白湯を飲むだけなのに・・・鉄とチタン [モノ]
年末「白湯を飲もう!」と閃いた。
最近、珈琲や紅茶も好みのモノが少なくなった。
手に入れるのに苦労する。
「白湯、いいじゃない。お金もかからんしやろう」となりました。
やってみて話が大事になってしまった。
その記録です。
↑今回手に入れた鉄瓶、現代風が気に入りました。
まずお湯を沸かすのに、薬缶が必要。
皆さんから「なんでもいいじゃない。薬缶や鍋ぐらいどの家庭でもあるでしょ」と言われるかもしれない。
でも私はそういうことにならない。
自分でも面倒臭い。
昔、水の研究をしたのです。
理想は、井戸水を炭の火鉢と酸化皮膜がしっかりついた鉄瓶で沸かすと美味しい。
茶室を作ったりはできない・・・。マンションでは火鉢も無知。
「鉄瓶ぐらいならできそう!」と軽く考えた。
↑ツル(持ち手)が倒せてコンパクトに納まり、収納に便利なんです。
安い変な国で作った鉄瓶はだめというのはわかります。
ネットで南部鉄の鉄瓶を手に入れることにした。
ただ、昔のようなモノは嫌だった。
さて白湯を沸かそうと思ったら「育てないといけない」とわりました。
買っただけでは、美味しい白湯はできない!
今年になってから、毎日毎日コトコト沸かしておりました。
分厚い鉄瓶は、凄いですね。
↑木製つまみが鉄瓶の縁にきれいに掛かり、水気を乾かしやすい環境をつくり、錆びにくくします。
さて自宅で楽しむだけなら問題はない。
問題は、持って出たいとなります。
そこでチタン製の魔法瓶の登場です。
↑包まれているのが「シャトルチタン」27歳なんです。(笑)
サーモス(THERMOS)のチタンの魔法ビン「シャトルチタン」、1990年ぐらいに手に入れました。
普通ならステンレス製の中ビンなんですが、軽くするためにチタンで作ってあります。チタンでこういう魔法ビンを作るのは、画期的だったのです。価格もステンレス製の2倍ぐらいだったと思います。
当時、なぜこんなモノをかったのか?軽いというのもありますが、チタンというのはステンレスに比べ金属イオンがでないのだそうです。紅茶を入れた場合、ステンレス製の場合味が変化するのです。(いまのステンレスボトルはそういうのはないかも)
↑これはいま売っているケース。ピッタリ収まりました。
今回「白湯を飲む」ということで復活させました。
ただ、中栓が劣化してきている可能性があります。メーカーに電話したら中栓が廃盤になっていた。でも現時点では、まだ使えることがわかりました。
まあ27年も経っているからしかたない。こんな歴史的にも画期的なモデルなんだから中栓だけでも復刻してほしい。
↑倉敷本染手織研究所で昨年末に入手。色合いが私らしい。
これで白湯を持ち出せることになりました。
白湯を飲むときにどうする?
魔法瓶の蓋では、ちょっと悲しい。
そこでまたまたチタンカップが登場。
このチタンカップは、小さいのですが魔法瓶の中ビンのような構造で保温してくれます。また熱い液体をいれても熱くなりません。
以前、父親にプレゼントしてのですが、愛用しているようで新規に買いました。
それをいれる袋類も新規購入。
↑これが真空チタンカップ。白湯をいれても外が熱くなりません。保温効果も若干あります。
白湯を飲むのにとんでもない労力がかかりました。
アホでしょ。
この種のこだわりが京男らしい。
朝も珈琲でなく白湯となりました。
父親に言ったら「理解できん」と言うでしょう。
鉄瓶のメンテナンス方や白湯の健康的効用なんてのもあるけど省略します。
調べるとたくさんでてきます。
珈琲や紅茶もいいものが手に入れば飲みますよ。止めた訳では無い。
なにがなんでも白湯なんてことではない。
「無味の中に美味を味わう」のもいいことのように思います。
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します
Twitter→@kyo_otoko
最近、珈琲や紅茶も好みのモノが少なくなった。
手に入れるのに苦労する。
「白湯、いいじゃない。お金もかからんしやろう」となりました。
やってみて話が大事になってしまった。
その記録です。
↑今回手に入れた鉄瓶、現代風が気に入りました。
まずお湯を沸かすのに、薬缶が必要。
皆さんから「なんでもいいじゃない。薬缶や鍋ぐらいどの家庭でもあるでしょ」と言われるかもしれない。
でも私はそういうことにならない。
自分でも面倒臭い。
昔、水の研究をしたのです。
理想は、井戸水を炭の火鉢と酸化皮膜がしっかりついた鉄瓶で沸かすと美味しい。
茶室を作ったりはできない・・・。マンションでは火鉢も無知。
「鉄瓶ぐらいならできそう!」と軽く考えた。
↑ツル(持ち手)が倒せてコンパクトに納まり、収納に便利なんです。
安い変な国で作った鉄瓶はだめというのはわかります。
ネットで南部鉄の鉄瓶を手に入れることにした。
ただ、昔のようなモノは嫌だった。
さて白湯を沸かそうと思ったら「育てないといけない」とわりました。
買っただけでは、美味しい白湯はできない!
今年になってから、毎日毎日コトコト沸かしておりました。
分厚い鉄瓶は、凄いですね。
↑木製つまみが鉄瓶の縁にきれいに掛かり、水気を乾かしやすい環境をつくり、錆びにくくします。
さて自宅で楽しむだけなら問題はない。
問題は、持って出たいとなります。
そこでチタン製の魔法瓶の登場です。
↑包まれているのが「シャトルチタン」27歳なんです。(笑)
サーモス(THERMOS)のチタンの魔法ビン「シャトルチタン」、1990年ぐらいに手に入れました。
普通ならステンレス製の中ビンなんですが、軽くするためにチタンで作ってあります。チタンでこういう魔法ビンを作るのは、画期的だったのです。価格もステンレス製の2倍ぐらいだったと思います。
当時、なぜこんなモノをかったのか?軽いというのもありますが、チタンというのはステンレスに比べ金属イオンがでないのだそうです。紅茶を入れた場合、ステンレス製の場合味が変化するのです。(いまのステンレスボトルはそういうのはないかも)
↑これはいま売っているケース。ピッタリ収まりました。
今回「白湯を飲む」ということで復活させました。
ただ、中栓が劣化してきている可能性があります。メーカーに電話したら中栓が廃盤になっていた。でも現時点では、まだ使えることがわかりました。
まあ27年も経っているからしかたない。こんな歴史的にも画期的なモデルなんだから中栓だけでも復刻してほしい。
↑倉敷本染手織研究所で昨年末に入手。色合いが私らしい。
これで白湯を持ち出せることになりました。
白湯を飲むときにどうする?
魔法瓶の蓋では、ちょっと悲しい。
そこでまたまたチタンカップが登場。
このチタンカップは、小さいのですが魔法瓶の中ビンのような構造で保温してくれます。また熱い液体をいれても熱くなりません。
以前、父親にプレゼントしてのですが、愛用しているようで新規に買いました。
それをいれる袋類も新規購入。
↑これが真空チタンカップ。白湯をいれても外が熱くなりません。保温効果も若干あります。
白湯を飲むのにとんでもない労力がかかりました。
アホでしょ。
この種のこだわりが京男らしい。
朝も珈琲でなく白湯となりました。
父親に言ったら「理解できん」と言うでしょう。
鉄瓶のメンテナンス方や白湯の健康的効用なんてのもあるけど省略します。
調べるとたくさんでてきます。
珈琲や紅茶もいいものが手に入れば飲みますよ。止めた訳では無い。
なにがなんでも白湯なんてことではない。
「無味の中に美味を味わう」のもいいことのように思います。
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
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Twitter→@kyo_otoko
2018-01-10 05:31
nice!(6)
コメント(6)
京男様おはようございます。
魔法瓶は狩猟で愛用していました。中がガラス製のアラジンです。
タータンチェックの外装で、蓋がコップになりました。破損して、探しましたが近くの店舗には有りません。
店員に尋ねると、中はステンが良いそうです。説明するのも疲れるので「そうね」と言って帰りました。
by 常盤万作 (2018-01-10 08:38)
>常盤万作さん、おはようございます。
魔法瓶、いまはステンレス製が主流ですね。アラジン・・・懐かし、私も使っていました。紅茶を入れるのには、ガラスがベストです。ステンレス製は、金属イオンで味が変化してしまいます。その点でチタンとなった訳です。でもチタンの魔法瓶は、加工が難しく今ではないです。あれば新を買っています。
アラジンの会社がいまは、スタンレーという名前になり、ステンレス中心らしい。ステンレスなら日本製の方がいいのかも。
by 京男 (2018-01-10 09:41)
こんにちは
そのこだわりの10分の1でも分けてほしい(^_^)ニコニコ
by すー (2018-01-10 13:49)
>すーさん、こんにちは。
ちょっとこだわり過ぎでしょ。昔は無意識でやっていたことなんです。いま、それらを甦らせる必要があるかもと思います。
by 京男 (2018-01-10 14:10)
今晩は
私も最近、半年くらい前から白湯を入れた
サーモを持ち歩いています。
ただし、ステンレスの薬缶で沸かした
普通の白湯です・・・・
京男さんの白湯が飛び切り上等なんでしょうね。
by pomme (2018-01-10 21:52)
>pommeさん、おはようございます。
いまぐらいの時は、温かいものがいいですね。
鉄瓶のすごさがわかりました。
気をつかわないといけませんが、それさえクリアすれば美味しい白湯になってくれます。
by 京男 (2018-01-11 07:13)