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不思議な形がいっぱい [社寺]

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本日は、勤労感謝の日。
日本の国民の祝日です。
昔なら新嘗祭でした。日本はもともと農業国家だったので、古くから神々に五穀の収穫を祝う風習があった。
いまは、農業国家の色合いが薄くなりましたね。
拝金国家になったかも。

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↑本堂

さて本日の記事は、六波羅蜜寺。
創建は平安時代中期の天暦5年(951)踊り念仏で知られる市聖(いちひじり)空也(くうや)が始めた。
空也上人って、教科書に口から6体の阿弥陀仏を出している像の写真を見たことがあるでしょ。あの人です。

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↑弁財天堂

お寺の名前は、仏教の「六波羅蜜」から由来しているそうです。
「六波羅蜜」は、仏の境涯に到るための六つの修行のことをいう。
布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧、説明は省略。

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平安時代の鴨川の岸からこのお寺ぐらいまで、遺体や病人などを捨て場だった。
昔は、風葬や鳥葬みたいな状態だったそうです。
幽霊飴の話もこのあたりで起こったのです。
だから不思議な現象が今でも当たり前に起こっている家があるらしいのです。
京男Jr. たちの学校もこのあたりで、友人たちの家がそんな状態だと聞いています。
本物すぎてテレビの番組にならないぐらいです。

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↑不思議なバランスの像

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空也の死後、977年に比叡山の僧・中信が中興して天台別院とし、六波羅蜜寺と改称した。それ以降天台宗に属したが、桃山時代に真言宗智積院の末寺となった。平安末にはこの付近に、六波羅殿と呼ばれた平清盛ら平家一門の屋敷が営まれた。またのちに鎌倉幕府によって六波羅探題が置かれたのもこの付近である。

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↑天神さん系ではない牛さん

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↑独鈷の柵

この六波羅蜜寺、なぜ弁財天なのかよくわからない。
でも結構、前面にでていますね。
現世利益満載の境内に「すごい!」と思ってしまいます。

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タグ:京都 社寺
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コメント 4

すー

おはようございます。
私も神社仏閣で、不思議な形を探すの好きです!
by すー (2018-11-23 06:06) 

常盤万作

京男様おはようございます。
「拝金国家」まったく、その感を強くします!!!
人の価値を「なんぼ儲けるか」で判断していますね。
by 常盤万作 (2018-11-23 06:26) 

京男

>すーさん、おはようございます。
社寺の形、面白いですね。境内にいろんな神仏が同居しているのですが、それの関係を調べるとそれも面白い。
by 京男 (2018-11-23 09:02) 

京男

>常盤万作さん、おはようございます。
近年、社寺が急速に拝金化して来ているように思います。
世界中が拝金主義のような状態。それが人間を不幸にし、自然を破壊してきている。そのように観じます。
by 京男 (2018-11-23 09:11) 

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