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年末年始雑感 [風景・和菓子]

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↑バス亭から見た風景

気が付いたら「事始め」もすぎ、京都市内は、迎春モードに突入している。
普通ならクリスマスモードなんだろうけど、高齢者が多い京都市内の中心部は、迎春でバタバタする時期。
テレビで「年賀ハガキの投函はおはやめに・・・」なんて言っている。
そうそうお歳暮を送るという習慣がありますね。京都のお歳暮は、12月の中旬ぐらいから手配するのが多いのです。
関東の方からのお歳暮は、12月になったらすぐに送ってくる。
きっと早割とかで手配されているのでしょうね。
お歳暮が来たら、ちょっと焦ります。
お歳暮やお中元、年賀状は、いつまで続けるのでしょうね。
そうそうお節料理もだ。
後10年も経ったら、お歳暮手配の売場がガラーンとするかも。
12月1日に行ったらそんな状態だったのにビックリでした。

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↑正林寺山門/浄土宗の寺院。ここには、平重盛(小松殿)の別邸で、48の灯籠をともして念仏させたという灯籠堂のあったところです。平家没落後、九条兼実の山荘となっていた。ここに法然を招き、法談をし、法然を戒師として兼実が剃髪出家した旧跡です。

百貨店で人を観察していると中高年の専業主婦は、「お節料理を作らないのではないか?」と思います。
何のために用意するかというと子供や孫、曾孫が挨拶にくるから仕方なくというのが多い。でも子供や孫・曾孫は、お節料理をあまり好まない。酒飲みのあてならわかりますが、ご飯のおかずには不向きですよね。
食べるのが出汁巻・チーズ蒲鉾・イクラ・黒豆ぐらいしか食べない。

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↑道標「左大津道」確かに行けば大津に辿り着くだろう。

きっとお重を開けた瞬間、写真は撮るだおるけど、実際は食べないだろう。
高いのにもったいない。
まあ、1月1日からレストランは営業しているし、コンビニも開いている。
だから困らない。
お節料理を食べる意味なんて、もう忘れられている。
お雑煮もそうかも。
縁起を担ぐことが多いだけです。

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↑「小松谷御坊旧跡」

問題は、父親対応だけかも。
これがなかなか手間なんです。
食べたいモノを指定してくるのです。
それがまた値段が高いのです。しかも美味しくないと来ている。
お節料理を作るのは、ひととりの訓練はうけているけど、作る気が起こらない。
材料も高いしね。
お節の最低条件「数の子・たたきごんぼ・ごまめ」これがあればいいのです。
伊勢エビもアワビも黒豆も必要ないのです。
最近、数の子って高いですね。さほど美味しくないのに。

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↑「正林寺」中で拳法の訓練はしていません・・・それは少林寺か・・・。

こうやって考えるとお節料理で宗教行事的側面は、なくなったように思います。
子供たちが集まって、今年の抱負を語るのもなくなった。
お年玉・・・親戚が集まって交換というのもないですね。
私の所は子供が4人でもらうばかりでなんだか悪くて・・・。
両親達が元気な間はいいけど、押しかけて会食は、さけるようになりました。
ホテルかレストランで会食が多いですね。
できれば、年末から三箇日と山奥の温泉で連泊が理想でしょうね。
でも予約が困難。しかも料金が高い。
いっそ海外旅行の方が安上がりなのかも。
でも最近、海外旅行も億劫です。

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↑長久堂「聖夜」

なんか雑談になってしまいました。
そうそうクリスマスというのがありますね。
我が家は、子供が大人になりましたから廃止。
別にキリストさんと知り合いじゃないしね。
フロンドリーブでシュトーレンを取り寄せる程度かな。

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↑きんとん、粒あん

4人の子供が小さい時は大変でした。
25日の朝、子供が起きて、喜ぶ姿が可愛かったので、プレゼントをしていましたね。でもクリスマスパーティーは、したことがない。
なぜなら、27日に長女が誕生日だからなんです。
長女の誕生日を優先していました。会ったことのないキリストさんより、絶対長女ですよね。

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