新緑の糺の森・・・3 [社寺]
明日は、5月5日ですね。
コロナの影響で行事が木っ端微塵な状態ですね。
京都市内の5月は、色んな神社でお祭がある月なんです。
近所でいうと伏見稲荷大社のお祭がある。今年も中止なのかな?
伏見稲荷大社の氏子の範囲は広いのです。
私の小さい時は、お祭の時、お赤飯と鯖寿司を親戚に配るのが子供の仕事だった。
赤飯や鯖寿司、紅白饅頭が行き交う時期でしたね。
お駄賃がもらえるから嬉しい月でした。
いまは、もうそんな風習はない。
神仏も新型コロナの前では、どうしようもない。
神職さんでもマスクをして、社務所ではシールドだらけです。
疫病対応の祇園祭だって山鉾巡行が中止という悲しいことになってしまった。
今年もだめなようです。
東寺の弘法市だって中止が続いている。
神も仏も力がない。
お盆でもいつもはおっさん(和尚さん)に来てもらっていた家庭も代替わりでやらなくなってきた。お寺も檀家さんが離れて困っているそうです。
いま、信者さんの心を救う社寺がだめになってきている。
なんでしょうね。
そろそろ新しい考え方をしなければ行けない時期がきたのかも。
でもいままでやっていた行事やお祭がなくなるのは、困るのかも。
地蔵盆だって、やりたいと思っても子供が少ないからできない。町内会でも就業行事は参加したくないという人も増えているらしい。
京都市内の町内会の町内会費が高いですからね。
いままで当たり前だと思ったことが当たり前でなくなってきた。
そういう時代なんです。
でも人の心は弱い。何かに頼りたい。
今回のコロナでわかったのは、病院も案外あてにならない。
国もです。
これからは、個々人が病気にならない身体になるのがいいのかも。
病気にならない生活習慣を目指すのがいいのかも。
血液検査の結果だって、異常となる規準がお金儲けシステムで決められているようです。血圧だってそう。
人間ドッグなんてもの案外当てにならない。
そんなことを考えている今日この頃。
写真は、先月に撮った新緑。
まだまだ写真があるので続きます。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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