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冬椿 [風景・和菓子]

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椿の花って好きな花の一つ。
だいたい漢字がいい。
「木」に「春」ですからね。
こんな漢字、誰が考えたのだろう?
魚でいうと「鰆(さわら)」ですね。

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漢字って絵的です。
イメージが湧きやすい。
私は、脳出血の後遺症で読字障害になったけど、もし英語圏なら辛かったと思う。
脳は、漢字を絵として見ているようなんです。
だから漢字を辿って意味をさぐる。
いまは、読もうと考えなくて、意味を直接観じます。
文章を読むのでなく、大意を直観的に識る。

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だから細かい読みはわからないけど、内容というか書いた人の考えみたいなモノをさぐります。
昔、速読をしていた時と同じことだなんです。
極端に言えば、本に手を置き、大意を理解する。
そんなことかもしれません。

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↑千本玉寿軒「冬椿」

もちろん、細かい事が必要な場合は、ちょっと困ります。
ネット上のテキストを読み上げソフトを使って速聴するという方法をするのがいまの私なんですよ。

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「冬椿(ふゆつばき)」という単語を観ていると写真のようなイメージが頭に浮かぶ。小雪が舞っていたりもする。そして冬の匂いを観じる。
時には、生菓子の造形や味も出てくる。
だから漢字を観ていると幸せな気分になったりします。

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↑外郎、白こしあん

言霊(ことだま)・・・日本において、言葉には、霊的な力が宿るという考え方があり、言霊学というのがあります。
ただ、言霊だけでは、事象は動かないと最近わかった。読字障害でそれを理解しましたね。ならどうするのか?
これからの課題かも。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


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牛さん、久しぶり! [社寺]

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↑楼門

北野天満宮の写真がまだ残っておりました。
このままだと年越しになるので記事にします。
私、いつかの年、梅を観に行ってがっかりしてから、遠のいてしまっていた。

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↑こんな建物が建っていた。

梅の時期、幕で囲ってしまい有料にしてしまったのです。
そのやり方が私はがっかりした。
お気に入りの梅があるのです。
香りも形もよかった梅・・・。

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↑この提灯の松がいい

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何年前だったか、行くと幕の中になってしまった。
最初、梅花祭のためだと思った。
どうやら違った。
いまの時期なら幕は張ってないだろうけど。

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↑牛さん!久しぶり!

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囲って飲みたくもない香煎茶と麩煎餅付でひとり700円也。
なんだかねぇ・・・。
まあ、境内の手入れもいろいろあるだろう。
人件費もかかります。
私は、なんだか納得できない。

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↑とりあえずいつものあいさつ。

梅なら近所の智積院で十分だと最近思う。
香りも十分あるしね。

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↑牛さんは、相変わらずかわいいね。

境内に人口の川を作ったりして、地場的に大丈夫なんだろうか?
ここは、学問系の神さんだと思っていたけど、実は商売繁盛になってしまったんだろうか?
御土居が紅葉の名所になっているのも、不思議な感じがしましたね。
紅葉の時も700円が納得できないなぁ・・・。
最近の京都の社寺は、ちょっと変。
なになに?そういうお前が変・・・そうかも。

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タグ:社寺 京都
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枯葉 [風景・和菓子]

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テレビでは、「真冬のような寒さ」と言っている。
いまの時期、真冬と違うのかなぁ・・・。
そう思います。
関東のテレビ局中心で番組を作っているから、関西から見ると違う場合が多いかも。
大体映像がいつも雪景色で「真冬のような・・・」と表現している場合が多い。
京都市内では、雪は年に一度降るか降らないかなんですよ。

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因みに「真冬日」というのは、気温が0度の日なんだそうです。
ということは、京都市内(北区とか左京区北部は別だけど)は、0度になるのは早朝ぐらいかも。
昼間は、風がなければそれほど寒く感じない。
寒いのは懐かなぁ・・・。

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私は、財布がパンパン状態が嫌いなので、小銭を引き出しに入れて行く習慣がある。
引き出しが一杯になったので、レジ袋に入れ、郵便局に持って行った。
数えてもらって通帳に入れるのです。
きっと道路で転けたりして、小銭をばらまいたら賽銭泥棒と間違えられるかも。
贔屓の神社があったら、全部ぶちまけたら、神さんはビックリして願いを聞いてくれるかもね。きっと凄い音がするだろうし。
それにしても重たかった。

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↑二條若狹屋「枯葉」

道路の色々な所で落葉が溜まっている。
こういう落葉に包まったら暖かいかもね。
フワフワと気持ち良さそうに見える。
こういうのを見ていると「吹き寄せ」を食べたくなりますね。

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昔なら、落葉を集めて「落葉焚き」をやっていた。
いまは、焚き火なんてできませんよね。
焼き芋を焼いて・・・というのは、昔話になりました。

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↑外郎、粒あん

私の住むマンションの管理人さんの仕事は、この落葉を集めること。
気の毒になるぐらい、掃いても掃いても落葉が落ちる。
集めた落葉は、保育園にあげると言っていた。
いまでもそうなんだろうか?
消防的に許されなくなっている可能性がありますね。
どうなの聞いてみよう。

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光る杖を持つジジイ? [食]

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↑本日の写真は、はとや食堂のもの。京女と京男でこれだけです。ご飯は各々小。

昨日、またまた実家へ。
その前日、父親が使う杖にライトを仕込んだ。
門から玄関までの距離が結構あるのです。
父親が歩いて15分ぐらいかかる・・・というのはオーバーなんですが、門から石畳があり凸凹している。
片目の視力が極端に落ち、夜になると足元がよく見えないのが不安だと言う。
一応、通路には、暗くなるとセンサーで明るくなる仕組みは作ってあるのですが、足元までは見えない。

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↑粕汁が美味しい季節ですね。

最初「懐中電灯の電池交換をして欲しい」とのリクエストでした。
その懐中電灯が、粗品でもらったような小さいモノで鍵穴を探すにはいいのですが、足元を照らすとなるとちょっと心許ない。
父親には、小型のフラッシュライトをプレゼントしてあるのに、気付いていなかった。SUREFIRE E1B BACK UPという製品。今はもう廃盤になっているけど、名品だと思います。掌に隠れるぐらいの大きさで、バッテリーはリチウムイオン電池1個を使用。スイッチを押し分けて二段階の調光機能。110ルーメンと5ルーメンの明るさ。
全天候で使用。警察の特別捜査官や要人警護などに従事している人々からの意見で作られた。使い方を教えてあげました。よく映画で拳銃を持ちながら照らす方法をね。
相手の目を110ルーメンで潰し、拳銃で倒す。または、フラッシュライトのギザギザで一発殴る方法をね。バッテリーもSUREFIRE純正のモノが入ってあります。
我が家では、色んなタイプのフラッシュライトがあります。阪神淡路大震災の時の教訓です。電話を入れっぱなしにしておいても十年は、液漏れしない。

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↑SUREFIRE E1B BACK UP

父親は、これを普通の懐中電灯と思っていた。そうだろうな。
そこで値段を言ったら、ひっくり返りそうになりました。
きっと大切にすることでしょう。(笑)

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頭につけるタイプのモノも以前プレゼントしてあげた筈、でも使い方を知らなかった。電池が消耗していたので、交換するとすごく明るくなった。
びっくりしていました。しかも角度を調整したりすることができるのにも。
でも、まさか頭に巻いて外出するのもちょっとねぇ・・・。
そこで父親に使わせている元私のロフストラントクラッチ杖にライトを取り付けた。
最近、自転車用の軽くていいLEDのライトがあるのです。それを取り付けました。
土曜日の夜、父親が自分でテストしました。結果はバッチリだったそうです。
これで怖くなくなったと思います。
デイサービスに持って行ったから、スタッフがビックリしたと思います。
黒のマグネシウム合金製のロフストランドクラッチ杖にライトが付けてあるのですよ。94歳の老人が持つには過激過ぎる。(笑)
なんなら、スタンガンも取り付けておこうかな・・・。

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私が使っていたから、当然、杖は2本ある。
もう1本は、簡単なライトを取り付けて置きました。
足元が見えないけど、夕方などで視認性はよくなると思います。
実家の近所は、京大生が歩道上を自転車で暴走しますからね。しかも自転車はライトも付けない。警察はよくああいうのを許していますね。歩道は歩行者が優先じゃないんだろうか?

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昨日は、実家で多くの電池交換が必要なモノに電池を交換しておりました。
家に電池を交換するモノって、結構ありますね。
高齢者は、そういうことに気が回らないものですよ。

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件の杖の完成写真を撮るのを忘れてしまった。
次回、撮って置きます。

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↑家に帰るり、ミカンをたべようと箱を開けると長女が来たようで、こんなことをしておりました。職場(銀行)でもこんなことをしているのかなぁ・・・。

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年末年始雑感 [風景・和菓子]

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↑バス亭から見た風景

気が付いたら「事始め」もすぎ、京都市内は、迎春モードに突入している。
普通ならクリスマスモードなんだろうけど、高齢者が多い京都市内の中心部は、迎春でバタバタする時期。
テレビで「年賀ハガキの投函はおはやめに・・・」なんて言っている。
そうそうお歳暮を送るという習慣がありますね。京都のお歳暮は、12月の中旬ぐらいから手配するのが多いのです。
関東の方からのお歳暮は、12月になったらすぐに送ってくる。
きっと早割とかで手配されているのでしょうね。
お歳暮が来たら、ちょっと焦ります。
お歳暮やお中元、年賀状は、いつまで続けるのでしょうね。
そうそうお節料理もだ。
後10年も経ったら、お歳暮手配の売場がガラーンとするかも。
12月1日に行ったらそんな状態だったのにビックリでした。

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↑正林寺山門/浄土宗の寺院。ここには、平重盛(小松殿)の別邸で、48の灯籠をともして念仏させたという灯籠堂のあったところです。平家没落後、九条兼実の山荘となっていた。ここに法然を招き、法談をし、法然を戒師として兼実が剃髪出家した旧跡です。

百貨店で人を観察していると中高年の専業主婦は、「お節料理を作らないのではないか?」と思います。
何のために用意するかというと子供や孫、曾孫が挨拶にくるから仕方なくというのが多い。でも子供や孫・曾孫は、お節料理をあまり好まない。酒飲みのあてならわかりますが、ご飯のおかずには不向きですよね。
食べるのが出汁巻・チーズ蒲鉾・イクラ・黒豆ぐらいしか食べない。

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↑道標「左大津道」確かに行けば大津に辿り着くだろう。

きっとお重を開けた瞬間、写真は撮るだおるけど、実際は食べないだろう。
高いのにもったいない。
まあ、1月1日からレストランは営業しているし、コンビニも開いている。
だから困らない。
お節料理を食べる意味なんて、もう忘れられている。
お雑煮もそうかも。
縁起を担ぐことが多いだけです。

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↑「小松谷御坊旧跡」

問題は、父親対応だけかも。
これがなかなか手間なんです。
食べたいモノを指定してくるのです。
それがまた値段が高いのです。しかも美味しくないと来ている。
お節料理を作るのは、ひととりの訓練はうけているけど、作る気が起こらない。
材料も高いしね。
お節の最低条件「数の子・たたきごんぼ・ごまめ」これがあればいいのです。
伊勢エビもアワビも黒豆も必要ないのです。
最近、数の子って高いですね。さほど美味しくないのに。

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↑「正林寺」中で拳法の訓練はしていません・・・それは少林寺か・・・。

こうやって考えるとお節料理で宗教行事的側面は、なくなったように思います。
子供たちが集まって、今年の抱負を語るのもなくなった。
お年玉・・・親戚が集まって交換というのもないですね。
私の所は子供が4人でもらうばかりでなんだか悪くて・・・。
両親達が元気な間はいいけど、押しかけて会食は、さけるようになりました。
ホテルかレストランで会食が多いですね。
できれば、年末から三箇日と山奥の温泉で連泊が理想でしょうね。
でも予約が困難。しかも料金が高い。
いっそ海外旅行の方が安上がりなのかも。
でも最近、海外旅行も億劫です。

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↑長久堂「聖夜」

なんか雑談になってしまいました。
そうそうクリスマスというのがありますね。
我が家は、子供が大人になりましたから廃止。
別にキリストさんと知り合いじゃないしね。
フロンドリーブでシュトーレンを取り寄せる程度かな。

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↑きんとん、粒あん

4人の子供が小さい時は大変でした。
25日の朝、子供が起きて、喜ぶ姿が可愛かったので、プレゼントをしていましたね。でもクリスマスパーティーは、したことがない。
なぜなら、27日に長女が誕生日だからなんです。
長女の誕生日を優先していました。会ったことのないキリストさんより、絶対長女ですよね。

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土蜘蛛塚 [社寺]

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↑朝日山東向観音寺

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↑本堂

ここは、北野天満宮の隣(?)にある北野東向観音寺。
寺伝によると元のお寺は朝日寺といい延暦25年(806)に建立。
いまの観音寺になったのは、天暦元年(947)。
北野天満宮の奥之院的存在らしい。
本堂が東向になっているから「北野東向観音寺」となったそうです。
最初は、西向もあったそうですが、前の戦争(応仁の乱)の時に焼失し、西向の方は再建されなかったそうです。
斜向かいとかもあったのかな?

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↑岩雲辨財天

北野天満宮と関係があったのでそうね。
昔は、いまと違い神仏が渾然一体としていました。
日本は、面白い国です。すべて習合してしまう。
御利益があればなんでもありということ。
他の国では考えられないことだと思う。

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↑護摩を焚いたのかな?

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↑伴氏廟

この「伴氏廟」ってなに?
調べてみました。
菅原道真さんのお母さんなんだそうです。
結構教育ママだったかな?
「ひさかたの 月の桂も 折るばかり 家の風をも 吹かせてしがな」
と詠んだ歌が『拾遺集』に残されている。

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↑一番右の覆いがあるものが「土蜘蛛塚」

「塚」ってお墓のことかも。
土蜘蛛は、古代日本で、天皇への恭順を表明しない土着の豪傑などに対する蔑称。
各地にたくさんそういう存在がいたのでしょう。
ひょっとして縄文人の生き残りかもしれない。
山奥なんかにひっそり生活していたんだろうな。
九州沿岸には海蜘蛛というのもいたらしい。

この塚が土蜘蛛由来というのはなんできまったのかな・・・。
なぞだな。
高札的にはそう書いてあるけどね。

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↑妖怪土蜘蛛絵図、京女が怖がりそう。

ちなみに京女は、蜘蛛や百足、ゴキブリが苦手です。
でも海老や蟹は喜んで召し上がる。
なぞだな・・・。

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京男三代、抹茶甘味を味わう [甘味・その他]

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↑京はやしやは、ビルの6階にあります。窓の外を見ると向こうに比叡山が見えます。

タイトルがちょっと大層やね。
一昨日の記事関連です。

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↑京男0の注文「デザート3種盛り」食べられるかなぁ・・・と言っていました。

皮膚科で集合し、薬局に行き薬を受け取り、食事となりました。
最初、もりた屋のすき焼と思った。
でも父親は、言うだけで食べないだろう。
私はすき焼は、あまり食べない。
つまり次男がたくさんの上等に肉を食べることになる。
我が家の子供は和牛A4なんてのは食べない。
つめり赤身でないと食べないのです。

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↑抹茶わらび餅、嫌いな訳がない。

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↑白玉とあずき、天国の食べ物ねっ!

母親がまだ生きていて、皮膚科につれて行った帰り、私と父と母親の三人ですき焼を食べようとなった。当時の私は退院したてで木製の松葉杖を使っていた。母親は、足が浮腫んで手押し車で歩行していた。父親は一番歩けていた。
三条大橋の真ん中で、母親が歩けなくなった。
そんな状態で、すき焼は、無理だった。私が三人分の肉を食べることになります。
結局、あの時、母親を引っ張るように歩き、がんこで食事たかな・・・。
あの時のことがあり、すき焼きと思った。
でもやっぱり次男に負担をかける。
あまり食べないのに、お一人様1万円はちょっとねぇ・・・。

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↑無理かも、なんて言いながら完食しました。

父親の希望で「がんこ」に入った。
いろいろ食べたけど、お料理が全然気に入らなかった。
でも父親は、満足した。
でも後口が悪い。

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↑京男Jr2.注文「抹茶生千代古齢糖ケーキセット」

ということでお向かいのビル6階の京はやしや京都三条店に行く。
ここも母親が好きで子供が小さい時によく行きました。
父親は「もうお腹がいっぱい」と言いながらも行く事になった。
次男は、甘味が好きなんです。

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↑チョコレートの優しい甘さ、抹茶の濃さだけでなく、アーモンド生地の香ばしさとしっとり感のバランス、一番食べやすく口どけの良い比率が三重層。

この「京はやしや」以前のビルの時はよく来たように思う。
あの頃は中国茶に凝っていた時代でした。
二十歳代のサラリーマン時代です。
龍井茶・白牡丹・祁門・普洱茶・鉄観音・黄金桂・・・会社に茶器を持ち込んで飲んでいました。会議の時、私だけこの写真のような状態で飲んでおりました。
しかも葉巻を吸っていた。風変わりな社員でした。
服装は、上から下までデザイナーズブランド。いまの若者と全然違う青春でしたよ。
いまぐらいの時期なら、タキシードでパーティねっ!
当時の女子大生なんか、みんな毛皮のコートを着ていた。
バブル絶頂期。
いまの老人はあれが忘れられないのでしょう。

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↑京男注文「龍井茶のセット」

いまは、京男三代で甘味処です。
なんとまぁ・・・。
二十代の私が見たらどう思うだろう?
遇ったら「大丈夫、こんなに幸せになれるからね。その路線で生きていいよ」と言ってあげたい。

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↑馬拉糕(マーラーカオ)

あと十年から二十年して生きていたら、三代で同じような店に来ていたりするかもね。もしそんなことがあったら、すごく幸せで目出度いことですね。
そんな予感がします。それを実現するために今をしっかり生きなくちゃね。
そして、もっと心が成長しなくては・・・なんて考えます。

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口福幸福 [食]

いま、京男Jr2.が里帰りしている。
一昨日は、京男0・京男・京男Jr2でランチだった。
お正月は会えないから、その代わりなんです。
集合場所が皮膚科なのが、ちょっと悲しかった。
三代で同じ皮膚科で担当のドクターまでいっしょなんですよ。
こういうのってひょうっとして珍しいかも。

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↑本日の写真は、すべて鳳泉。焼売

ランチの後、デザートを食べ、京男0と別れ、京女の実家へ行きました。
その前に、美味しいものを差し入れのために買い物。
そして、京女0の所へ。
これで、また盛り上がって、終わったら夕方近くになっていた!

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↑春巻

そこで仕事を一つこなさないと行けなかったのに気付く。
慌てて、タクシーで帰り、作業をし、伝票を書き、梱包し、発送した。
私ぐらいになると全部一人でやるのです。
まあ、誇るほどのことじゃないけど・・・。

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↑雲耳肉片、京男Jr2.がこんなの初めてと言っていました。

そして、昨日は、朝寝過ごしてしまった。
京女とコンサートに行く夢。
夢の中で結構長く歌を聴いていた。もちろん聴いたことのない歌。
ただ騒々しいだけの歌。
聴いている内に腹が立って、最後は会場を出て行った。
で、目が覚めるといつもより一時間も遅く起きてしまった。

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↑炒飯

布団に包まっているとなんとも快感で、起きるのが億劫だった。
ハリネズミの生活がちょっと羨ましい。
生態をご存知ですか?ハリネズミ。
最適気温が24度〜29度なんです。
24度以下になると冬眠します。29度以上になると夏眠します。
湿度は40%までらしい。
一日中殆ど寝てすごす。
起きている時間は、午後9時〜0時、御膳3時。それ以外は寝ている。
すごい動物ですね。

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↑甘酢エビ

すごく話がそれてしまった。
本日は、夜、京男Jr2.と二人で食事となった。
夕方、待ち合わせ、暫く色々なところを歩く、お土産で何を買うのかを指南。
彼は、関東で働いているのです。
店長をしていて、年上の部下もいる。女子スタッフもいる。300人ぐらいのお客さんも抱えている。だからお土産が必要。何をあげたら喜んでもらえるのかを教える。
京都出身というのは、関東で武器になるのですね。大阪出身では、そうはいかない。

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↑トマト牛肉、トマトが苦手な京男Jr2.ですが、食べました。

彼は京都に帰ってくると甘味処とかにも行くのです。情報収集らしい。すごいな。
どこに行けばいいのか相談にのっています。
また、特殊な知識も伝えています。彼が一番私の知っていることを吸収しているかも。

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↑エビカシワソバ

さて、昨日の夜は、鳳泉でした。
本日の写真は、その時のもの。
京男Jr2.は、まだ行ったことがない。
だから、美味しいと感動していました。
きっといい勉強になったことでしょう。

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感覚過敏? [食]

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↑キッチンパパ「ハンバーグ&広島産カキフライ」

本日は、キッチンパパに行った時の写真。
最近、ハンバーグやフライを食べなくなりました。
私が行く店が少なくなった。
できれば、ランチは、家でパンとスープぐらいで済ませたい。

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興味が食べ物から違うモノに移行している。
だから写真を撮っても記録程度になっている。
父親と食事をしたら、食べモノに集中できないのです。
そういう癖がついてきたのかも。
それとお店が昔と違って来ているかも。

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↑ご飯は、玄米ご飯をチョイス。普通のご飯の方がよかった。

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食べながら、料理の原価計算とか、サービスやスタッフ、店長やオーナーのチェックをしてしまいます。
味や調理技術もチェックする。
原材料の品質もわかります。
でもわかってしまうと食欲がなくなります。
不景気にはなりたくないですね。

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↑粟餅所・澤屋

昔は、そんなしなかったのに・・・・。
脳出血の後遺症で読字障害なった。
損なわれた機能を補うため、五官が活性化しているのかも。
いいような、わるいような状態です。
作っている人の思いのようなモノもうっすらとわかる。
困ったものです。

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↑注文すると連携して作られる。

食べながら、調理している人をジッと見てしまう瞬間がある。
彼奴が作っているのか・・・。
テレビの食レポの嘘もわかるのです。
「うまい!」なんて思ってないとかもね。

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↑前回は、白梅(5個)だった。今回は紅梅(3個)。

もうすこし「ポワン」としなくてはいけません。
来年からのテーマの一つかも。

※文章と写真の店は無関係です。

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閉塞成冬 [風景・和菓子]

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「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」は、七十二候の一つ。
二十四節気の大雪の初候にあたり、12月7日〜12月11日ごろに相当する。季節は仲冬。閉塞成冬は、それ自体としては「天地の気が塞がって冬となる」などといった意味。

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これって当てはまっていますね。
そんか感じがする。
テレビの天気予報なんか「寒い、寒い」と連発。
それを観ながら「お前らの発想が寒い」と言いたくなる。
テレビは、どうしても感情に訴えますね。

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「寒い」と言われても、個人差があるもの。
「寒い」というのはいいとして、その後、くどくどとマイナスの表現を付け加える。
それがいけない。
画像が雪の降った所の映像になる。
それがハワイの映像なら、違った感じになる。
その方が面白いと思う。

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大学時代の友人から電話があった。
「今週、神戸ルミナリエにバスツアーで行くんだ。気温はどう?」と聞いてきた。
京男「神戸は、結構暑いよ。皆、半ズボンとアロハを着ている。靴はサンダルがいいよ。暑いからね」と言ってやった。彼は雪国で、いま雪が降っているらしい。
「そんなことないだろう!」と彼。
京男「わかったかい。偉い。君もすごいなぁ・・・あんな所へよく行くね。君のような頻尿の人間は、おしめをしていかないと大変なことになるぜ」とアドバイス。

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「ギリシャビレッジは、まだあるかな?」と彼。
京男「あの店はよかった。でもポートピアの前に地上げにあってなくなったよ」
友人「どこか食べる所ないかな?」
京男「鹿鹿鹿皮(あらがわ、鹿が三角形に組まれている)のステーキなんかいかが?予約してあげようか?一人5〜6万もあれば食べられると思う」というと黙ってしまった。なんでかな?

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↑長久堂「落葉焚き」

彼の頭の中では、ポートピア前のいっしょに歩いた神戸のイメージしかないようです。大阪も同じ。きっと、いま、戎橋あたりに行ったら日本語が聞こえなくてビックリするだろうな。
そういえば、大学の時、はじめて梅田につれて行ったら、あまりの人の多さに「大阪は今日祭?」とマジで言ったもの。いまの大阪に行ったら人の多さにショック死するかも。

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↑外郎、備中白こしあん

今年は、喪中ハガキがたくさんくるのでビックリ。
昨日も電話で一人亡くなったとのこと。
同年配や年下なんですよ。
以前は、親の世代が亡くなったというのが多かったけど、親に先立つ不孝物が増えました。
しかも「葬式を家族でやりました」というのが多い。それでいいのだと思う。
お別れ会のお誘いも結構きますね。「忘(望)年会」より「お別れ会」なんて・・・。もちろん「クリスマスパーティー」もないな。大昔は、毎日タキシードが大活躍だったのに。いまは、同じ黒でも喪服だし。まあ、白装束よりましか。

和菓子

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  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
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