「ケ」だらけ [風景・和菓子]
連休が終わり普通の日が始まった。
休んでいた人にとって昨日は辛かっただろうな。
あまり長い間、休んだら日常のリズムを取り戻すのが大変だろう。
一般参賀の様子を見て14万人!という風景が凄かった。
でもちょっときになったのは、晴れ着を着ている人がいないこと。
お祝いはわかるけど、本来なら紋付き羽織袴かモーニングが本来の姿。
でもそんな人はほとんどいない。ちょっと失礼ですよね。
日本人から「ハレ」と「ケ」の使い分けが少なくなった。
昔は、百貨店に行くときは、晴れ着を着て行くもんやった。
最近は、どうみても晴れ着の人がいない。
私もそうやけどね。
一年中「ケ」状態。
不景気にはなりたくないものですね。
十連休・・・といってもお金がないから暇潰しに行列で食事。
フードコートや食べ放題で飲食をする。
なんか悲しい時代になってきた。
最近の若い世代は、バブルを知らないから可哀想。
老人たちは、あれが忘れられないのだろう。
だから、もう一度と色々試みる。
でも大抵しっぱいする。
「ハレ」と「ケ」の説明をしていないことに気付いた。
ウィキペディアの記述を引用してみます。
↑本家玉壽軒「花菖蒲」
毎年、今頃になるとこの生菓子を買っているように思う。お気に入りの意匠なのかも。食べたらねりきりなので、さほど美味しくはないのだけらど。
「ハレとケ」とは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。
民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表している。
ハレの場においては、衣食住や振る舞い、言葉遣いなどを、ケとは画然と区別した。
↑ねりきり、白こしあん
こういうメリハリって人間にとって必要なのかも。
「ハレ」「ケ」そして「ケガレ」を意識することは必要なのかも。
「ケガレ」が進むと「気枯れ」状態になる。
これが原因不明の病気だったり、不運になったりするのかも。
これから元気に生きようとしたら「ハレ」「ケ」「ケガレ」を心の中でコントロールして行く必要があるのかも。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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Twitter→@kyo_otoko
休んでいた人にとって昨日は辛かっただろうな。
あまり長い間、休んだら日常のリズムを取り戻すのが大変だろう。
一般参賀の様子を見て14万人!という風景が凄かった。
でもちょっときになったのは、晴れ着を着ている人がいないこと。
お祝いはわかるけど、本来なら紋付き羽織袴かモーニングが本来の姿。
でもそんな人はほとんどいない。ちょっと失礼ですよね。
日本人から「ハレ」と「ケ」の使い分けが少なくなった。
昔は、百貨店に行くときは、晴れ着を着て行くもんやった。
最近は、どうみても晴れ着の人がいない。
私もそうやけどね。
一年中「ケ」状態。
不景気にはなりたくないものですね。
十連休・・・といってもお金がないから暇潰しに行列で食事。
フードコートや食べ放題で飲食をする。
なんか悲しい時代になってきた。
最近の若い世代は、バブルを知らないから可哀想。
老人たちは、あれが忘れられないのだろう。
だから、もう一度と色々試みる。
でも大抵しっぱいする。
「ハレ」と「ケ」の説明をしていないことに気付いた。
ウィキペディアの記述を引用してみます。
↑本家玉壽軒「花菖蒲」
毎年、今頃になるとこの生菓子を買っているように思う。お気に入りの意匠なのかも。食べたらねりきりなので、さほど美味しくはないのだけらど。
「ハレとケ」とは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。
民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表している。
ハレの場においては、衣食住や振る舞い、言葉遣いなどを、ケとは画然と区別した。
↑ねりきり、白こしあん
こういうメリハリって人間にとって必要なのかも。
「ハレ」「ケ」そして「ケガレ」を意識することは必要なのかも。
「ケガレ」が進むと「気枯れ」状態になる。
これが原因不明の病気だったり、不運になったりするのかも。
これから元気に生きようとしたら「ハレ」「ケ」「ケガレ」を心の中でコントロールして行く必要があるのかも。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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