石製ベンチ

↑東寺

新緑の写真は、まだまだ続きます。
でもちょっと中断し、昨日の東寺風景を出してみます。



昨日は、珍しく雨だった。
私が外出するのに雨は珍しい。
バス亭まで行くと止んできた。
バスに乗り東寺南門で降りる。
これもいつもと違う手順。
銀行に行きたかった。そろそろ末ですからね。



銀行作業が終わり、時間がまだあったので東寺境内を歩く。
雨降りの後だから空気が美味しい。
ヴォイトレ前なので、ウンと深呼吸しておく。
ウッスラハミングしながら歩く。
すれ違ったら気持ち悪いだろうな・・・スマホもなくハミングしているジジイって。



蓮の若葉が出て来ている。
美味しそう・・・となんだか思った。
ジュンサイをイメージしたのかも。
小さいながら雨を弾いていた。





こんな日、泥ガメたちはどうしているんだろう？



東寺境内に行ったついでに石のベンチの写真を撮りに行った。
先日撮った時、文字がよく映っていなかった。
あの日は天気が良すぎたから文字が飛んでしまっていたのです。
いつの時代に作られたのか興味があった。



表面に文字が刻印されているのです。
「文政十年　丁亥　夏　
　釜座」
とあります。
文政十年ということは１８２７年ということ。
こんなベンチでも１９４年前に作られた。
釜座（かまんざ）って釜座（通）つまり地名？それとも梵鐘，釜，鍋などの鋳造業者の組合のことだろうか？京都三条近辺にあったそうです。



「世話人　後藤伊兵衛」
この人が代表なんでしょうね。釜座組合が梵鐘とかの仕事をしていて、その関係で東寺に寄贈されたのでしょうね。



こんななんでもない石のベンチですが１９４年も色んな人を座らせ続けたのでしょうね。ひょっとして先祖の誰かが座ったかも。
その先祖と私と隔てているのは時間だけ。
もちろん、子孫がこのベンチに座るかもしれない。
考えたら不思議ですよね。

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• 出版社/メーカー: 河出書房新社
• 発売日: 2018/01/22
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タグ：社寺 京都

コメント 4

おはようございます＾＾
そのベンチは長～～い歴史を見てきたベンチですね。
分からない歴史があったらそのベンチに座ると教えてくれるかも！
東寺はゆくっくりと散策したいです。
by せつこ (2021-04-29 11:18) 

こんにちは
１９４年前に作られたベンチですか・・・
今度行ったときに座ってみます(^_^)ﾆｺﾆｺ
by すー (2021-04-29 12:56) 

＞せつこさん、こんにちは。
いま、買い物から帰ってまいりました。我が家は、百貨店で買い物をするのですよ。
長い歴史を見てきたベンチだと思います。
東寺もゆっくり散策すると面白いですよ。
by 京男 (2021-04-29 13:12) 

＞すーさん、こんにちは。
何気ないベンチですが、高齢ベンチです。
いつも誰も座っていません。だからゆっくり座り、時間を感じるのもいいと思います。
by 京男 (2021-04-29 13:14)