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秋というより初冬 [風景・和菓子]

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なぜか今年は、紅葉名所に足が向かない。
近所の黄葉や紅葉で十分満足しているのです。
名所といわれる場所に行くと綺麗なのはよくわかりますが、観光客が多すぎる。

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撮影をするのも大変なんです。
綺麗に撮れる場所ってあるじゃないですか。その場合、その場所で行列が出来るのです。待っていてアホらしくなる。
そこまでして撮影したなくない。
同じような絵しか撮れないしね。

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こうやって近所の景色なら観光客も多くないし、撮影の邪魔もされない。
時間が短くて済むのもいい。
嫌になったら家にすぐに帰れるしね。

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桜でも同じ、家のダイニングから桜を観ながら食事ができるのに、なんでわざわざ人の多いところに行かないといけないのかな?
最近、そう考えてきましたね。
十数年前と現在とでは、京都市内も変わってしまいました。
なんか京都市内がチャラチャラしているように感じる。
しかも、着物のようなものを来ている人も多い。あれも京都の景観を乱しているものに思う。

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いま、東山地区の祇園新橋あたりで開店した焼き鳥屋の問題がある。
焼き鳥屋から出る煙や匂いが「景観」を台無しにしていると地元の人間ともめているらしい。確かにあの辺を歩いていて、焼き鳥を焼く匂いは、嫌かも。鰻ならどうだろう?匂いというか香りもイライラする要素になるのかも。
新京極の安物の香の匂いもいやですね。安物の下品なお香はいけません。

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↑嘯月「秋の山」

着物のようなモノを着て京都の街中を歩くのも「景観」を乱すことになるかも。地元の人間としては、着物モドキは、だめだと思う。この季節になっても化学繊維で、ガラも季節感がバラバラ、草履がつらいのかスニーカー、眩しいのかサングラス、がに股や外股で歩く姿が実に醜い。それと食べながら、飲みながら歩くものいけない。タピオカが流行っているらしいけど、飲みきれずに中身の入ったまま棄てて行くのです。
観光客だけではないけど、スマホを操作しながら歩く人が多すぎる。
夏が終わっても日傘を使う、すれ違う時、危ないのです。「江戸しぐさ」を教えないといけませんね。

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↑村雨※、粒あん
※村雨/米粉とこし餡を混ぜ、そぼろにして蒸したもの。

そろそろ京都市も観光対策をしないと観光客が逃げて行くように思う。
静かな、大人の街に戻って欲しい。
そう思う今日この頃です。
最近、どうもこの種の苦言が多くなって来ていますね。
許せないのですよ。外来種が。

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
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コメント 2

すー

こんにちは
嘯月「秋の山」がいいですね綺麗です。
京都はもっと落ち着いた雰囲気を醸し出してほしいですね。
そんな雰囲気を望む観光客も多いはずです。
by すー (2019-11-22 13:24) 

京男

>すーさん、こんにちは。
京都市内は、落ち着いた感じが魅力だと思うのです。
ただ、海外から来る人は、そう感じないかも。
着物だって地味なものでは反応しないのかな?

by 京男 (2019-11-22 14:31) 

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