蒸かしたての豚まんを食す [洛外食]
一週間前、所用があり神戸方面に行きました。
神戸はひさしぶりかも。
せっかく神戸に行くのだから、豚まんを味わいに行きました。
↑春陽軒「豚まん」
蒸したてを食べたかった。
ポートピア以前は、豚まんが食べられるお店が多くありました。
二十歳代は、美味しいと言われるお店に行き、食べ味を分析していた。
自分のレシピを作るためです。
別に商売をするためでなく、趣味的にです。
↑こういうものは蒸したてが一番。冷めて温めなおしても気が抜けてしまう。だから今回実際にお店に行きました。ここは、ウスターソースや味噌で食べます。中身もみそ味です。私なら味噌をもう少しなんとかしますね。形ももうすこし綺麗にして・・・。
私の好みとしては、下山手通にあった東亜食堂の日曜日に作っていた豚まんが好きだった。昔は、よくお粥を食べにいったな。今は閉店している。同じ名前のお店が六甲道にあるそうですが、移動したのかどうかわかりません。
その東亜食堂も途中で味が変化してしまった。それから足が遠のいた。
その結果、自分のレシピを作成しました。本当は、それを自分で作って食べたい。
でも一日仕事になる。しかもたくさん出来てしまう。
中にいれる合挽肉を二つに分け、半分は甜麺醤(テンメンジャン)、五香粉、ごま油等で炒め冷ます。半分は、塩味、干し貝柱の戻したもの、黒クワイ、ごま油で混ぜ、炒めた挽肉と混ぜる。これを自分で作った皮で一口で食べられるように包む。
そして蒸す。
包子の包み方は、餃子の包み方もそうだけど、調理師学校でテストがあったのです。
20分で規定の数を包む。
いまでもきっと作れば行列ができる店になる自信はある。でもそんなことはやりたくない。なんでしょうね。生業にしたくないのです。やっぱり趣味。
ピザでも子供が多かったから、皮から作っていた。トマトソースだって作っていた。だから鰻の白焼きのピザやウニのピザなんてもの楽しんでおりました。
↑トアロード・デリカテッセン「ごちそうサラダ」
さて、次に元町に戻り昼食。
久しぶりにトアロード・デリカテッセンに行き、2階で食事。
ここで「ごちそうサラダ」を注文。ご一緒された方は、サンドイッチ。
色んなことを話しながら食べました。
このお店は、年末によくハムを買いにきました。
ブラッドソーセージは、ここ製をはじめて食べたと思う。
25歳の春でした。因みにその頃、南京街の門なんかありませんでした。
民生だってバラックだった。最後の営業に出っくわした。ゲイロード(インド料理)の帰りでお腹がいっぱいだったのにお店に入り「イカの天ぷら」を食べたな。そして店内を眺めて食べたのを昨日のように憶えている。
そういえば実家にゲイロードのレシートが30万円ほどある筈だ。食べる組み合わせを考えていたので残っているのです。もう捨てられたかも。レシピ帳なんかもある筈だけど・・・。
↑「ミックスサンド」
そのゲイロードは、ヨーロッパをデザイン研修と錦の御旗をたて行った時、ロンドンのお店ではじめてインド料理に出会った。
帰国後、インド料理を探して・・・いまのようにネットなんてなかったのです・・・のがゲイロード。地下にあったお店に初めて行った時の感激を憶えている。
十年ぐらい通ったかな・・・。その頃、キングスアームスで初めてローストビーフを食べた。あの頃のローストビーフは、いまはないですね。最近のローストビーフはちょっと変です。北野クラブなんかも行きました。懐かしい。
最後にお茶を飲みたくなった。
京都で喫茶がなくなったマリアージュ フレールに行く。
ケーキは、シンプルなタルト。
「映え」を求めていないのでこういうので十分。
お茶は、いまの時期にぴったりのT908「カサブランカ」。
モロッコのミントの香りの緑茶とベルガモット(アールグレイの香り)で香りをつけたお茶を組み合わせたというフレーバーティーです。
飲むと心と身体がスッキリする。
たまには神戸に行くのもいいのかも。
京都駅からJR新快速なら50分で行ける。
大阪に阪急や京阪でいけば同じぐらいの時間がかかる。
同じ時間をかけるなら神戸の方がずっといい。
ただ神戸に行くと歩きますね。
この日15000歩ぐらい歩いていた。
しかも最近、私の立ち寄り先のお店が閉店してしまっているので行くお店が極めて少なくなってきている。
新規開拓しないといけませんね。
でも最近好みの店がない。
自分がガラパゴス化して来ている。
でもいい時代を知っているのは間違いない。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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Twitter→@kyo_otoko
神戸はひさしぶりかも。
せっかく神戸に行くのだから、豚まんを味わいに行きました。
↑春陽軒「豚まん」
蒸したてを食べたかった。
ポートピア以前は、豚まんが食べられるお店が多くありました。
二十歳代は、美味しいと言われるお店に行き、食べ味を分析していた。
自分のレシピを作るためです。
別に商売をするためでなく、趣味的にです。
↑こういうものは蒸したてが一番。冷めて温めなおしても気が抜けてしまう。だから今回実際にお店に行きました。ここは、ウスターソースや味噌で食べます。中身もみそ味です。私なら味噌をもう少しなんとかしますね。形ももうすこし綺麗にして・・・。
私の好みとしては、下山手通にあった東亜食堂の日曜日に作っていた豚まんが好きだった。昔は、よくお粥を食べにいったな。今は閉店している。同じ名前のお店が六甲道にあるそうですが、移動したのかどうかわかりません。
その東亜食堂も途中で味が変化してしまった。それから足が遠のいた。
その結果、自分のレシピを作成しました。本当は、それを自分で作って食べたい。
でも一日仕事になる。しかもたくさん出来てしまう。
中にいれる合挽肉を二つに分け、半分は甜麺醤(テンメンジャン)、五香粉、ごま油等で炒め冷ます。半分は、塩味、干し貝柱の戻したもの、黒クワイ、ごま油で混ぜ、炒めた挽肉と混ぜる。これを自分で作った皮で一口で食べられるように包む。
そして蒸す。
包子の包み方は、餃子の包み方もそうだけど、調理師学校でテストがあったのです。
20分で規定の数を包む。
いまでもきっと作れば行列ができる店になる自信はある。でもそんなことはやりたくない。なんでしょうね。生業にしたくないのです。やっぱり趣味。
ピザでも子供が多かったから、皮から作っていた。トマトソースだって作っていた。だから鰻の白焼きのピザやウニのピザなんてもの楽しんでおりました。
↑トアロード・デリカテッセン「ごちそうサラダ」
さて、次に元町に戻り昼食。
久しぶりにトアロード・デリカテッセンに行き、2階で食事。
ここで「ごちそうサラダ」を注文。ご一緒された方は、サンドイッチ。
色んなことを話しながら食べました。
このお店は、年末によくハムを買いにきました。
ブラッドソーセージは、ここ製をはじめて食べたと思う。
25歳の春でした。因みにその頃、南京街の門なんかありませんでした。
民生だってバラックだった。最後の営業に出っくわした。ゲイロード(インド料理)の帰りでお腹がいっぱいだったのにお店に入り「イカの天ぷら」を食べたな。そして店内を眺めて食べたのを昨日のように憶えている。
そういえば実家にゲイロードのレシートが30万円ほどある筈だ。食べる組み合わせを考えていたので残っているのです。もう捨てられたかも。レシピ帳なんかもある筈だけど・・・。
↑「ミックスサンド」
そのゲイロードは、ヨーロッパをデザイン研修と錦の御旗をたて行った時、ロンドンのお店ではじめてインド料理に出会った。
帰国後、インド料理を探して・・・いまのようにネットなんてなかったのです・・・のがゲイロード。地下にあったお店に初めて行った時の感激を憶えている。
十年ぐらい通ったかな・・・。その頃、キングスアームスで初めてローストビーフを食べた。あの頃のローストビーフは、いまはないですね。最近のローストビーフはちょっと変です。北野クラブなんかも行きました。懐かしい。
最後にお茶を飲みたくなった。
京都で喫茶がなくなったマリアージュ フレールに行く。
ケーキは、シンプルなタルト。
「映え」を求めていないのでこういうので十分。
お茶は、いまの時期にぴったりのT908「カサブランカ」。
モロッコのミントの香りの緑茶とベルガモット(アールグレイの香り)で香りをつけたお茶を組み合わせたというフレーバーティーです。
飲むと心と身体がスッキリする。
たまには神戸に行くのもいいのかも。
京都駅からJR新快速なら50分で行ける。
大阪に阪急や京阪でいけば同じぐらいの時間がかかる。
同じ時間をかけるなら神戸の方がずっといい。
ただ神戸に行くと歩きますね。
この日15000歩ぐらい歩いていた。
しかも最近、私の立ち寄り先のお店が閉店してしまっているので行くお店が極めて少なくなってきている。
新規開拓しないといけませんね。
でも最近好みの店がない。
自分がガラパゴス化して来ている。
でもいい時代を知っているのは間違いない。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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