SSブログ

神木と駅の融合 [洛外]

DSC06903.JPG

ここは、京都市内ではないです。
大阪府寝屋川市萱島町にあります。
簡単に言えば京阪本線沿線「萱島」駅の話。

DSC06900.JPG

DSC06881.JPG

ここは、食事に来るだけで他に用事はありません。
でもいつもホームに木が生えているから不思議だった。
テレビで時々登場するようです。

DSC06883.JPG

歴史を書き写します。
一帯は「萱島流作新田」と呼ばれる開拓新田であったが、その鎮守として天明7年(1787)に萱島開拓の祖神を祀ることとなり、宗源の宣旨により豊受大神・菅原道真が勧請・合祀された。明治時代には村社に列格し、「神名社」という社名であったことが明治12年(1879)の記録にあるが、明治40年(1907)に一旦廃社となった。

DSC06884.JPG

DSC06890.JPG

萱島には樹齢700年と推定される楠があるが、京阪本線の高架・複々線化の予定地内にかかり、伐採されることになった。しかし、市民に親しまれていることから保存を望む声が上がって保存することとなり、ホームと屋根を楠が突き抜ける形で駅が作られた。楠の隣の駅の下の敷地に京阪電鉄が社殿を造営・寄進し、昭和55年(1980)7月、「萱島神社」として再興された。

DSC06893.jpg

700歳の楠を愛する近隣の人たちのパワーですね。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:大阪 社寺
nice!(7)  コメント(6) 
共通テーマ:地域

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。