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大将軍3・・・近所風景 [社寺]

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本日も大将軍八神社。
書いて置かないといけないので書いて置きます。
本殿の側に大金神神社と歳徳神社があります。
さすが方位除けの神社、
吉方の神である『歳徳神』と凶方の神である『大金神』が祀られています。
大将軍八神社の大切な方位の神となります。

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歳徳神(としとくじん、とんどさん)をご存知ですか?
節分の時「恵方巻」といういい加減な風習があるでしょ。あの恵方から来る女神さんのことです。また、大晦日から各家庭に来られる女神さんなんです。その女神さんをお迎えするため、年末に大掃除をし、アンテナである門松をたて、ここに定着してくださいと鏡餅を置くのです。そして三が日をバタバタしないように、お節料理を用意する。
おそらく、そういうことを理解していない方の家には、来られないと思います。
恵方巻なんて、歳徳神に対してはなんの効果もないですね。

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金神(こんじん)とは方位神の1つ。存在する方位は、すべてのことに対し凶となる。結構、怖い存在。犯せば、族7人に死が及び、家族が7人いない時は隣の家の者まで殺されるという存在。
その対応で五節句というのが決められたそうです。こんな話は、初めてという人が多いでしょうね。
大金神は、金神に正確が似ている。方位神です。方角を示している。大金神と姫金神がある方角でいうと180度の関係で存在する。その方位は、毎年移動するのだそうです。その時の干支で決まるそうです。今年2022年の干支は「寅」では、大金神は亥の方角、姫金神は巳の方角となる。
名前が大金神だなら商売繁盛と思ってはいけません。念のため。扱いを間違うとえらいことになります。最近はどうかわかりませんけど。

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境内の一番奥に錨が置いてあります。
意味は?
この神社の宝船があります。宝船に錨が描いてある。宝船を自分の心につなぎ止めるというような意味。氏子さんがその意味に賛同されて、寄贈されたそうです。

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ここからは、神社近くの風景。

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この家の看板が面白い。
「す」→「酢」を醸造されていた家らしい。
もう造っておられないようです。

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この川は、天神川。北野天満宮に流れている川です。北野天満宮より上流は紙屋川という名前になり、北野天満宮より下流を天神川といいます。

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七味のお店を発見。
好みでいろいろな七味を調整してくれます。
昔の七味は、そうだった。

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山椒の香りを重視した中辛を購入。
ついでに山椒の粉も買いました。
京都人は、山椒が好きなんです。

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タグ:京都 社寺
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