SSブログ

氷室 [和菓子]

DSC058.JPG

昨日からとうとうクーラーのスイッチを入れた。
気温は、32度ぐらいだったのでしょう。
でも湿度が70%ぐらいになってきた。
しかも、PCの熱も加わり、室内でも30度ぐらいになった。
寝るときも、クーラーオン状態になるだろう。
やっぱり冬がいいな。
早く冬にならないかなぁ・・・。

DSC090.JPG

着替えるのが早くて、外出する時は便利だけど、なにかする度にシャワーやお風呂がちょっと煩わしい。
私の快適気温は、10度ぐらい。
20度も気温が高いのは辛すぎる。

DSC01985.JPG
↑亀屋良長「氷室」

父親のように94歳ぐらいになると暑さもあまり感じなくなるのかな?
彼は、最近、汗もかかないなんていいます。
そう言った時「ひょうっとして死んでいるのかも」と言ってあげます。
まあ、暑さ、寒さも死んだら関係なくなります。
生きている間にしっかり味わいなさいということか。

DSC01992.JPG
↑見栄えは錦玉だけど、食べるならくずがいい。

平安時代、「氷の朔日」といって旧暦6月1日、冬の間に氷を保管してある所から氷を出し、宮中で食べるという儀式があったそうです。
セレブたちの行事。
今なら冷蔵庫の製氷室から取り出すだけですむ・・・ひょうっとして現代の我々はすごくセレブなのかも。
しかも、空調の整った部屋で楽しめます。

DSC02022.JPG
↑くず、白こしあん

冬の間の氷を貯蔵する「氷室」という施設が都周辺に十箇所ぐらいあったそうです。
その氷室は、明治時代になって消滅したそうです。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 和菓子
nice!(4)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。