糺の森に神宿る [風景・和菓子]
昨日、下鴨神社に行ってみた。
糺の森に行きたくなったのです。
なぜなんだろう?
まあ、行きたいと心が思ったら逆らわないようにしています。
ちょうどお天気もよかったしね。
テレビで寒い寒いと言っていたけど、全然寒くなかった。
きっとマスゴミの心が寒いのだろう。
バスに乗るとムッとするような、居心地の悪い温度と湿度と匂いだった。
マスクを持ってきたらよかった。
帰りは、タクシーに乗ったけど、暖房がはいっていた。
どうなっているんだろう。
おかげでちょっと汗をかいてしまった。
でも糺の森は、快適だった。
鳥居とか見えてくると快適な雰囲気がなくなる。
それが昨日はよくわかった。
糺の森には、神と呼ばれるエネルギーがあるけど、鳥居や社殿には、神はいないのだと思う。所詮人間が作り管理している場所ですからね。
だから生臭い雰囲気が漂う。
しかも、観光客がドロドロとして欲望で願っている。
いい縁が授かるように・・・と。
いい縁が授かりたかったら、まず自分がいい縁にならないといけないのだと思う。
もし、社殿に神様がいて、浮浪者のように垢まみれの汚い、悪臭プンプンの人間が社殿に来て、小銭を賽銭箱い入れ、大胆な願いを言う。
神様も嫌になるだろう。
神様は、糺の森の空間に存在するかも。
みなさん、拝む所を間違っている。
よく考えたら今日11日は、妹の祥月命日だ。
中学3年の時、病気で亡くなった。
生まれたのが1月1日、亡くなったのが11月11日。
よく勉強ができて、クラスの人気者だったらしい。
その逆が私。
両親に、なにかと比べられた。
中3ぐらいの成績や評判で、その子を評価してはいけない。
知識を記憶することを否定はしませんが、これからの時代あまり役に立たないかも。
AIに負けてしまうような頭の鍛え方は役にたたないかも。
直観や意識力の時代がもう来ている。
なんて考えながら糺の森を歩いていました。
↑嘯月「山みち」
↑こなし
この生菓子、面白い形ですね。こういう抽象的な意匠が京都らしいと思います。
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
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京男様おはようございます。
昔は分かりやすい暖房でした。
炭火、焚火、練炭、炭団、と「火」を扱い火のお陰で暖かくなりました。
省エネでは日向ぼこ、押し競饅頭ですな。
火事とか一酸化中毒とかで、なくなりました。茶道で炭火が残っていますが、形式美ですね。
by 常盤万作 (2017-11-11 06:49)
おはようございます
写真を見ているだけでもいやされます。
行ってみたくなりました(^_^)ニコニコ
by すー (2017-11-11 07:18)
>常盤万作さん、おはようございます。
昔の暖房はシンプルでしたね。練炭の火鉢と掘り炬燵、夜は湯たんぽか豆炭でした。そのうち、家全体を弱い電子レンジになるかもしれません。昔の京都は寒かったですよ。いいのか悪いのかわからないですが、最近の京都は暖かいですね。
by 京男 (2017-11-11 09:11)
>すーさん、おはようございます。
もう少ししたらもっと色彩が豊かになるかも。
行ってみてください。
by 京男 (2017-11-11 09:13)
まだ紅葉はすすんでませんね、青々だ~~
「大胆な願いを言う。」なるほど、そうかも!
by せつこ (2017-11-11 16:35)
>せつこさん、こんばんは。
ここの紅葉は、どれぐらい進むのかよくわかりません。
神社は、願いではなくお礼を言いに行く場所かも。
by 京男 (2017-11-11 19:48)
こんばんは
そうでした、私も糺の森って、神社に
しっくりきてないなと感じましたよ。
そういうことだったんだ!
親って、亡くした子を最上級にしますね。
私も亡くなった兄の後に生まれたので、
たった一年半生きた子と比べられました。
困ったものです。
by pomme (2017-11-11 22:40)
>pommeさん、おはようございます。
同じような印象をお持ちなんですね。最近の京都の神社、妙に軽くなりました。威厳がないというか・・・参拝者も悪いのかもしれません。
亡くなった子供って特別なんでしょうね。目も前にいる子供が劣って見える。いまでもそうなんだろうか。一度聞いてみたいものです。親の見目がない場合もあるのかも。
by 京男 (2017-11-12 07:58)