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京男三代、抹茶甘味を味わう [甘味・その他]

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↑京はやしやは、ビルの6階にあります。窓の外を見ると向こうに比叡山が見えます。

タイトルがちょっと大層やね。
一昨日の記事関連です。

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↑京男0の注文「デザート3種盛り」食べられるかなぁ・・・と言っていました。

皮膚科で集合し、薬局に行き薬を受け取り、食事となりました。
最初、もりた屋のすき焼と思った。
でも父親は、言うだけで食べないだろう。
私はすき焼は、あまり食べない。
つまり次男がたくさんの上等に肉を食べることになる。
我が家の子供は和牛A4なんてのは食べない。
つめり赤身でないと食べないのです。

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↑抹茶わらび餅、嫌いな訳がない。

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↑白玉とあずき、天国の食べ物ねっ!

母親がまだ生きていて、皮膚科につれて行った帰り、私と父と母親の三人ですき焼を食べようとなった。当時の私は退院したてで木製の松葉杖を使っていた。母親は、足が浮腫んで手押し車で歩行していた。父親は一番歩けていた。
三条大橋の真ん中で、母親が歩けなくなった。
そんな状態で、すき焼は、無理だった。私が三人分の肉を食べることになります。
結局、あの時、母親を引っ張るように歩き、がんこで食事たかな・・・。
あの時のことがあり、すき焼きと思った。
でもやっぱり次男に負担をかける。
あまり食べないのに、お一人様1万円はちょっとねぇ・・・。

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↑無理かも、なんて言いながら完食しました。

父親の希望で「がんこ」に入った。
いろいろ食べたけど、お料理が全然気に入らなかった。
でも父親は、満足した。
でも後口が悪い。

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↑京男Jr2.注文「抹茶生千代古齢糖ケーキセット」

ということでお向かいのビル6階の京はやしや京都三条店に行く。
ここも母親が好きで子供が小さい時によく行きました。
父親は「もうお腹がいっぱい」と言いながらも行く事になった。
次男は、甘味が好きなんです。

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↑チョコレートの優しい甘さ、抹茶の濃さだけでなく、アーモンド生地の香ばしさとしっとり感のバランス、一番食べやすく口どけの良い比率が三重層。

この「京はやしや」以前のビルの時はよく来たように思う。
あの頃は中国茶に凝っていた時代でした。
二十歳代のサラリーマン時代です。
龍井茶・白牡丹・祁門・普洱茶・鉄観音・黄金桂・・・会社に茶器を持ち込んで飲んでいました。会議の時、私だけこの写真のような状態で飲んでおりました。
しかも葉巻を吸っていた。風変わりな社員でした。
服装は、上から下までデザイナーズブランド。いまの若者と全然違う青春でしたよ。
いまぐらいの時期なら、タキシードでパーティねっ!
当時の女子大生なんか、みんな毛皮のコートを着ていた。
バブル絶頂期。
いまの老人はあれが忘れられないのでしょう。

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↑京男注文「龍井茶のセット」

いまは、京男三代で甘味処です。
なんとまぁ・・・。
二十代の私が見たらどう思うだろう?
遇ったら「大丈夫、こんなに幸せになれるからね。その路線で生きていいよ」と言ってあげたい。

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↑馬拉糕(マーラーカオ)

あと十年から二十年して生きていたら、三代で同じような店に来ていたりするかもね。もしそんなことがあったら、すごく幸せで目出度いことですね。
そんな予感がします。それを実現するために今をしっかり生きなくちゃね。
そして、もっと心が成長しなくては・・・なんて考えます。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:甘味 京都
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