SSブログ

新日吉神宮風景 [社寺]

DSC02938.jpg
↑本殿

DSC02945.jpg

茅の輪を撮影しに行った時、写真を撮ったので、このまま没にするにはもったいないので、写真を掲載しておきます。

DSC02942.jpg
↑狛猿 阿形

DSC02944.jpg
↑狛猿 吽形 この日は光線が強く、肝心の神猿が見えない。

この神社もいろいろな神々が祭ってあります。
深く考えると混乱するかも。
簡単に考えたら、後白河上皇が永暦元年(1160年)に自分の御所・法住寺殿の鎮守社として、日吉大社より山王七社(上七社)を勧請したというのが始まり。

DSC02946.jpg
↑本殿の前に大黒像が置いてあります

DSC02947.jpg

山王七社というのが当時の流行のパワースポット的存在。同じように今熊野神社や三十三間堂も作ったというのが実情なんでしょうね。
自分を守るためにです。
人間の欲望ってすごい。よほど人から恨まれていたのかも。

DSC02952.jpg
↑神猿?

DSC02954.jpg
↑別の大黒像

豊国廟や豊国神社は、時代が違うからあまり関係ないのでしょう。
本殿に大黒さんが置いてある。
これは、大己貴命(おおあなむちのみこと)が大国主命と同じと考えられた。その大国主命が七福神メンバーの大黒天と習合され、大黒天像が神社に持ち込まれたのでしょう。
猿像は、山王七社のお使いの「神猿(まさる)」なんでしょう。

DSC02955.jpg
↑飛梅天満宮

DSC02958.jpg

でも天満宮があったりする。
時代時代に流行ったパワースポットを作ったのでしょう。
人がお参りに来てもらわないと神社は経営できませんからね。
そのために、ありとあらゆる信仰を習合した。
すごいですね。
結局、人間は、自分の利益を考える存在なのかも。

日本では、深い信仰より目先のご利益なんでしょうね。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 社寺
nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

nice! 3

コメント 2

すー

おはようございます
今日も暑くなりそうですね。いや、すでに暑い、今日も38℃の予想は酷すぎますね。
人間て本当に身勝手ですよね。
by すー (2022-07-02 08:08) 

京男

>すーさん、おはようございます。
すごい暑さ、暑さだけでなく湿度も高いですしね。
マスゴミは、熱中症と脅すしね。テレビは節電で止めたらいいのです。
酷暑の次は大雨と台風、地震でしょうね。
by 京男 (2022-07-02 08:16) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。