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本堂大修理中 [社寺]

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↑清水寺本堂、現在の状態。拝観はできます。

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本日の写真は、清水寺の本堂の大修理をしている状態を撮ってみました。
いつもの清水寺の本堂を期待してこられた観光客はがっかりするかも。
でもこの状態は50年に一度しか見ることができないのです。
だから出会えたらラッキーかも。

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↑子安塔方面から本堂を見る

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いまは、檜皮(ひわだ)つまり、ヒノキの皮を集めるもの大変でしょうね。
瓦と違って軽くて建物に負荷が少ないという利点があるそうです。
でも自然の材料なので年月が経つと吸水力が落ち、乾燥して燃えやすいという状態になるそうです。
だから古来、関係者の間では、別称で「火の木(=ヒノキ)」とも呼ばれるほどです。

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それから「清水の舞台」
先日、森清範貫主のお話では、平安時代に舞台はなかったそうです。
だから清少納言や紫式部が通っていた時、舞台はなかった。
舞台が作られたのは、はっきりわかっていないらしいのです。
12世紀初頭ぐらいではないかとのこと。

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↑本堂は覆いがかけられているからこんな感じになっています

本堂や舞台は国宝なんです。
みなさん、観光に行くでしょ。
国宝の上を土足で歩いているのです。
すごいと思いませんか。
舞台の檜の上にピンヒールの跡がついていたりするのを見ると心が痛みます。

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↑このような眺めは今限定

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先ほど書いた本堂の屋根も檜皮を使うしかないようです。
これだけ科学技術が発達しているのに、パッとみたら檜皮で、実は新素材というわけにはいかないようです。舞台の檜も同じ。
技術的に防腐処置すれば、腐ったり、防火になるかもしれないのですが・・・。
国宝だとそういう訳にいかない。
難しいものですね。
それと柱の問題もあります。
柱を交換するのですが、それに使える大木がないそうです。
清水寺では、山を手に入れ植林をし、遠い未来のために備えているという話も聞いたことがあります。

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だから、舞台を修理してら、「清水の舞台から、バンジージャンプができるようになる」なんてことはないです。やったら流行るでしょうけど。
バリアフリー化も結構進んでいますね。
車イスでも拝観できるようになっています。
それは素晴しいことだと思います。

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↑私は向こうの山の中腹、子安塔よりちょっとしたぐらいに住んでいるのです。清水寺の境内放送も聞こえます。

ただ、清水寺に来る時の車の問題はあります。
それが元で交通停滞が下界で起こっている。
本当は、いつも書いているように五条通に地下鉄を通し(西山〜六地蔵)清水寺駅から巨大なエレベーターで仁王門の所まであがることができればいいと思う。
それが清水寺専用シャトルバスを運行する。他の観光バスは禁止にする。もちろん自家用車は不可。まあ、門前会は反対するでしょうね。でもそんな個々の問題を取り上げていたら、あのあたりの交通停滞は解決しない。
京都市内は、そういう問題が多すぎます。
いま、地下鉄の東西線がありますが、本来五条通に地下鉄を通せば良かったといまでも思います。

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↑音羽の瀧

それと市電を廃しにするべきでなかった。
車を規制すればよかった。
いまでも四条通なんかは、自家用車は規制する必要があります。
バスのシステムも問題がある。
観光の人が料金支払いで時間がかかり、バスが数珠つなぎになってしまっています。
しかも歩道を拡張した弊害も出て来ている。
困ったものです。

後300年ぐらい経っても同じような状態で清水寺があるのかな?
観光で子孫が行ったりするかも。
過去というのもある。先祖が観光(当時なら遊山)で舞台に立ったりしている。
清水寺に行ったら必ず行きますよね。
いまの私と隔てているのは時間だけ・・・。
こういう有名な場所は、面白いものですね。

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タグ:京都 社寺
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