二度美味しい庭園

ここは、東福寺開山堂、別名常楽庵。
通天橋を渡るとあります。
常楽庵っていい名前やね。





正面が開山堂。左手が普門院。
その前庭が面白いんです。
向かって左が枯山水。
右手が築山風。





このコントラストが面白い。
二つの景色が楽しめます。
普通の時はここは、静かでゆっくりすわって眺められます。





枯山水は約百坪（330平方メートル）の平庭式で市松の砂紋をつけ、
鶴島、亀島を象った石組を配して蓬莢山水をあらわし、
対面の池庭は築山風、池中に亀島をつくり、枯滝を設けます。
禅院式と武家書院式とを調和させた江戸中期の代表的な名園とされています。





この枯山水のチェッカー状の模様が好きなんです。


↑紫野源水「わたぼうし」
この「わたぼうし」は花嫁のわたぼうしのイメージのシリーズ。
季節によって餡が変化します。
６月は、うすい豆餡。
この間、上賀茂神社に行った時にみた花嫁さんを思い出す。
やっぱりわたぼうしって美しく見えますね。


↑求肥、うすい豆餡

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タグ：和菓子 社寺 京都

コメント 12

二種類の庭が楽しめると見るか一つの大きな庭と見るか・・・
ここの庭は面白いですね～
人が少なそうなのもいい＾＾
東福寺っていろいろと楽しめるんですね！
by guran (2010-06-14 06:20) 

チッ(>_<)　guranさんに先を越された！！

京男さん、おはようございます＾＾

またまた東福寺シリーズですね！
近所に住んでて全然奥の奥まで観てなっかたのね~・・・
『常に楽・・・』アハハ~これはいい響きですね。
いつもそうならいいけど苦もあって頑張るからこそ人生ですね、常に楽を求めて！（笑）


by mayu (2010-06-14 06:29) 

＞guranさん、おはようございます。
最初不思議な感じだったんです。
ここの雰囲気が好きですね。
ゆっくりすわって眺めているとあきないですから。
by 京男 (2010-06-14 07:08) 

＞mayuさん、おはようございます。
ご夫婦でありがとうございます。
東福寺が残っていたんです。このままだと忘れそうだった。
「常に楽」どんなどん底状態でも本来は楽なんですよ。
自分の想いの問題。目先に振り回されないということでしょうね。
by 京男 (2010-06-14 07:11) 

おはようございます。
この時期の東福寺は人が少なく、ゆっくりと腰掛けてお庭が見れますね。
by すー (2010-06-14 08:38) 

＞すーさん、おはようございます。
きっと雨の日の庭もいいでしょうね。
苔もきれいになるし。

by 京男 (2010-06-14 10:27) 

こんばんは
東福寺さん、人の姿が見えず、
お庭なんとも素敵ですが、
早朝？それとも紅葉がないので、
人が居ないのですか？

季節で中味が変わるなんて、
いいですね。季節ごと、買いに京都へ
なんて、いいなあ。
by pomme (2010-06-14 22:26) 

＞pommeさん、こんばんは。
いまの東福寺はオフシーズンです。
緑がきれいとか観光客は気がつきませんね。
だからいまぐらいがいいんですよ。
このお菓子は、季節で中身がかわります。
これからは葛焼きかな。
by 京男 (2010-06-14 22:39) 

本当に京男さんは細かい所まで詳しいですね。
今日、本堂の東側は色とりどりのあやめ？カキツバタ？
とにかく、綺麗でした。
午後は予想外の日差しに青葉が光ってました。
by 蓮花 (2010-06-15 00:43) 

おはようございます。

東福寺は未体験です。
いやここもと言った方が良いかも？
場所を確認しましたので、今度行ってみたいですね。
by BPノスタルジックカーショー (2010-06-15 05:14) 

＞蓮花さん、おはようございます。
昨日行かれたのね。雨じゃなくてよかった。
ここは雨もいいかも苔が喜んでいるだろうし。
人も少ないからいいでしょ。
いまぐらいの京都は。
by 京男 (2010-06-15 05:22) 

＞BPノスタルジックカーショーさん、おはようございます。
梅雨入り前の東福寺って静かでいいですよ。
ゆっくり散策できるしね。
駐車場も無料だし。
緑を楽しめるし。隣の泉湧寺なんかも穴場です。
by 京男 (2010-06-15 05:24)