ぬれつばめ [風景・和菓子]
ここ数年、ツバメの巣作りを見かけることが少なくなった。
以前ならベランダからツバメが桜の木のところを飛んで、虫を捕りに来ていた。
それが最近、いないのです。
この東山地区もどんどん空き家が増えてきている。
以前ならツバメが巣を作っていた家も、人が住まなくなると巣作りをしないのです。
あれは不思議です。
人が出入りするから巣作りをする。
人が居なくなったら天敵から巣を守れないと判断しているようなのです。
↑紫野源水「ぬれつばめ」
↑煉切、白小豆こしあん
空き家になったと思ったら、工事をする。
完成したらゲストハウスになっている。
この勢いがすごい。
こんなのでいいのかな?
東山区は高齢者が多く住んでいるのです。
独居も多い。
信じられないと思うのですが、家にお風呂が付いていない家も結構あります。
だから銭湯が多かった。
その銭湯がどんどん廃業している。
廃業した後は、ゲストハウス。
もしオリンピックが開催され、その後はどうするのかな?
国際的な何らかの事情が生じて、外国からの観光客が来なくなったら、京都の街はどうなるのだろう。
宿泊施設がどんどん廃業。
そうか、ゲストハウスや急増ホテルは、老人の介護施設に転用できるか。
そんな事態にならないことを祈ります。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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それは深刻な問題かと愚考するのですが(ノ_-;)ハア…
逆に、観光客は訪れるけど住んでいる人がいない
軍艦島みたいになってしまうかもヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
by middrinn (2018-06-13 08:40)
> middrinnさん、おはようございます。
あと百年二百年後、京都市内はどうなっているのでしょうね。
古くからある地区は、人口が極端に減少しているでしょう。
京都市は、目先でなく百年二百年サイクルで都市計画をしてほしい。
by 京男 (2018-06-13 09:13)
京男様おはようございます。
妻のアッシー君から帰りました。
カラスの濡れ羽色は有名ですね。
少し前までのアパート、借家には風呂はありません。建築費が嵩むのと、防火です。
志摩から紀州への港町では普通の家も風呂はありません。これは火災を恐れてのことです。窓より腕を出せば、隣家の人と握手が出来る街並みでは類焼で全滅です。
風呂屋の二階は社交場で、私もここで将棋を習いました。
by 常盤万作 (2018-06-13 09:47)
>常盤万作さん、おはようございます。
お風呂のない家なんて、私の住む東山地区にまだあります。
それも老夫妻や独居老人が住む家がそうなんです。
だから近所に銭湯がありました。
でもその銭湯が廃業ラッシュなんです。
いま、お風呂に入るにも入れない高齢者がたくさん居られます。
デイサービスでお風呂となります。
でもデイサービスに行かない独居老人はどうするのだろう・・・。
お爺さんはデイサービスに行くのを嫌がります。曰く「あんな所に行って童謡を歌ったり、体操を強いられるのがいやらしい。確かに私でも嫌ですね。私がそういう施設に行かされたらどうするだろう・・・。
by 京男 (2018-06-13 10:02)
おはようございます。
ツバメは人の住んでいない家には
巣を作らないって、びっくりしました。
すごい事ですね。
だから、幸せのシンボルのように言われて
いるのかしら。
親類の家は、玄関ポーチや壁が汚れると
作りかけの巣を取り除いてようです。
ちょっとビックリしましたが、そういう家も
今は多いのかもしれません。
by pomme (2018-06-13 10:16)
>pommeさん、こんにちは。
不思議ですね。どうやって人の住まなくなったと判断するのでしょう。
ゴミの日に見ていたりして・・・・。
玄関から中に入ったところに巣を作る親もいますね。
作られた方も大変。
by 京男 (2018-06-13 11:57)
こんにちは
政策が場当たり出来ですよね。
by すー (2018-06-13 13:55)
>すーさん、こんにちは。
いまの政府は死に体状態ですね。国民が幸福感や誇りを感じていない。
精神的に病んだ人も多い。変な事件も多く起こり、人の悲惨な死を見聞きしても国民は無感動になっている。なんか怖い状態ですね。家庭を政府が崩壊させた責任は重い。教育現場も荒廃している。
そんな風に感じます。
by 京男 (2018-06-13 15:57)