御所の弁天さん、御神輿にお乗りやす [社寺]
ここは、京都御苑内にある白雲神社(しらくもじんじゃ)。
妙音弁財天と称する市杵島姫命で、西園寺家が琵琶の宗家であることから音楽の神として祀られてきました。
だから純粋な弁財天・辯才天・弁才天ということではないのかも。
でも神仏習合ということで、同じ弁才グループでいいのでしょう。
妙音弁財天こと市杵島姫命は、西園寺家が琵琶の宗家であることから音楽の神として祀られてきた。西園寺家の鎮守社だった。明治以降、西園寺家が東京に移りその後「白雲神社」になりました。
市杵島姫命(いちきしまひめ)は、日本神話に登場する女神で、宗像三女神の一柱。水の神なんです。だからインド系の弁才天・弁財天と同一視され、弁才グループ
なったのではないでしょうか。
お使いは、白蛇や龍で共通なんです。
この神社も妙に親しみを感じる不思議な神社なんです。
京都御苑に行くと立ち寄りのです。
↑8月6日と30日は、巳の日なんだ。縁日なんですね。
涼をとるのに使っていた扇子が『猫弁天神輿』でした。
「御所の弁天さん、御神輿にお乗りやす。楽しいですよ」とお声をかけておりました。なんか御神輿に乗ってくれはったような・・・。
楽しくわっしょいわっしょいとやりましょう!そして暗い世相を吹き飛ばしましょう。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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