野菜冥利に尽きるだろうな・・・

普茶料理の続き。
本日は「笋羹（しゅんかん）」といわれる菜煮の盛り合わせ。
今回のコース（一番高いコース！！）は、笋羹が２皿になっている。
写真が多いので、２皿目は明日になります。


↑笋羹（しゅんかん）１／菜煮の盛合
彩りがなんともいえません。自然の素材の色がいっぱい。


↑取り皿に盛ってみました


↑蓮根が見えます


↑これはなにか？「ばちこ」を表現。「ばちこ」は、海鼠（なまこ）の卵巣の干したもの。本物は、強火でさっとあぶり、細くさいて食べます。
ちなみに海鼠の腸は「このわた」です。
芋茎（ずいき）でつくったな？


↑牛蒡にお豆腐かな？


↑お芋さんやね。これ美味しかった。京都人はこういうお芋さんが好きかも。


↑プチトマトの煮物。これも美味しかった。


↑梅の煮物、これは梅干しではないんです。身構えるほど甘くなかった。


↑蛇の目キュウリ。これなら八坂さんは怒らへんやろな。
何故か？キュウリの輪切りの形が八坂神社の紋に似ているので、祇園祭の月（７月）は敬意を表して、京都人は食べないという言い伝え。それは八坂神社の氏子のみ有効なんだろうな。私はバリバリいただきます。
中に入っているのはお豆腐です。

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タグ：京都 食

コメント 10

おはようございます！
彩りが良くて上品ですね～
お芋さんの色がたまらなく美味しそうです＾＾
by guran (2011-07-24 07:33) 

＞guranさん、おはようございます。
いいでしょ。お芋さん美味しいですよ。
プチトマトもね。
by 京男 (2011-07-24 08:08) 

おはようございます

＞野菜冥利に尽きるだろうな・

確かにそう思います。
見事です、朝からよいものをみせていただきました。
自然は本当に素晴らしいですね。
by すー (2011-07-24 08:50) 

＞すーさん、おはようございます。
野菜も自分がベストに料理されたら喜ぶ？なんて思います。
いま牛さんがまた問題になっていますが、丁寧に料理されず、ただ殺され土に埋められるのは悔しいでしょうね。それをした人類は自然に報復されるように思います。
by 京男 (2011-07-24 09:09) 

京男さん、おはようさんです~＾＾

うんうん、お芋さんもトマトも色が綺麗!
素材を十分大切にしていますね。
ずいき使ってうまい事しますね~こんな料理は目でも感動しますね。
こちらは絶対1度行こう☆
体にも良さそう、こんな料理食べてると穏やかの悟りの人間になったりして???（爆）

by mayu (2011-07-24 09:16) 

＞mayuさん、おはようございます。
素材をうまく使い切るというのは、生命を大切にするということ。
いまの牛さんの問題みたいに、ただ殺し、埋めるなんて最低だと思う。
きっと自然からしっぺ返しをくらうだおるな。これから農作物や海産物の問題もいっぱい出てくると思う。
なんだか怖いですね。
by 京男 (2011-07-24 09:27) 

今晩は
一皿にこんなにも手をかけるんですね。
一つ一つのお野菜が生き生きとして喜んで
いますね。トマト！梅漬けと思いました。
by pomme (2011-07-24 22:31) 

見た目に美しく、体にやさしいお料理なのですね。
by ゴーパ1号 (2011-07-25 00:36) 

＞pommeさん、おはようございます。
すごい手間ですよね。
野菜をここまで料理すると尊敬してしまいます。
私も梅だと思ったのですよ。たべるとトマトでビックリでした。
by 京男 (2011-07-25 05:38) 

＞ゴーパ1号さん、おはようございます。
圧倒的に美しい野菜料理です。すごいですね。
by 京男 (2011-07-25 05:39)