婿殿のリクエスト [食]
↑かねよ「うざく」、ここの鰻は大きく切ってあります。婿殿は未経験でした。
やっと婿殿の一ヶ月におよぶ研修が終了。
無地クリアしたようです。
内容をちょっと見せてもらったけど、京男では手も足もでない内容。
ああいうのをしているとは・・・すごいと思う。
私以外なら普通にできるんだろうか?
↑白焼き。これも婿殿は未経験。
「なにか食べるモノのリクエストはある?」と聞くと。
「かねよのきんし丼をまた食べたことがないのでかねよ」とのこと。
「かねよ」って久しく行ってないことに気付く。
前回は、父親へのお弁当にきんし丼を作った時が最後。
↑うなぎ丼(並)、ご飯にタレが少ないから不味そうに見える。鰻が艶っぽくない。蒸してないからしかたないのか。
そう言えば最近、テレビで「きんし丼」をやっていた。
ひょっとして行列ができていたりする?
2階の座敷があるけど、私が座敷がだめなので、1階のイス席になってしまう。
予約・・・おそらくテーブル席は難しいと言われそう。
まあ、行ってみてから決めよう。
最悪は、いつも行っているうなぎ屋に行けばいい。
↑名物きんし丼(上)
このお店の特徴は、関西風のうなぎの焼き方ということ。
関東風は、開く時、背から開く。これを「背開き」という。江戸時代、関東は武士が多かった。つまり切腹を想像させる開き方は嫌われた。
それに対し関西は腹から開く「腹開き」。これは、商人が多かったから関係なかったのと腹を開くという商売上のスタンスに通じる。
↑これは、2005年の写真。玉子焼きの雰囲気が昔の方がよかった。フックラしている。職人さんの腕なのか?
次ぎに焼き方。
関東風は、串打ちに竹串を使用。関東風では、焼く時間が短時間だからです。
関西風は、長時間焼くので竹では焼けてしまうから、金串を使用して焼く。
↑婿殿用「きんし丼(特)」ご飯を大盛りといったけど、なってないかも。
↑上と中身はそれほど変わっていないように見える。ご飯の間に鰻が挟んであると思ったけど、挿んでなかった。
仕上げの差。
関東風は、焼き時間が短く「蒸す」という仕上げ方をします。
蒸すことで、脂がしっかりと落ち、皮が箸で裂けるほど柔らかくなります。
蒸すことで、トロっとした食感が楽しめる仕上がりになります。
関西風は、蒸さずに焼いて仕上げます。
↑奥の方に焼いたうなぎが重ねてある。ということは焼きたてでないのか。うなぎの艶がよくないのが気になった。
本日のかねよでは、関西風の仕上げになっています。
だから、フワッとした感じでなく、固い感じがする。
このお店、テレビに登場したりしている。それはいいけど、グレードがちょっと落ちた感じがするのは気のせいかな?
それとも最近、関東風の鰻を食べているから、関西風が嫌になったからか。
食べながら、いつものうなぎ屋に行こうかと言っていた。全体的に作りが雑。
あくまで私の感じたことです。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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