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卒塔婆 [風景]

お彼岸ですね。
お墓参りにはいい季節になってきました。
私は、最近こう思う。
お彼岸に墓参りするなら、先月お盆に墓参りする必要はないのではないかと思う。
それと家に仏壇がない家は、先祖や故人はどうするのかな?
墓地がなく、仏壇もない場合はどうするのか?
まあ、我が家の場合は、実家に仏壇、そして墓地があるから一応問題ないけど。
次世代にどうなるのか?
おそらく、悩む人がいるでしょうね。
お寺と親しくない場合はどうするのか?
私の場合は、考えがまとまりつつあるのでなんとかなります。
いずれこの問題は、考えを書いた方がいいかもしれませんね。
そうか本を書くか。
「悟り」の研究についての本を書いたことがあるのです。それに比べたら比較的簡単な問題できるからね。

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さて、お彼岸ということもあり、わからなかったことを書いておきます。
表題「卒塔婆」ってなんなのよ?
いまさら聞けません。それで調べてみました。
「卒塔婆」という漢字を見てなぜか「蘇東坡」を混同する。なんでやろ?
食べたいなぁ・・・東坡肉。なんでそんなモノが頭に浮かぶのかぁ。

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↑お彼岸と言えば、彼岸花やね。小さい時、この花が怖かった。そんなかわいい頃もあったのです。

卒塔婆は、納骨とかお盆とか何回忌の時に立てます。
自分では、手配したことがないので仕組みがよくわからない。
でも法事に行って、卒塔婆を運んだり、立てたりさせられる。
法事の時、いつも参加するので、各家、各宗派のやり方に妙にくわしいのです。
いまでは、おっさんのモノマネまでできる。
おっさんの替わりに法話なんてのもできる。まあ、したことはありませんけど。やったら絶対受けると思うけどなぁ・・・。お布施をくれたら大サービスで1時間ぐらい大爆笑なんやけど・・・。
法事にそういうのは普通求めないか。

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↑なぜか、同じ蝶がついてきた。

話が脱線しそう・・・。
元に戻します。
卒塔婆をなぜ立てるのか?
目的は、故人の追善供養(ついぜんくよう)のためなんです。
「生きている人たちが、卒塔婆を立てることで善行になり、それが故人の善行になる」というような目的です。

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なんで?
卒塔婆の起源は、サンスクリット語のストゥーパにあります。
これは釈迦の遺骨を納めた塔のことで、これを元に作られたのが五輪塔、それを元に作られたのが卒塔婆です。
卒塔婆って木の横がギザギザになっているでしょ。あれが五輪を表現しているのです。
五輪というてもオリンピックと違いまっせ。地・水・火・風・空で人間の五体を現します。みたらし団子と同じやね。
これを立てることは、塔を建てるのと同じような意味になり、善行と見なされるのです。
だから、木の表面に梵字で佛の名前を書いたりします。
最近は、字が書けないおっさんもいるようで、PCでプリントできるシステムもあるようです。なんかありがたくないなぁ・・。

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さて、卒塔婆を用意するにはどうしたらいいのかな?
ホームセンターで木を買って、手作りするのが故人のためにはいいようです。でもおっさんや霊園管理の人に怒られそう。
菩提寺や霊園に依頼する場合は、事前に予約して置かないといけません。
費用は3,000円〜10,000円ほどになります。
渡す際には封筒に入れ、表書きは「御布施」や「卒塔婆代」などとします。
「領収書をください」と言ったらあかんような雰囲気があります。でも兄弟で割り勘する場合、やっぱりもらわないとね。

なんとなくおわかりいただけましたか?

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


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タグ:京都 風景
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三本足のカラス [社寺]

台風一過、昨日は爽やかな天気だった。
噂では、そうやら敬老の日ということになっている。
京都市内の町内会は、高齢者に記念品を配ってくれる。
実家の町内は、2000円の百貨店の商品券をもらっていた。昔は、紅白上用饅頭がも配られていた。でも昨今カビが生えていた事件があり、廃止になったそうです。
だから、父親は、私達夫婦が行くと何かを期待しているのでしょう。(笑)
昨日は、直観的忖度ですべてクリアしました。

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京都市内の小学校の学区に1〜2件のお餅屋さんか和菓子屋さんがあった。
何かにつけて紅白上用饅頭が配られた。小学校や中学校の入学式や卒業式などの祝い事には、紅白上用饅頭がつきものだった。
結婚式でも紅白上用饅頭、お嫁さんが挨拶回りに持参する大きな紅白の上用饅頭で、中に小さな上用饅頭が入っているものも普通に配られていた。葬式では黄白上用饅頭というのもある。
最近、そういう風習はなくなってきている。小さなお餅屋さんや和菓子屋さんも後継者がいなくて廃業という状態が多くなった。

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お嫁さんの挨拶回りの「お嫁さんのおまん(他府県ではとんでもない意味になる場合もあるかも)」を子供は食べさされる。あれが嫌いだったなぁ・・・。
そうそう私が幼稚園前、よく母の実家にあずけられた。妹ができたからなんです。
母の実家は、全員甘党の家で羊羹が一人一本食べる家だった。お祖父さんがつくるおはぎも巨大だった。あれだけは、恐怖だった。きっと頑として食べなかっただろう。

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↑新熊野神社本殿

西陣の祖父母の家は、元々和菓子屋だったのです。だから全員甘党。
おじいさんは、御飯にお砂糖をかけて食べていたそうです。
あの家の匂いは、餡を炊く匂いがしていた。
お善哉なんかも当たり前にありました。
でも糖尿病の人は居なかった。母方は、高血圧と心臓病の系列なんです。私もその系統なんです。父方は、祖父母が糖尿病だった。だから父親も糖尿病。でも2型だから普通に生活習慣病なんだろうな。

例によって話が表題からドンドン違う方向に逸れてしまった。
本来のタイトルの話をしないとね。

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↑本殿の屋根にある八咫烏

本日の写真は、今熊野神社(いまくまのじんじゃ)の写真です。
ここは、「京都三熊野」の一つなんです。
後の二つは、熊野神社と熊野若王子神社です。

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後白河天皇は1155年に即位し、1158年に退位したが、退位後も現在三十三間堂の東側にある法住寺にて院政を敷き、その場所は「法住寺殿」と呼ばれる。その鎮守社として新熊野神社が、鎮守寺として三十三間堂が創建される。造営に当たったのは、法皇の命を受けた平清盛・重盛父子なんです。
この時代、熊野詣が流行していた。遠いですよね。だから京都につくろうとなったのです。

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熊野本宮大社といえば、三本足のカラスがお使いとなっている。
三本足のカラスを八咫烏(やたがらす、やたのからす)といいます。
八咫烏は、日本神話において、神武天皇を大和の橿原まで案内したとされており、導きの神として信仰されている。また、太陽の化身ともされる。
足が一本多いだけで太陽の化身ですよ!

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熊野三山においてカラスはミサキ神(死霊が鎮められたもの。神使)とされており、八咫烏は熊野大神(素盞鳴尊)に仕える存在として信仰されており、熊野のシンボルともされる。近世以前によく起請文として使われていた熊野の牛玉宝印(ごおうほういん)にはカラスが描かれている。
この八咫烏は、日本サッカー協会のシンボルマークになっていますね。

面白いですね。
もしゴミの日に三本足のカラスが来たら、お供えをしないといけません。
だからよくカラスを見た方がいいかもね。

和菓子

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 [社寺]

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↑ここは、こういう風に瓦が地面に埋め込まれている。この状態が気になったのか、結構長時間眺めていたように思う。

昨日の日中、雨が降らず風がちょっと強い程度でした。
夜になり、台風らしい風が吹いいた。
私は、台風が近づくと妙に元気になります。
エネルギーをもらうのかな?

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窓を開けていると風が部屋を通ります。
ただ全開すると机の上の作業中の紙がエライことになるからできないのが残念。
風の音や風圧を身体に感じる細胞が活性化してくる観じがします。
外に出て・・・なんて思いますが、昨日は籠城でデスクワークと決めているので作業に没頭しておりました。
例によってあっという間に一日が終わった。

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↑普賢堂

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↑この窓に映った景色を長い時間眺めていた。

本日の写真は、妙法院の風景です。
ここは、観光客も少なく、考え事をしながらに最適。
歩きながらカメラで撮影しております。
後で写真を見ると面白い。
意図しない意図のようなモノを観じます。

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↑小さな祠

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↑白龍辨財天、柵があったので近づけなかった。でも暫く前に立っていた。

こんなところが近所にあるのは、とても幸せですね。
きっと縁が深いのでしょう。

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こういうのも気になった。長い間、見ていた。
きっと顕在意識でなく、無意識で眺めていたのかも。

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本日籠城 [風景・和菓子]

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↑本日の写真は、妙法院の風景

今日は、京都市内でも少しは台風18号の影響があるようです。
それにしても最近の台風は変ですね。
海水温が高いからなんだそうです。
だったら大きな氷を入れたらいいように思うけど、そんな大きな氷はない。
北極ぐらいから氷山を引いて来るなんてのはどうやろ。

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台風のエネルギーってすごいのだそうです。
核兵器や地震のエネルギーよりずっと大きいのだそうです。
ただ、広範囲に分散しているから、エネルギー量が高くても核兵器や地震に比べ被害が大きくないらしい。

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この台風18号が通り過ぎたら秋の空気に入れ変わるのかなぁ・・・。
もうお彼岸も近いのですから、そろそろ秋らしくなってもいいと思う。
京女によると次女が京都市内に帰ってくるらしい。
結婚式に参列するらしい。
こんな日の結婚式は困りますね。
参列者が台風の影響で集まらなかったりするだろう。
昔と違って交通機関がすぐに止まりますからね。

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そうそうこの近くの三嶋神社も昨日と今日お祭らしい。
そういうのも困るでしょう。
連休だから京都に旅行に来る人もいるだろう。
ホテルとか予約してあったらキャンセルする訳にもいかないしね。
今日は、混乱の一日になるでしょう。

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↑塩芳軒「秋いろ」

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↑かぼちゃあん、白こしあん

私は、昨日実家に行き「明日は、お休み」と言ってあるのでいきません。
昨日、実家の帰りに百貨店で二日間の食料品を買い込んだ。
だから本日は、籠城なんです。
デスクワークもやらないといけないしね。

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ろうろうケーキ [甘味・その他]

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昨日の続き。
グリル小宝で食べて後、後口が悪いのでなんとかしたくなる。
で、久々に「ラ ヴァチュール」に行くと決定。
行くと決定したのは、京男が勝手に考え、決定したこと。
父に相談したってチャンとした回答は帰ってこない。
もうすこし歩いてくれたら京都国立近代美術館の喫茶に行くといいのに・・・でも、そうまで歩けないだろう。
もう1軒六盛がやっている「スフレ・カフェコーナー茶庭 」でスフレというのもあったな。父にスフレは似合わない。いつのまにか六盛が老舗になっているのも面白い。

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父と丸太町通を西に歩く。
ほどなく「ラ ヴァチュール」に到着。
空いていた。

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さて注文。
父は、オペラを食べたいとのこと。
糖尿病の人は、チョコレートが好きなんだ。
その癖、食べて「甘い!」と言った。
なら注文しなければいいのに・・・。

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↑オペラ

仕方なく私の注文したタルトタタンを食べさせる。
このタルトタタンは、冷凍してあったのか、あまり美味しくなかった。
旬の紅玉の作りたてが食べたいものです。
私としては、ザッハトルテの美味しいのと珈琲が飲みたかった。
最近、美味しいザッハトルテを出す店は少ない。
見栄えがいいだけの美味しくないケーキが巷に氾濫して寂しい限りです。
お店も商売だから客が喜ぶモノを出さないといけないだろうしね。

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↑オペラとティーソーダ

飲み物は、ティーソーダを選択。
本当は、温かい紅茶がよかったのですが、父が未経験という理由でティーソーダを注文。しまったと思ったのですが、甘味が付いていた。これは失敗。

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↑タルトタタンとティーソーダ

父と二人で、このような店でケーキを食べるなんて、人生の想定外のことでした。
それもひとつの思い出になるのかも。
表題の「ろうろう」は、「朗朗」という意味。
でも、「老老」「老労」という雰囲気だったかも。
なにはともあれ、外食デーは無事終了しました。

和菓子

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懐かしの洋食 [食]

昨日は、父と外食をする日だった。
外食の前にホームドクターを設定するため、紹介してもらったクリニックのドクターに面談させてもらいました。
急に熱が出たり、身体の具合が悪い時、父の好きな大きな大学病院に行く訳にはいきません。家に往診してくれる必要もあるに越したことがないのです。
ケアマネさんに聞いていてうまく話をつけてくれました。
大学病院の主治医からもお手紙を書いてもらった。

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↑グリル小宝のテーブル。タバスコが置いてあるのが懐かしい。左下の容れ物は福神漬。

これで大学病院、ホームドクター、その他のクリニック、鍼灸及び整体という体制が整いました。
母の時に比べたら、とても簡単な作業でした。
母の場合は、急に肺癌とわかり、最低限の抗がん剤投与で結果が出なくて、ホスピスへという状態になり、結局、在宅緩和ケア(在宅ホスピス)という選択をしていろいろ私が手配しました。
あの年はキツかった。私が股関節の置換手術して、本当はもう2ヶ月入院していないといけなかったのですが、必死になってリハビリして退院した直後だったから、まだ車椅子も押せない状態でした。本当はこちらが車椅子に乗りたかった。
なんて思い出してしまいました。

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↑福神漬がたくさん、食べ放題です。(笑)

話をランチに戻します。
無事ドクターと初面談が終わり、私の計算通り、昼前になった。
久しぶりに、グリル小宝へ。
随分久しぶりでした。
開店前にちょっと行列ができていた。
十分ぐらいだから仕方なく並ぶ。
父は、そこまで計算しているとわかっていなかった。

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↑父のポタージュスープ

父が言うには、よく母と二人で食べに来ていたそうです。
実は、グリル小宝から実家に出前を頼んでいたことがありました。
結婚して長女が生まれたぐらいの時、実家に行くと出前をとっていた。
ひょっとして出前のメニューが実家にあるかも。
我が母は、手作りの料理をあまり作らないタイプの女性だったのです。
だから、仕出し屋、寿司屋、うどん屋、洋食屋とお客さんに応じて手前をとっていた。京都の家庭は、こういうのが多いのです。まあ、下手な手料理より安心だしね。
京女の実家は、京都といっても大家族だったし、年寄りも多かった。そういう家庭は、手作りの料理をする意外に方法はない。ただ、御出入りの魚屋、寿司屋、うどん屋、洋食屋は、確保してあったと思います。
そうそう私が小さい時、確か女中さんが居たように思います。
そういう時代だったのです。

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↑昔は、出前もやっていたのです。実家にメニューがありました。

その洋食の代表がグリル小宝でした。
父もまさか来れるとは思っていなかった。
それも息子と二人で来るなんて、想像もしていなかったでしょう。
本当は、昔に食べたお子様ランチを父に頼んでやりたかったのです。
でも最近は年齢制限があるらしく注文できなかった。

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↑2006年ぐらいでは、お子様ランチを大人も注文できたのです。国旗に敬礼し、君が代を歌ってから食していたか・・・は憶えていません。

私も食欲がなかったので、仕方なくポタージュスープ、ハイシライス、エビクリームコロッケを注文。
後で聞いたら、父はハイシライスをあまり好きでなかったそうです。母の好物だったのだそうです。
父に「母の供養のためだと思って食べなさい!」と食べさせた。これで私が胸元から母の写真を出し、合掌したら凄いだろうなぁ・・・。

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↑ハイシライス、最近は、オムライスが名物みたいです。

父には、ポタージュスープを注文。
スープをズルズルすするのが好きなんです。これだけは治りません。
そして私なら注文しないカニクリームコロッケも。
私の好みならポークチャップを注文する所なんだけどなぁ。雅満雅満。

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↑父の夢、カニクリームコロッケ。

食べている時「カツサンドを持って帰りたい。あれは軟らかいしね」と言った。
「いま食べるならやわらかくて美味しいけど、明日の朝と明後日も朝食べる時は、きっと固くて美味しくなくなっている。却下」と京男。
それと食べている間に洋食の蘊蓄を私に言おうとするのです。
ボコボコに反論したろかと思たけど雅満雅満。
「雅満」?と思うでしょ。私は「我慢」と書かずに「我慢」書きます。国語の試験ではだめだけど、漢字のイメージが悪いから使わないようにしています。

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↑うまく揚げてありました。私はクリームにマカロニが入っていて、櫛形なのが好き。最近そういうのを見かけません。

一人前を二人で食べるという情けない状態だったけど、父は満足しました。
この後、デザートが食べに行きました。
明日の血糖値はグンと上がっただろうなぁ・・・。
まあ、たまだからいいのです。

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そろそろ秋かなぁ [風景・和菓子]

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昨日は、いい天気でした。
夜は涼しくなったとテレビで言っていた。
昨日午前2時ぐらいに汗で目が覚めた。別に悪夢を観たわけじゃない。蒸し暑かった。空調を除湿にして作動させた。ついでに扇風機も作動させた。
早く秋になって欲しいものです。

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そういえば、敬老の日が18日(月)やね。
16日(土)・17日(日)で三連休。
「敬老」目的でなく、連休で遊べという政府の陰謀やね。
政府は、「軽老」政策やものね。
敬老の日ぐらいゆっくり休まして欲しいな。
まあ、今回の三連休は、台風18号が日本に来るみたいだし、食料を買い込んで家でゆっくり休めるかも。台風さんありがとう!

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来週20日(水)が彼岸入りで、23日(土)が中日で、26日(火)が彼岸明け。
先月、此岸に先祖・故人が帰ってきて、送り火で送ったとことちがうんかなぁ・・・なんか納得できない。それなら送らんとずっと此岸にいたはったらええのに。
交通費とか色々経費かかるんと違うんかいな。

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先祖・故人って、この此岸が気になるんやろか?
気になるなら、供養の仕方が悪いと思う。
お布施だけとっていい加減なお経を唱えているからそんなことになる。
珍皇寺へお精霊さんを迎えにいっている雰囲気では、ご先祖や故人は地獄に行っている雰囲気やね。確かに極楽ってシーンとして精進料理しか食べさせてもらえないかもね。酒池肉林じゃなさそう。いまの若者風にいうとインスタ映えしないかもね。最初はいいけど、飽きそうやもの。
人間は、やっぱり地獄の方が好きかもね。
血之池地獄で自撮りなんてオシャレ。
しかも貧血の人には、嬉しいプール。
美鬼なんかもたくさんいそうやしね。

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そうか!いまの人間にとってスマホとかネットがないのが真の地獄やね。
誰も振り向いてくれない。
恐怖なんだろうなぁ・・・。

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↑京都鶴屋鶴壽庵「女郎花」

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↑外郎、黒こしあん

バスや電車で見ているとほとんどの人間がスマホを弄っている。
マスターベーションを憶えたサルやね。
みんなの表情が無表情なのが怖い。
楽しそうじゃないものね。
あの景色って地獄の景色かも。

秋の話題と全然関係ない話題になってしもた。
すんませんなぁ・・・。

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無意識の一日 [社寺]

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↑智積院の七条通の門、向こうに見えるのが七条通。

昨日の早朝は、雷と強い雨から始まった。
京女と長男が仕事に行く頃、雨は小降りになる。
朝のトレーニングをしているとベランダの外でセミがなんとも哀れを誘うような声で鳴いていた。
なんか可哀想になる。

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↑智積院の境内にある仏足石

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↑足の裏にこんな入れ墨をしたら目立つだろうな。

シャワーを浴びデスクワークに集中。
フト気が付くと昼になっていた。
一回も立つことなく、作業していた。
せっかくほぐした身体がまた固まった。

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↑大師堂へ行く石段

仕方なく散歩を兼ねて外出。
その頃には、雨は止んでいた。
気温は低かったけど、湿度が高い。
京都駅で買い物とランチを食べ、急ぎ帰宅。

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↑奥の建物が大師堂。大師とはマグマ大師のことではありません。弘法大師さんのことです。

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↑この像が弘法大師像

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↑空海さんの小さい時の像

作業に戻る。
フト気が付くと京女が帰ってきた。
何も考えずに作業に没頭している一日。
また身体が固まった。目もボロボロになる。
眼精疲労から来る頭痛がしていた。
それも気付いていない。
危ないなぁ・・・。
取りあえず、眼を温湿布し、ツボに自家製のシールを貼る。
これで、なんとか収まった。

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↑大師堂。真言宗開祖、弘法大師空海のご尊像を安置するお堂です。

そういえば昨日は電話がならなかったことに気が付く。
受話器が外れていたのかな?
デスクワークの山がちょっとは少なくなった一日でした。

和菓子

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蓮の花托が怖い? [風景・和菓子]

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↑智積院

夏と秋、一進一退状態が続いている。
窓を全開とクーラーフルパワーの鬩ぎ合い。
油断すると夜中に汗まみれで目が覚める。
オシッコで目が覚めるのと汗で目が覚めるのとどちらがいいのか?
やっぱり頻尿かな・・・。
父親と話すと「オレは最近汗はかかない」なんて言う。
それを聞いて「汗をかなないのはいいけど、オシッコ漏らしたりしてない?」なんて言ってしまう。

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そういえば、来週は「敬老の日」やね。
敬老の日には、551の豚まんやね。
それとも赤福餅を食べ放題。
どっちがいいかな?
奮発して551+赤福餅、父親の夢の組み合わせ。
「551の豚まんのある日♪」やね。
それにラーメンなんかをプラスしたら、「夢の三重奏」や。
もっと奮発して、ノンアルのビールもつけよう!「夢の四重奏」やぁ〜。
こんな父親に育てた憶えはないのに・・・。

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本日の写真は、智積院の小さな池の蓮。
当然、花が終わり花托(かたく)が渋い感じになっていました。
人によっては、恐怖の写真なのかもね。

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蓮の花托や蜂の巣のようなものを見ると嫌悪感や恐怖感を持つ方がおられるそうです。
トライポフォビア(集合体恐怖症)という現象。
男性は10人に1人、女性は5人に1人がトライポフォビアなんですって。
自分の皮膚にこんなブツブツができたら恐怖だろうな。
私の小さい時は、よくそういう状態でした。
ああいうのが小さい時からすり込まれている人がいるのかも。
私は、平気ですけど。

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↑塩芳軒「菊重」

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↑つぶあん

集合体恐怖症なんていったら、この生菓子だって、怖いかもね。

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壁面ダクトダイコク再び [食]

昨日の日曜日、いつものように昼から実家に行く。
別に特別何かをする訳ではないのですが、京女と二人で行くことになってしまっている。庭の植木に水をやり、バッテリーを交換したり、その他細かい父親のリクエストに応えて行く。

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↑本日のスープ(いつも同じだと思いますけど・・・)

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↑ラッシー甘口

そうそう実家に行く前に、京女と二人ランチ。
昨日は、アラシのキッチン。
その料理が本日の写真。
こういうギリシャ〜中東の料理がお気に入りなんです。

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↑キュウリのミントヨーグルト

インドのカレーソースを最近敬遠気味。
ミルザガセミのようなモノとヨーグルトを混ぜてパンで食べると美味しい。
胃が夏の暑さに負けてきているのかな?
大阪に行ってもカレーを食べよとしないものね。

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↑ミルザガセミ(焼きナスのトマトとニンニクのペースト)、最近この手のモノがお気に入りなんです。パンがピタパンならもっといいと思う。

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↑キュウリのミントヨーグルトと混ぜて食べると美味しい

おの日のドネルチキンキャバブは、いいできだった。
なんて夫婦で話ながら食べていた。
こんなの京都人っぽくないかもね。

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↑ドネルチキンキャバブセット(スープ・ドリンク・ナン付)

さて表題の「壁面ダクトダイコク」です。
勝手に名前をつけてしまっていますね。
実家から京都駅に市バスで移動した。
この市バスが観光客で結構混んでいた。
こんなオフシーズンに京都の何を観光しているのかな?
不思議。
そろそろスイカの種(修学旅行生)も出没しはじめている。
その影響もあるのかな?

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↑黄色い○の所が「壁面ダクトダイコク」

この間見ていた「壁面ダクトダイコク」を下から撮ろうと思ったのです。
近くから見るとこんな感じ。
なんか面白い作りですね。
でもあきらかに大黒天ね。

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先日向かいのレストランから撮った時は、顔が影になりよく見えなかった。
昨日は見えた。悲しいかな望遠がないのでこれが限界。
まあ、雰囲気は、わかりますよね。
はっきり映ってもこのダクトに囲まれたところに鎮座されているのは不思議。
ひょっとして隠れたパワースポットかもしれませんよ。(笑)
正体をよく見ようとすると場所が場所だけに、煙にまかれるかも・・・。
お後がよろしいようで。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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タグ: 京都
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