結界にて

↑紙垂（しで）、この紙垂は吉田流。落雷があると稲が育ち豊作なので、紙垂は、雷光・稲妻をイメージし、邪悪なものを追い払う。

昨日の智積院あおば祭の続き。
いよいよ関係各位が入場です。
法螺貝の音が印象的。


↑注連縄（しめなわ）で囲まれた空間に山伏さん達が入場


↑続いて智積院の管長が入場


↑不動明王を祀った祭壇前に整列。



座ったはるのが智積院の管長さんです。今日の風向きはどうかな・・・。
いつか柴燈（さいとう）大護摩法要の煙で燻されたはった。

さてこれから注連縄（しめなわ）で囲んだ空間を清め、神様を招き、俗にいえばパワー空間にする儀式をしていきます。
細かい説明は、省略します。


↑神斧（しんぷ）、いわゆる金太郎の鉞かな。


↑寶弓（ほうきゅう）、四隅と真ん中を色の付いた矢を射ることで清める。


↑寶剣（ほうけん）、剣をちらつかせて魔を脅す。この刃、本物なら警察の取り締まりの対象になるかもね。両刃ということで。


↑床堅（とこがた）、場を固めるというよな意味かな？

こういう時の山伏さんの声がドスが効いていていいんです。
山で鍛えた声なんでしょうね。
中高生に一年に一週間ぐらい山伏修行をさせれていいかも。
「風呂で屁をこいたような」しゃべり方の人が多いしね。
声の大きさと気合いはどんなことをする時でも、基本のように思います。

またまた明日に続く。

和菓子

• 作者: 中村 肇
• 出版社/メーカー: 河出書房新社
• 発売日: 2013/01/26
• メディア: 単行本

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タグ：社寺 京都

コメント 10

おはようございます。あおば祭りと聞くと新緑のお祭りのようなイメージでしたが、まさかね。全く違いました。
昔からのこう言う意味のあるお祭り、見たことないです。
お祭りに行けるようになった京男さんに期待大ですね！
by keiko (2014-06-18 06:38) 

＞keikoさん、おはようございます。
この行事は意外と知られていないかもしれません。
山伏さんが出てくる行事が好きなんですよ。
不動明王の真言とか火、太鼓の音が妙に心臓とシンクロしますから。
by 京男 (2014-06-18 07:39) 

おはようございます＾＾
青葉祭り、今まであまり聞いたことがなかった祭り。
斧を使ったり、矢を射ったり、歴史はあるようですね＠＠
こんなところへ出かけて行けるようになったことのほうに驚いてますよ～～

by せつこ (2014-06-18 08:30) 

＞せつこさん、おはようございます。
青葉まつりって簡単に言うと空海さんのお誕生日お祝い会みたいなものです。ただハッピーバースデー〜っと歌うかわりに太鼓、真言、護摩なんです。（笑）
ここは、いつも病院に通う時に通る時に歩くところなんです。
来るというより一箇所に立っていたというのが私にとって凄いことです。
by 京男 (2014-06-18 09:42) 

お父さん、おはよー！
こちらはやっと雨が降ってくれたわ。
青葉祭りってあまり聞かないわね。
京都は色んなお祭りがあるけど、
やはり祇園祭りが一番賑やかかしら？
by pochikun (2014-06-18 09:44) 

おはようございます

残したい行事ですね。
その意味も含めて後世に残したいですね。
by すー (2014-06-18 09:55) 

＞三女のぽちママさん、おはようございます
こちらは、まだ雨が降っていません。降るのかな・・・。
青葉まつりって空海さんのお誕生日会なんです。もちろんこの行事でケーキはでてこないけど、ロウソクの代わりに護摩壇ねっ！
そうですね。祇園祭は一ヶ月も続くし、山鉾巡行という大きなハイライトがあるしね。
by 京男 (2014-06-18 10:01) 

＞すーさん、おはようございます
空海さんのお誕生日ですから、確実に残ります。山伏さんたちを見ていると若い人も多しね。大丈夫。
by 京男 (2014-06-18 10:02) 

神聖な感じがすごく伝わってきています。声は気合ですね。^^;
by ソニックマイヅル (2014-06-18 16:27) 

＞ソニックマイヅルさん、こんにちは。
良い声の人がいますね。美声じゃないけど。
by 京男 (2014-06-18 16:43)