が参加されてます。
子供のこの頃からこんな行事に出ていると・・・・・
第二の京男さんもでるかも?
by BPノスタルジックカーショー (2010-02-08 05:21)
>お昼寝ねこさん、おはようございます。
京都は、怨霊の街。昔の人は、怨霊を極端に恐れていた。
だから神社が多いし、寺も多い。行事も多い。それはみんな怨霊対策なんです。
この和菓子はちょっとかわいいでしょ。
by 京男 (2010-02-08 07:24)
>BPノスタルジックカーショーさん、おはようございます。
私はこの手の行事は出たことがないんです。小さい時は特に。
小さい時からこういう行事に出たらきっと引き継いでくれると思いますね。
by 京男 (2010-02-08 07:26)