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水泉動 [風景・和菓子]

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風が冷たいですね。

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「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」という言葉があります。
これは、暦の言葉です。
地中から湧き出る泉のことだそうです。地中では凍った泉が動きはじめ、かすかにあたたかさを含んでいる頃なんだそうです。
でも地上は、いま一番寒い時期になってきている。

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↑千本玉寿軒「雪輪」

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↑上用、こしあん

私の部屋は、暖房をしていないから外と同じだから外にいる時と同じ服装をしております。でも私としてはそれが一番快適。キーボード操作する指が凍えなかったらOK。
実家にいる父親は、とても寒がります。高齢になると筋肉が落ちてくるからそうなりますね。脂肪がいっぱい身体についていても熱は発しませんから。
だから寝るときの布団の温め方を指導しています。寝る一時間前に布団乾燥機を動かし、布団全体を温めて寝るのが一番かも。
イギリスの細長い湯たんぽなんかもいいかも。でも父親は、あの湯たんぽにお湯を入れられるかな?そらが問題かも。

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↑長久堂「冬の紅」

私の子供の頃の京都市内は、いまよりズッと寒かった。
いわゆる「京の底冷え」です。
暖房機は、火鉢と掘り炬燵ぐらいだった。
家は、隙間だらけだったから、寒い風が部屋に入ってきた。
手や耳、足の指も霜焼けだらけだった。
最近の京都市内は、温かくなりました。温暖化のお陰です。もっとも夏はビックリするほど暑くなりましたけど。

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↑きんとん(山芋入)、粒あん

そういえば本日は、成人の日らしい。
我が家では、カスミもしない日やね。
私の回りの人間で成人式に行った人はいないのです。
行くという発想が皆無だった。
なにが面白いのかな?

和菓子

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  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
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