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旅行者を観察 [カレー]

京都市内は、桜が散り、春休みも終わり、5月の連休までちょっと静かになりそう。
ただ、桜が一週間から十日ぐらい早く咲き、散ったので、観光客がまだウロウロされていますね。
「京都に来てなにが面白いのかなぁ」と時々思います。
社寺はそれなりだけど、普通の街並みはゴミゴミしている。しかも交通停滞。
市バスも長蛇の列で待ち、ギュウギュウ詰めだし、しかも大きなバッグを持ってもっている。それだけで私ならウンザリするだろう。

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↑本日の写真は、 ポンガラカレー 「二種選択するカレープレート」

まあ、テロがないとか治安がいい、外人には親切だし、居心地がいいかも。
食べるモノも安全で美味しい。彼等の国からしたら天国のような街かも。
Googleマップで京都市内なら街並みを見られますよね。汚いと思わないのかな?
電線や電柱がデザインと考えられているのだろうか?
なぞが多い。

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↑海老カレー

さて表題の件。
日曜日、大阪に行くため阪急電車京都線に乗りました。
外国の観光客も荷物を持って乗っている。
東洋系の家族連れがすぐ側にいたので、観察していた。
大きなキャスター付きのバッグを3つもっていた。
四人がけを2つ占拠していた。家族はオッサンとオバハン、年寄り、オッサンににた二十歳ぐらいの息子の四人。
お土産のような紙袋も多数持っていた。

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↑マトンカレー

座ってすぐ、何かを食べている。
みみずのようなモノを食べていた。みんな食べていた。
干しミミズ?
よく見るとスルメみたい。
全員、口を動かしている。
しかもスマホを弄っていた。
雰囲気が明らかに日本人ではい。
だから、混んでいたけど、空いている席に誰も座ろうとしない。
もっとも手荷物を置いていたから座れない。

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↑薬味、付け合わせ?

車内が混んでいたので、さすがに通路を塞ぐのはマウイと息子が思ったのか、網棚にキャスター付きの大きなバッグを乗せた。
もしバッグが落ちてきたらどうするんだろう?
日本人は近づこうとしない。当たり前だよね。
梅田に着くまで、2リットルのペットボトルを出して、小さな水筒に移し飲んでいた。スルメだとしたら喉が渇くわな。
口にモノが入っていない時は、五月蠅い中国語で喋っていた。
回りのことなどお構いなし。オバハンが携帯に向かって何かをがなり立てていた。
あの人たちは、耳が遠いのかな?それなら仕方ないけど。そうでもないらしい。
静かな時は、口の中にモノが入っている。

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↑クコがのっている。スリランカのお米。このパラパラの湯炊きのお米がこのカラーには合う。高齢の人には不評だと思う。私は好き。

そして梅田に着いた。
降りようとドアのところに移動した。
その時、席を見て唖然とした。
ゴミだらけなのである。初めてそういう現場を見た。
おっさんい「忘れ物やで!」というたろかと思ったけど、邪魔くさいからいわなかった。阪急電鉄特急は、客の入れ替えの時、清掃要員は普通入らない。京阪電車は清掃するけど。だからあのゴミはそのまま、次の梅田から京都行に行く乗客はその席に座ることになる。あれはいけないと思う。マナーというのが理解できない人種なんだろうか?
そういう人達は、デパ地下でも食べながら歩く。
飲みながら、歩きながら歩くのは、外人だけではない。日本のオバハンでも結構やっている。
人間の質が低下して来ているのかも。

以上電車で見かけた風景レポートでした。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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花祭 [風景・和菓子]

花祭といってもアンデスのフォルクローレのことではありません。
お釈迦さんのお誕生日が昨日4月8日(本当は旧暦)なんです。
そのお祝いをするのが花祭です。
別名というか本当の名前は「灌仏会」。
以下は、以前の記事。
説明がやっぱり好きなので再び掲載しておきます。

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↑蛸薬師堂(浄瑠璃山 永福寺)の、灌仏会(かんぶつえ)。

お釈迦さんは、生まれてすぐに七歩あるき、しかもその足跡に蓮が生えた!
そして、右手で天をさし、左手で地をさし「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ・ゆいがどくそん)」と言わはった。

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天上——この天上に人間を支配するような神はいません
天下——この地上においても人間を堕落したり人間を誘惑したりする悪魔はいません
唯我——ただ私一人(いちにん)がここに存在しております
独尊——尊というのは、他のものに頼るのではなくて、私が私の心に向かって解決して行かなければいけない私一人がおります

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この一人が、身口意の三業といいますますけれど、「何を行い、何を話し、何を思ってきたのか」このことだけが中心なのです。
ということを「天上天下唯我独尊」という言葉の中に凝縮されている。

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↑二條若狭屋「春の水」

色んな解釈があるかもしれへんけど、この解釈が一番好き。
もちろん、京男が考えた訳じゃないですよ。清水寺の森貫主からお聞きしました。

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↑煉切、黒こしあん

やっぱりお釈迦さんぐらいになると違いますね。京男なんか生まれてしばらく泣かなかったらしい。真っ青で。産婆さんに逆さにされて、お尻を何回か叩かれ、しぶしぶ泣いたらしい。もちろんそのため、お尻に青あざが付いていたらしい。

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餃子は生命の恩人かも [食]

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↑タイガー餃子「バナナ餃子」

餃子の発祥地は、中国ですね。
春秋時代(紀元前6世紀頃)の頃、山東省で誕生したのだそうです。
すごく歴史の古い食べもの。
もっとも中国の餃子は、水餃子や蒸し餃子だった。
日本で普通に食べられている焼き餃子は、日本式のものです。

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↑バナナが入った餃子じゃなくバナナのような大きさの餃子という意味。最近、こういうお店に行く時は、マイ割り箸を持参した方がいいかも。ツルツル滑る餃子は持ち難い。お店はそんなこと考えたことがあるのだろうか?

中国では、餃子は主食の扱い。
それに対し日本の餃子は、副食つまりおかず扱い。
食感も中国では、モチモチツルッとした食感なのい対し、日本では、パリッとした食感が好まれる。

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↑エビたけのこ炒め、しっかりした歯ごたえのタケノコでした。

日本で最初に餃子を食べた人物は、江戸時代の徳川光圀、いわゆる水戸黄門さんだった。その餃子には、葵の紋所がついてあったとか・・・なかったとか。
日本の庶民が食べるようになったのは、第二次世界大戦後なんだそうです。
関東軍や満州開拓団の人が日本に引き揚げて、日本風に餃子にしたそうです。
この日本式の餃子は、中国的にいうと水餃子や蒸し餃子の残り物を次の日、焼いて食べたようなものなので、好まれなかったそうです。しかも、大蒜や韮を使うというのも特殊な労働者階級の食べ物だったかららしい。

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↑イカ・セロリ春キャベツ炒め

ラーメンなんかも日本風の食べものですね。
いまでは、日本に来た中国人でも並んでラーメンや餃子を食べている。
これは、日本人として誇ってもいいことだと思う。
アニメやゲーム、冷凍餃子なんかも日本の誇りかもね。

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↑青菜水餃子

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↑この箸で捕まえ写真を撮るのは、至難の技。

京男は、中学生になるまで餃子を食べたことがなかった。
大蒜や韮という下品なものは、京都人は普通食べなかった。
これは、本当です。
それがどうです。好んで食している。
でも餃子は、京男の偏食を治すきっかけになったのかも。
ひょっとして生命の恩人かも。

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京都市内に渋谷?・・・渋谷街道 [風景]

昨日は父親デーだった。
私をタクシーで拾ってもらい鍼灸治療へ。
父親を観て状態を把握しているので、治療の場所を鍼灸の先生に依頼し、実行してもらう。人間の身体は面白いですね。遠く離れた場所でも経絡で繋がっているのがわかります。治療のやり方を見学させてもらうと参考になる。
そういう観点で自分の身体を観るといろいろなポイントが浮かび上がる。ここ数日身体を酷使した影響です。私は、一つのことに集中すると半日ぐらい同じ姿勢なんです。しかも何も考えずに身体だけ動かしている。異常ですね。しかも時間の経過を認識していない。よく言えば「夢中になって時間を忘れる」ということなのかも。
でも身体は、傷みます。自分でかなりの所まで治すのですが、どうしても人から治してもらわないとポイントがあります。
昨日は、父親をタクシーに乗せて実家へ帰ってもらい。それから私は、整体の方に行った。案の定、凝り固まった部位があった。自分でわかるようになっただけ進化しているのかも。で、京女と整体の場所で待ち合わせ、二人で身体の調整して、京女も私のように固まっていた箇所がありました。
これで夜、ユックリ寝れば、身体の状態は初期化されたでしょう。

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↑バス亭からフト見るとこんな植物がでていた。逞しい。

本日の記事は、京都市内にある「渋谷」です。
説明は、ウィキペディアから引用します。

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渋谷街道(しぶたにかいどう、旧字体: 澁谷街道)、または渋谷通、渋谷越とは、東山を越え、洛中(京都)と山科を結ぶ京都市内の通りの一つ。

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渋谷は、元々は滑谷(しるたに、汁谷、瀋谷などとも記される)と言われ、沢の水が絶えず落ち葉などとあいまって非常に滑りやすい道となっていたことに由来する。古くは久々目路(くくめぢ)、苦集滅道(くずめぢ)とも称した。また、馬町通(うままちどおり)とも呼ばれた。

東国から平安京(洛中)に至る古くからの街道であり、大津へ抜ける最短の間道として、平安時代から中世にかけては軍事的に重要であったとされ、軍記物語の『保元物語』に「久々目路」、『太平記』に「苦集滅道」の文字をみることができる。承久の乱の後、鎌倉幕府の六波羅探題がこの道の京都側(六波羅)に設置されたことで、東から京への入口として重要性が高まることになった。

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↑ここは、渋谷街道沿いにある「渋谷交番」なんか東京にあるような名前。坂がすごいでしょ。

元弘の乱で六波羅探題が滅び、近世になってから北に位置する日ノ岡越(三条街道、現・京都府道143号四ノ宮四ツ塚線)が東海道として主要幹線に位置付けられると、滑谷越(汁谷越)は東海道の脇往還(脇街道)として、南方の滑石越(現・京都府道118号勧修寺今熊野線)と共に広く利用されていた。

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↑東京のバッタモンのような・・・でも説明の通り古くからある街道なんです。

延享4年(1747年)1月から8月にかけて、清水寺領五条坂安祥院住持の木喰正禅養阿上人が渋谷峠の狭隘部分を55間(約100m)切り開け、高さを切り下げる工事を施しており[3]、それなりに往来はあったものと思われる。なお、木喰正禅は享保21年(1736年)1月から元文3年(1738年)11月まで約3年間の月日を費やして、前出の日ノ岡越においても同様の街道改修工事を実施している。

以上です。
この渋谷街道は、毎日歩いています。
交番の写真を見たらわかるようにかなりの坂道なんです。
ここを歩くことが脚のリハビリになっています。
最初、病院から松葉杖で退院した時、泣きましたね。

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病院と中華ランチ [食]

ここ数週間、病院に行くことが多かった。
確定申告との関係がある。
七夕予約(年に一度の検査)や六ヶ月定期検査、三ヶ月の雑談なんてのがある。
それらの予約が重なる。
ただし、各科の先生方に「3月15日以降にお願いします。なぜなら2月とかなら私が殺気だっているので、噛みつくかもしれませんから」と言ってあります。
各科とも具体的に不具合がある状態ならそんなことは言えないのですが、極めて元気なので余裕がある。

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↑鐘園亭泉涌寺店「Aランチ」、これはこれで全然文句はない。こういうクラシックなランチスタイルがいい。昔はこういう感じでしたよね。出前なら松花堂スタイルになっているのだろう。

脳神経外科で順番を待っていると見慣れない看護師さんが「血圧手帳をお持ちですか?」と言われた。
「そんなもんはもっていません」と京男。
「なら、向こうの血圧計で計ったください」とのことでした。
あの時、自分の血圧を自分で即座に答えようかと思った。私、自分の血圧がわかるのです。信じないだろうな。だからそれはいわずに「血圧手帳は持っていないのですが、計測結果をBluetoothでスマホに転送し、グラフ化してあるのです」と話した。
これ前にも言ったんだけどなぁ・・・。

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↑「Bランチ」

診察室に入ってドクターと話していても、血圧の話題はでなかった。いつかドクターの血圧を当て、薬を飲んでコントロールしていないと見破ったからなんです。
人に薬を出して置きながらご自身は飲んでない。これは問題。しかも私の脳出血の部位を血圧の影響ではないとドクターご自身がおっしゃったのを憶えています。
やりにくい患者ですね。でも長い付き合いなので色々雑談。いい勉強になりました。

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↑紅焼獅子頭定食

私は病院になにをしに行っているのでしょうね。
ひょっとして、ランチを食べに行っているのかも。
歩いてちょうど5000歩ぐらいなので、いい散歩コースなんです。
だからといって病院はできるだけいきませんけど。
でもランチは、本日の写真の中華が多いかな。
クラシックなスタイルの中華料理が好みのようですね。私は。

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↑甘酢盛合+野菜スープ、甘酢盛合って初めてみました。これ面白いですよね。この場合は、豚・エビ・肉団子だったけど、厚揚や鶏や白身魚なんかもあっても面白いかも。

これがこの間の甘酢盛合+野菜スープ、それに御飯とキムチを注文。
なんとなくランチっぽくなりました。

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こういう箱庭のような料理って、私的には好きなのかも。
きっと小学校低学年の時、父親に連れられてお茶屋さんに行った時、中華弁当や洋食弁当を出前を頼んでもらったのが原典なのかも。
父親は、憶えてないらしいけど、食い物関係と映画関係の記憶に関して、憶えている京男であります。

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かなり散っただろうな [風景・和菓子]

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↑近所の学校の桜

昨日、夕方からポツリポツリと雨。
微風でも散っていた桜の花は、どうだっただろう?
いずれにしても、明日雨がするらしいので大部分の桜の花は散る。
でもよく花が持ったと思います。

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↑聖護院門跡の桜

バス車内のポスターで、醍醐寺が4月8日(日)豊太閤花見行列があるそうです。
ここまで桜の開花が早いとは思わなかったでしょうね。
やると決めた以上、桜が散ってもやらないといけないでしょうね。
豊太閤花見行列は、いつだったか調べました。
慶長3年(1598)の春に行われたそうです。そのために境内に700本ぐらいの桜の木を植えたそうです。すごいですね。
でも秀吉は、慶長3年8月18日に亡くなっている。最後の花見だったようですね。

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↑実家の庭

この豊太閤花見行列は、毎年4月の第2日曜日なんだそうです。
今年のような状態なら第1日曜日にしないといけませんね。
でもこればからいは、わからない。
こういう自然相手のイベント関係者は大変でしょうね。

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↑長久堂「ひとしらべ」

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↑上用、黒こしあん

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クマリン? [和菓子]

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↑御室仁和寺の御室桜

そう思われたでしょ。
クマリン(coumarin)は、桜の葉に代表される植物の芳香成分の一種。
要するに桜餅の香りのこと。
桜の花というより葉の香りですね。

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↑亀屋良長「桜餅」

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そのことを体感したのは、御室仁和寺の御室桜(通称おたふく桜)を見た時です。
昔は、いまと違って桜の木に近づけたのです。
まだ茶店があった平和な時代。
おたふく桜は、なぜそんな名前になっているかというと、土地が固く、根が張れない。だから木の背が低いのです。
桜の花が咲く時、ちょうど人間の鼻のあたりで咲く。
おたふくの顔は、ホッペタとおでこが高く、鼻が低い顔ですね。
だから鼻(花)が低いということで「おたふく桜」という名前になった。

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↑道明寺、黒こしあん

その側を歩く時、桜餅の香りがするのです。
ソメイヨシノなんかの場合は、背が高いからそうはならない。
あの香りが「クマリン」なんです。
あの香りは、私の場合、妙に脳が励起状態になる。
私だけかな?

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↑ローソンで見つけた和菓子。次女用に撮影。面白いけど、ちょっと甘過ぎ。

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↑三菱食品株式会社「リラックス(プリン味)」

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↑こなし、白あん

香りが「あんたさん!そろそろボーッとしたお花見気分を止めながれ!」という感じなんですよ。
だから、この時期、妙に桜餅を食べたくなる。
この時期食べたくなるものに「竹の子」もありますね。それと「木の芽」。
きっと身体の細胞が求めているのでしょう。

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↑三菱食品株式会社「コリラックス(ミルク味)」

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↑こなし、白あん

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疎水桜 [風景・和菓子]

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そろそろ桜も終わりになってきました。
今年は、例年より早いけど、雨が降らなかったので長く持ったように思います。
人も多かった。

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雑用が多くて、桜で有名な場所に行けなかった。
個人的には、ベランダ桜で十分満足。
でもブログ的には、もうすこしなんとか写真を撮りたかったな。

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でも有名スピットに行くと後悔するのです。
あまりにも人が多くて撮影できない。
結局、上を見上げた写真になり、何処かわからない写真になったりします。
人を消すことも計算して撮影。
なんか邪魔くさい。

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↑長久堂「清明」・・・握り寿司に見えるのは私だけかな?

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↑小田巻き、こなし、白こしあん

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桜吹雪 [風景・和菓子]

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京都市内の桜は、散り始めました。
ちょっとした風でも桜吹雪状態。
こういうのもいいですね。

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31日午前11時25分頃、京都市東山区東福寺近辺の路上でイノシシみたいな女子校生が暴走・・・じゃなかったセーラー服を着たイノシシが女子校生に噛みついた・・・じゃなくて、2匹のイノシシが角材を持った大工さんと約10分間戦った!
でもイノシシに角材はまったく通じなかった。おそらくイノシシ形をした宇宙人だったかも。
取りあえず大騒ぎで、まだイノシシの親子は、まだ捕まっていないらしい。
どうやら竹林のタケノコを食べに出て来ているらしい。
それとも清水寺に花見に行く途中だったかも。
油断は、禁物ですね。
山猟師さんに上洛してもらい、そこら中にマーキングしてもらうというのはどうやろ?でも高いところは、勢いがないからダメらしい・・・。

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昨日は、実家に行き、父親に経済動向と国際情勢についてレクチャーした。
あまりの荒唐無稽さに、絶対エプリルフールだと思われただろう。
ホントなのに・・・。
リニアモーターカーは、完成しないだろう。まあ、二人共恐らく死んでいるから乗れないだろうと大笑い。
京男なんかリニアモーターカーに乗ったら人工股関節が外れると言ったら、一昨年、病院でMRI検査をしたけど、人工股関節が身体から出かけたのでびっくりした!あれよりもっと強力な地場だから、本当に危ないかもと話したら父親は妙に納得した。
訂正せすに帰ってきてしもた。
デイサービスに行った時、他の人にしゃべったら、ボケタと思われるかも。

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↑亀屋良長「花おぼろ」

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↑外郎、桜の花、白あん 

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駆け足開花 [風景・和菓子]

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京都市内の各所は、どこも開花状態。
来週末までは開花を保つのは厳しいかも。
そこまで急がなくてもいいのにね。

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いつもより一週間は早い感じがします。
気温の急上昇が原因。
これから毎年こうなっていくのだろうか?
旅行を計画されている人は悩むところです。

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それにしても観光客や花見客の多さにびっくりします。
京都ブランド桜の人を引きつける力はすごい。
京都に住んでいる人間には、それほど魅力を感じないのですよ。
桜の魅力より、人の多さが嫌ですね。
もっとも私だけなのかもしれませんが。

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↑もうこれだけ花弁が散っています

昨日の朝、ベランダに部屋から足を出し、日向ぼっこしていました。
寝転んで桜を見ていた。
なんとも気持ちいい。
食事もいつでもできるし、飲み物もある。
やっぱり家の桜がいいかも。

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↑亀屋良長「花重ね」

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↑羊羹、白あん

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