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カラフル地蔵たち [風景]

嵯峨野を歩いていて、このお堂が気になった。
よく見ると何とも可愛いお地蔵さんがいた。
思わずカメラを取り出し撮影させてもらう。

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地蔵盆の時のメイクだと思うけど、ここのお地蔵さんはカラフル。
近くに美術系の大学があるからなんだろう。
楽しそうに化粧されている。

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神仏と人間は、こんな感じの付き合いがいいな。
いっしょに楽しく日常を暮らす。
「お地蔵さん、おはようさん!」
「お地蔵さん、こんにちは」
そんな感じで声を掛ける。

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これらのお地蔵さん、嬉しそうに見えませんか?
人間とうまく付き合えている。
こんな感じでいいのです。
教団で大層なお経を唱えたり、お布施がたくさん飛び交ったりしないするのは、これからの時代でないように思う。
宗教でなく信仰でいい。
人間は、何かを信じたいものです。
でも信じる対象との距離間が難しい。

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神仏との関係も、人間関係も、同じような距離間がいい。
どのような距離間か?
「温淡」がいいな。
温かく、淡く付き合う。
その逆は、ちょっと辛い。
「熱濃」は、暑苦しいし、長く付き合えない。

若い時、情熱的で突っ走る。
結果、うまく行かない場合が多い。
ほど良い距離間を保つことがいい。

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「人」という字は、1がお互いに寄り添っている。
私は、そういうのはいややね。
「1ー1」がいい。
お互いに独立し、適度は距離間を持つ方が風通しがいい。
長続きする関係が保てるかも。

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↑お堂の横にこんなのもあった

同じように「愛情」というのもいややね。
なんか嘘っぽい。
「愛情」から「情」を取り去った方がいい。
大きな「愛」で包み込む方がいい。
そんなの「情けない」というかもね。
私は、情けない人間です。
本当の本当は、「愛」というのもなんとなく胡散臭いかも。
人間が発する「愛」エネルギーを餌にする存在だってあるように思う。

「1ー1」→「○」というような感じかな。
なんか、わかったような、わからないような・・・。

◆おまけ
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↑この子が現在我が家に居候中の子犬。名前は「もも」という。私は「くろ」と呼んでおります。次女が連れて里帰りなんです。3月には、帰るそうです。

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  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


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タグ:風景 京都
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