SSブログ

烏寺? [風景]

DSC09180.JPG
↑烏寺

ここは、烏寺といいます。
なんてことない普通のお寺。
正式な名称は「熊谷山専定寺(くまがいざんせんじょうじ)」。
浄土宗禅林派の寺。
お寺の名前が不思議でしょ。

DSC09177.JPG
↑高札

伝説があります。
伝説によると、1207年(建永2年)9月4日、専定という旅の僧が松の木陰で休んでいると、梢にとまった二羽の烏が「今日は熊谷蓮生房が大往生の日だ。西方浄土へ導かれるのも念仏の功徳というものだろう」と話して飛び去っていった。
不思議に思った専定が熊谷蓮生房の庵を訪ねると、その日に蓮生房は亡くなっていたという。
でも熊谷蓮生房って誰?

DSC09174.JPG
↑東を見ると豊国神社が見えます。

※熊谷蓮生房(直実)は、武蔵国熊谷郷の武将で源頼朝の御家人として活躍し、一ノ谷の合戦では、源義経の鵯越に従い、平敦盛を討った武将として知られている。
敦盛を討ったことに無常感を深くし、仏門へ入ったといわれ、法然に師事して出家した。

DSC09181.JPG
↑豊国神社、京都名物汚い電線。こういう電線がなければいいのになぁ・・・。

なんで烏なの?
この烏は、熊野権現だったらしい。なら三本足の烏だったのかな?

DSC09172.JPG
↑豊国神社の南隣が京都国立博物館。博物館は美術館と違って名前を売ったりしないのね。もし売ってたら「京男博物館」になっていたかも。(笑)

DSC09167.JPG
↑いつぞら夜中(丑三つ時)に、私の耳元で羽音を鳴らして、目覚めさせてくれた蚊です。結構まるまると肥っているでしょ。私の血を吸ったのかも。次の日の朝、倒れていた。きっと京男の毒素にあたったのかもね。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:風景 京都
nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

nice! 2

コメント 4

すー

おはようございます
観光都市に電線は醜いですよね。
〇〇企業電線地中化地域などの看板を上げさせることで電線の地中化できないのかな? そんな企業なら応援するのに・・・
by すー (2017-09-30 06:57) 

京男

>すーさん、おはようございます。
京都市のキャッチフレーズを「電線がいっぱいある街・・京都」「交通停滞と立ち食いの街・・・京都」「行列の出来る街・・・京都」なんてのはどうでしょうね。
by 京男 (2017-09-30 07:44) 

常盤万作

京男様おはようございます。
熊谷蓮生房(直実)の話は平家物語の無常観を良く表していると思います。
直実と蠅では少し直実が可愛そう。
京都人は、今でも東戎を軽蔑していますね。



by 常盤万作 (2017-09-30 08:01) 

京男

>常盤万作さん、おはようございます。
そういえば『平家物語』は、読んでないかも。最初のフレーズしか知らない・・・。だから熊谷さんと敦盛さんのこと、よくしらなかった。
恥ずかしい限りです。
京都人って、御所中心に観ているのでしょうね。
by 京男 (2017-09-30 08:27) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。