お稲荷さん [食]
我が家で「肉」というとお豆腐やおあげさんを指す。
牛肉は、高いからめったに食べなかった。
魚は、肉以上に高かった。お酒も飲まないから刺身なんかも縁がない。
かしわ(鶏肉)は、比較的多く食べたかも。京都市内には、「かしわ屋」という鶏肉専門のお店は多くあった。「あった」と過去形なのは、店舗数が極めて少なくなってきたからと思う。
昔は、かしわ屋さんで鶏肉を買うのが当たり前だった。
かしわ屋さんのおばちゃんやおじさんに「唐揚げをしたいので、これぐらいの大きさにしたいので、もも肉をぶつ切りにしてください」のような買い方をしたものです。
↑関西のお稲荷さんは、こんな形です。
でも一番基本的なのは、お揚げさん(油揚げ)ですね。
お豆腐屋さんが近所にあったので、揚げたてを子供に買いにいかせるのです。ザルをもって買ってくるのです。お豆腐なんかもそうです。
いまの場所に越してからそれが出来なくなった。
悲しいことにデパ地下で買う。でもおまり美味しくない。
↑これは、焼九条ネギ入りバージョン。
お稲荷さん(稲荷寿司)は、最近かもしれません。昔はそれほど好きでなかったかも。甘さが好きじゃなかった。
伏見稲荷大社の参道のずずめの串焼きなんかを売っているお店があった。いまもあるのかな?ああいうお店で食べるお稲荷さんは、歯が溶けるかと思うぐらい甘かった。ああいう甘さは苦手でした。おうどん屋さんのお稲荷さんも甘かったな。
あれは、カレーうどんとよくあった。
↑これは、普通のバージョン。ゆずの香りとおのみの歯触りのアクセントがいい。
近年お気に入りのお稲荷さんは、祇園石段下いず重がいいかも。
上品な甘さとゆず風味、それに「おのみ(麻の実)」がいいのです。
その感じ、京都の地元の人間でないと分からないかも。
それも子供の頃でなく最近、これがたまらなう美味しく感じるのです。
糖尿病の父は「甘いからだめ」といいます。ひょっとして薄味だから反応していないのかも。
彼は、鯖寿司の方がわかるのかな?
でも「いづう」に行って食べたことがないという。
一度つれて行ってみようかな?あの手のお店は敷居が高いらしい。かわいい父です。
小鯛の雀寿司というお寿司の存在は、きっとわからないだろう。
この「祇園石段下いず重」も昔は、すぐに入れたけど、最近、有名になったのか観光客がたむろしているのを見かける。だからお店には行ってません。
並んでまで行きたくない。
今回高島屋で第64回京の味ごちそう展で出品していたから、買って家で食べておりました。それにしても百貨店、ああいう同じような催しをして、来ている人は、高齢者ばかり。中国人が少なくなって売上も落ちているだろう。経営者が無能なんでしょうね。そのうち経営がうまく行かなくなって潰れるのかも。もうライフサイクルからすると百貨店は、衰退期なんでしょうね。悲しいことです。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
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※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します
Twitter→@kyo_otoko
牛肉は、高いからめったに食べなかった。
魚は、肉以上に高かった。お酒も飲まないから刺身なんかも縁がない。
かしわ(鶏肉)は、比較的多く食べたかも。京都市内には、「かしわ屋」という鶏肉専門のお店は多くあった。「あった」と過去形なのは、店舗数が極めて少なくなってきたからと思う。
昔は、かしわ屋さんで鶏肉を買うのが当たり前だった。
かしわ屋さんのおばちゃんやおじさんに「唐揚げをしたいので、これぐらいの大きさにしたいので、もも肉をぶつ切りにしてください」のような買い方をしたものです。
↑関西のお稲荷さんは、こんな形です。
でも一番基本的なのは、お揚げさん(油揚げ)ですね。
お豆腐屋さんが近所にあったので、揚げたてを子供に買いにいかせるのです。ザルをもって買ってくるのです。お豆腐なんかもそうです。
いまの場所に越してからそれが出来なくなった。
悲しいことにデパ地下で買う。でもおまり美味しくない。
↑これは、焼九条ネギ入りバージョン。
お稲荷さん(稲荷寿司)は、最近かもしれません。昔はそれほど好きでなかったかも。甘さが好きじゃなかった。
伏見稲荷大社の参道のずずめの串焼きなんかを売っているお店があった。いまもあるのかな?ああいうお店で食べるお稲荷さんは、歯が溶けるかと思うぐらい甘かった。ああいう甘さは苦手でした。おうどん屋さんのお稲荷さんも甘かったな。
あれは、カレーうどんとよくあった。
↑これは、普通のバージョン。ゆずの香りとおのみの歯触りのアクセントがいい。
近年お気に入りのお稲荷さんは、祇園石段下いず重がいいかも。
上品な甘さとゆず風味、それに「おのみ(麻の実)」がいいのです。
その感じ、京都の地元の人間でないと分からないかも。
それも子供の頃でなく最近、これがたまらなう美味しく感じるのです。
糖尿病の父は「甘いからだめ」といいます。ひょっとして薄味だから反応していないのかも。
彼は、鯖寿司の方がわかるのかな?
でも「いづう」に行って食べたことがないという。
一度つれて行ってみようかな?あの手のお店は敷居が高いらしい。かわいい父です。
小鯛の雀寿司というお寿司の存在は、きっとわからないだろう。
この「祇園石段下いず重」も昔は、すぐに入れたけど、最近、有名になったのか観光客がたむろしているのを見かける。だからお店には行ってません。
並んでまで行きたくない。
今回高島屋で第64回京の味ごちそう展で出品していたから、買って家で食べておりました。それにしても百貨店、ああいう同じような催しをして、来ている人は、高齢者ばかり。中国人が少なくなって売上も落ちているだろう。経営者が無能なんでしょうね。そのうち経営がうまく行かなくなって潰れるのかも。もうライフサイクルからすると百貨店は、衰退期なんでしょうね。悲しいことです。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
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Twitter→@kyo_otoko
おはようございます
お稲荷さん、がいいですね!。
百貨店の何とか展というのは、行く機会は少ないですが、たまに行くと確かに高齢者ばかりですね。
by すー (2020-02-25 04:36)
>すーさん、おはようございます。
お稲荷さん、美味しいのはいいですよ。
百貨店・・・品揃えが薄い。地下と催し物に高齢者が群がっています。
もう少し高齢者に優しい売り場作りをしたらいいのに。
by 京男 (2020-02-25 04:42)
今晩は
私の実家でも鶏肉はかしわと言っていましたよ。
祖母が金沢出身だからでしょうか?
お稲荷さんもよく登場していました。
私も最近、好きになってお揚げを煮ます。
買ったものは味が濃すぎるので。
by pomme (2020-02-25 23:05)
>pommeさん、おはようございます。
「かしわ」という表現、そうなんですね。
このお稲荷さんは、柚子風味で煎ったおのみも良い仕事をしています。もちろんお揚げさんも薄味になっています。やってみてください。
by 京男 (2020-02-26 06:30)