初音はまだ [風景・和菓子]
いま「初音」というと鶯(うぐいす)だけど、まだ下手な鶯の初音が聞こえてこない。近所の女子大が猛烈な勢いで校舎を建てているから、随分木が少なくなっている。そのようなことも影響しているのかな?
それとも今年は、寒気が居座っているから、まだ来ないのかな?
鳴いたら鳴いたら「下手!」とか言っているくせに、鳴かないと心配になる。
いま、聞こえているのは、居候の五ヶ月の黒ポメの甘えた鳴き声のみ。
可愛いけど風流でない。
今年の梅は、蕾が堅い。
木のよっては、本日の写真のように咲いている。
でもほとんどはまだ。
まあ、いずれ咲くだろう。
いま、写真を撮りに行ったりはあまりできないから、ちょうどいいかも。
開花までに、雑用を済ませておかないといけません。
歩いているとフワッと梅の香りがする。
びっくりしたのは、黒ポメの匂いがした。
次女に聞くと散歩で通る道とのこと。
私の嗅覚というより匂いを脳がうまく解析するようになったのかも。
そのかわり悪臭だってわかってしまうということか・・・。
↑鶴屋吉信「初音」
↑上用、黒こしあん
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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