SSブログ

ケ飯 [食]

DSC07414.jpg
↑永正亭「木の葉丼」

昨日は、父親を病院につれて行く。
咳が出て、熱がでている・・・なんて状況でなく、薬がなくなったのでそれをもらいに行くだけのために行った。
「電話で無理なのか」と病院に聞いても、京都市内の病院でそんなことが通じるわけがありません。テレビ会議システムは・・・と聞くのももっと無理。

DSC07426.jpg
↑特田舎そば

ただ、昨日は実家によって良かった。
見慣れない機械が置いてあった。聞くと電話でセールスがあり、無料だからと父親が注文していたコーヒーマシンだった。某ネスカフェ製のモノでした。
「こんな機械、使えるの?以前、買ってだめだった機械と同じタイプのモノじゃない?」と言うと、その件は憶えていた。
コーヒー豆の代金で送ってきたらしい。
年寄りにこんなものを送りつけるなんて・・・私が電話をし、クーリングオフの処理をする。危ないなぁ・・・。「無料」とテレビでCMをやっているということで、反応しららしい。危ないなぁ。

DSC07562.jpg
↑天とじ別れ(小)

無料で十万円くれると言われたら反応するのでしょうねぇ。
ネットで手続きをするのに3日もかかったという話しを一昨日聞いたところだった。
世の中、サギまがいの人達がいるのでご注意ご注意。

DSC07570.jpg
↑田舎天ぷら付き(温)

本日「ケ飯」とは、「ハレ(晴れ、霽れ)」と「ケ(褻)」のこと。
そういえば昨日ぐらいから、百貨店が本格的に再開しはじめていた。
昔、百貨店といえば「晴れ着」を着て行ったものです。それがいまは、半ズボンで行く。ホテルなんかもそう。
最近は、人が亡くなっても葬式をやらないのが多いらしい。特別な物事がすくなくなったということか。
法事だって、祭だってやれない。
コロナの影響は、すごいですね。

DSC07574.jpg
↑田舎そばとちらし丼

我が家にとって、永正亭のこの程度の外食は、普段着なんです。
特別なものではない。

DSC07575.jpg
↑ちらし丼、天かすをたまごでとじた貧乏臭い丼。これがいいんですよ。

考えたら、ケジメ?が無くなったですね。
いいもわるいも。
結果的に、すべてが「ケガレ(褻・枯れ)」となった。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ: 京都
nice!(6)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

nice! 6

コメント 2

すー

おはようございます
>考えたら、ケジメ?が無くなったですね。
確かにそうですね。多くのものが省略・・無駄を削減という言い訳に文化的なものも省略ですね。

無料は怖いですよね。
企業がボランティアなてすることはありませんので!
by すー (2020-05-22 06:58) 

京男

>すーさん、おはようございます。
日本は、農耕中心社会だったからケジメは必要だった。いまはそうでもない。家庭もバラバラになってきた。仕事だって訳の分からない状態になってきた。よくもわるくも。
無料・・・街中のティッシュぐらいかな。国から来るマスクも怪しい。善意だと思いたいけど・・・。タイミングが悪すぎる。
by 京男 (2020-05-22 07:06) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。