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暑さは続くように感じる・・・ [和菓子]

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今年は、新型コロナの影響でもないだろうけど、夏が変だ。
だいたい梅雨明けが遅かった。
そのためなのかどうかわからないけど、秋が遅れるのかも。
猛暑の影響か野菜の値上げがすごい。海水温が高いのでサンマも不漁だとか。
昔は、お盆を過ぎると「海で泳いだらあかん」と言ったものですが、まだ海で泳いでいる人がいる。盆も無かったようなもんですからね。
海水温が上昇してクラゲも融けた?
日本周辺の自然が変?
全地球的の変化なのか?

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↑京都鶴屋鶴壽庵「広沢」

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それでも秋は来るのでしょうね。
早く秋冬になって欲しいものです。
でも新型コロナが元気になってくる?
ワクチンが開発されたというニュースはある。
でもワクチンの治験は十分になされているのだろうか?安全でないワクチンはイヤですね。できれば自然に感染して、自分で抗体を作るのが一番かも。

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↑くず

だから感染しても重篤化しないために出来ることをした方がいいと思う。
・過剰に不安や心配をしない
・ビタミンDとCを摂る。できれば自然のモノから。
・よく眠る
・腸活をしっかりする
・よく笑う
・腹式呼吸
・適度に日光浴
地上波のテレビは出来るだけ観ない。不安になるだけ。クダラナイニュースしかやってない。客観的に観たらドタバタ喜劇を観ているようなのですが。みな真面目に観ている。自分で考え、行動するのがいい。人やテレビ、国の言っていることはどうも信用できない。
なんて、観じております。そうそう感(情)はよくないですよ。観音さんの「観」がいい。観は、時空を通して物事を見ることということだと思う。感情的に物事を判断してはいけません。

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国や役人、大企業のほとんどは、ボーッとしている。為す術がわからないのかも。
過去のデータを分析しても、未来を予測できない。経験したことならわかるのだろう。平和ボケしたリーダーたちは、だめですね。今は非常時・戦時です。
国や大きな組織は金縛り状態になっている。いまのコロナ禍が過ぎたら、元の状態に戻ると本気で考えているのだろう。
オリンピックが本当にできるといまだに思っているだろう。
リニアモーターカーも完成する。
大阪万博もできると考えている。それにしてもあのマークは酷い。私は学生時代、担当教授大高猛先生が大阪万博のマークをつくられたのを見てきている。レベルが全然違うと感じております。オリンピックだって昔の亀倉雄策先生のモノがいい。
私の世代のグラフィックデザイナーたちは悲しい気持ちになっているだろう。
もうあんなイベントを考えること自体感覚的に古い。
夢と希望なんてあまり感じられない。志よりお金、人の為より自分の為、未来より今だけ・・・そのように思えます。

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↑二條若狹屋「秋日」

なにが悪くなった原因なんだろう?
教育?家庭の躾?
戦後の復興は見事にできたけど、失ったものは大きいのかも。
初期化して一から再構築した方がいいのかも。

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↑上用、黒こしあん

何を書いているのか?
写真は、生菓子なんだけどなぁ・・・。
そういえば和菓子も衰退して来ているように思う。
技術のキチンとした継承がなされているのだろうか?

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最近、小売業でレジ袋有料化が進んでいる。
地球環境・・・と言っている。嘘ですよ。利益率が悪くなっているだけです。
儲かっていないので無料で袋をおつけできませんと正直に言えば納得するのに。
昨日、バスの中で紙袋を見た。
パンがゴロゴロしているでしょ。パン屋は、酷いと思う。自分の作った商品をお客様に渡す時、トレイから個装したパンをこうやって入れろと言うのです。私がパン職人なら悲しくなる。個装するのも悲しい。高いパンなのに美味しく見えない。二次発酵の技術も未熟になってきて、形が悪い。値上げもできないから材料の質や量を減らしている。パンが好きなのに悲しいです。せめて紙袋に入れて渡して欲しいと思う。

暑さの成果、腹が立つことが多い。マスクをしている売り子さん、もっとしっかり発音して欲しい。何を言っているのかわからない人が多い。しかも酸素が足りないのか頭と身体の動きも遅いお人が多いのが気になる。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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うっとうしい雨ですねぇ [和菓子]

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よく雨が降りますねぇ・・・。
人に会うとそういう話しになる。
人は、マイナスで共感し易いのかも。
でもそういう会話は危ないかも。

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↑亀屋良長「夏小立」

なぜ危ないのか。
ダンダン、マイナスの共感に慣れ、当たり前になる。
結果、マイナスの状態が三次元的に顕現し易くなるから。
もちろん、百パーセント再現性はない。でも危険性は回避した方がいいだろうな。

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さり気ない会話でも蓄積すると危ない。
できればプラスの共感にして置きたい。

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↑くず、白こしあん

タクシーに乗っても運転手さんと何らかのコミュニケーションをとります。
行く先だけ伝えるという方法もあるにはあります。でも普通に何らかの会話をした方が運転手さんも乗る方も安心ですね。
知らない人と密室状態で時間を共有するのですから。
「私は、怪しい人間でない」と伝えたいのが普通。
私は、毎日ほどタクシーに乗ります。だから顔見知りの運転手さんの車に乗ることが結構あります。乗って前に別れた話しの続きができる。そして行き先を言わなくても行ってくれる。これは安心。
でも普通、そういう状態にならない。
だから会話をする。

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↑総本家駿河屋「水ぼたん」

マイナスで共感しないためにどういう会話にするか?
マイナスをちょっとプラスにして返して行く?
例1、運転手「うっとしい雨ですねぇ」私「これで水不足にはならないですね。よかった」
例2、運転手「うっとしい雨ですねぇ」私「雨の時ならお客さんが乗る確率が高いからちょっと嬉しくありませんか?」
例3、運転手「うっとしい雨ですねぇ」私「喉のぐらいが湿気で調子いいです」
というような調子です。

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↑錦玉、道明寺、白こしあん

こういう地道な作業で、自分の心からマイナス的なモノを少なくして行く。
その事は、ツキを維持する上で大切なことのように思えます。
また、相手のマイナス的な要素を少なくするという功徳もあります。

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アメンボ [和菓子]

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さて昨日まででお腹もいっぱいになったので、智積院の名勝庭園の続きをご紹介。
まず、なにやら気持ち悪い虫の写真。
智積院の名勝庭園の池の表面にいっぱいいました。
この虫をご存知ですか?
「アメンボ」です。水面に浮かび移動している。この虫は、カメムシ目なんです。
漢字で書くと「水黽」「水馬」「飴坊」という和名が着いている。捕まえるとカメムシのように臭いを出すそうです。私は、経験がないです。
ただカメムシのような臭いでなく、飴のような臭いらしい。だから「飴坊」なんだそうです。

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写真を拡大すると足が多い!これは交尾中らしい。
なぜ、水面に浮かぶかなというと足や身体に細かい毛が生えていて、それで浮かぶらしい。ただ最近、排水中に石鹸などの界面活性剤が水に含まれているとこの表面張力が弱まり、溺れるらしい。だから最近少ないそうなんです。
このアメンボ、弱そうに見えるけど肉食らしい。水面に落ちた他の昆虫に口吻を突き刺し、消化液を注入・体外消化され液状になった体組織を吸汁する。魚の死体やボウフラなどから吸汁することもある。面白い虫ですね。

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後は、お庭の広間の写真。
誰も人が居なくて快適でした。
ただ・・・蚊が居てちょっといやでしたね。

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アメンボが居てもボウフラはいるのでしょうね。
こういう広間なら蚊取り線香の匂いが似合いそう。

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これぐらい広いと蒸し暑さもあまり感じない。
風が吹き抜けるのが気持ちいいのです。

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エライ人が座る上段の間に座っていたら気持ちいいでしょうね。
でもみんなに声を掛ける時は、声がチャンと出ないと話せないだろうな。
昔の殿様は、大きな声だったのか?

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
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甘露な竹 [和菓子]

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↑鍵善良房「甘露竹」

久しぶりに鍵善の「甘露竹」を食べた。
何かというと青竹に水羊羹が入っているものです。
食べる時、節の底をきりで穴を開け、空気をいれるとツルッと出てくる。
それを黒文字で切っていただく。
まあ、口でチューチュー吸ってもいいけど・・・見栄えが悪い。
お嬢さん育ちの京女は、鍵善のモノでないと食べないのです。
贅沢な・・・。
爽やかな竹の香りが水羊羹に微かにするのもいい。

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食べ終わったら、竹をバリバリ食べる・・・はできません。
勿体ない。

食べ終わった竹をどう使ったらいいやろ?
・筒にして入浴する時、湯船で潜った時、呼吸するのに使う。そうやって忍者の修行をするのです。
・糸電話を作る。
・鹿威しの作成
・子供用青竹踏み
・ヌンチャク
・竹とんぼ
・鬼化した妹の口枷として使う?
なんて考えておりました。

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これは、デパ地下で見つけたハチクです。

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値段を見て、すごいと思った。
先月、ハチクをたくさんお送りいただいたのです。
私の近所に筍なんてのは生えていませんからね。
お送りいただき、ありがとうございました。

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お茶と御菓子 [和菓子]

そう言えば、最近、お茶をあまり飲まないな。
お白湯ですませてしまっている。
青汁の粉が口内炎に効くと勧められる、水に溶かすのが邪魔くさいから粉をそのまま口にいれ、お白湯を飲む。
するとなんとなくお茶を飲んだような気持ちになる。

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↑紫野源水「青楓」

その影響なのか、口内炎は治まってきた。
一時期、熱い飲物や食べ物、辛いモノが食べられなくなっていたのです。
些細なことが治らないと不快。

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↑薯蕷饅頭、こしあん

最近、夕方の空が好き。
室内の照明はつけずに、窓から空を観るのです。
雲の形もいい。
なんだろう。
ひとり黄昏れております。

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↑紫野源水「一声」

生菓子は、見栄えはいいけど、私は薯蕷饅頭が好き。
お白湯を飲みながら楽しんでおります。
そういうのが好き。
また、季節なんだろうか。冷や奴や魚そうめんが好き。
「魚そうめん」って京都独特のものなんやろか?
関東系の百貨店で探しても見つからないのです。
画像がないから、次回買って来たら写真を撮ります。

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↑羽二重、白小豆こしあん、大徳寺納豆入

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↑マンションにこんな貼り紙がしてありました。やっぱりいるんだ。

そういえば、先日、私もたぬきを目撃しました。
いるんやね・・・たぬき。
別になにも悪いことはしないけど、注意が必要なんやろな?

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初夏 [和菓子]

今年は、どうも調子が狂いますね。
春がなくて、気が付いたら初夏。
ほんとうに春がなかったかというとありました。
でも気分が春でなかった。

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京都市内もようやく人が出て来ました。
啓蟄みたい・・・。
でも・・・みなさんマスクしているからよくわかりませんが、表情が暗い。
10万円でも受け取ったら明るくなるのかな?
そういえば、まだ我が家にマスクも届いていない。
もういらんけど。
どこかに回収ボックスを設置して回収したらいいのかも。

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↑京都鶴屋鶴壽庵「青梅」

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そういえばカメラを持って出ているけど写真をあまり撮れないな。
買い物に行って、必要とするモノを買ったらすぐに帰りたくなる。
いつも乗っている会社系のタクシーが少ないのです。だからバスで家に帰る。
このバスが田舎のバスのように本数が少なく、一時間に一台ぐらいなんです。
だから時計を見ながら買い物をしている。
デパートも全館オープンしているけど、コロナ後で魅力的でなくなったように感じます。なんだろう?座る場所も少なくなっているしね。
一時間も時間を潰せない。
タクシーで帰ればいいけど、私が嫌いな個人タクシーしかいない。

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↑青月餅、こしあん

困ったものです。
これで、コロナは、いったん終息して行くのだろうか・・・。
人々はこわごわ生活している。
最近、テレビでリモート出演が多いですね。
あれが、動く遺影に見えてしょうがない。
考えたら不気味な光景。
あんな状態を公共電波に乗せるのはちょっと・・・と思うのですが。
私だけだろうか。

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↑亀屋良長「水牡丹」、こういうデザインの生菓子が美味しく見えますね。

あんなテレビでも家で観ているのかな?
ネットに繋がるタイプのテレビの方がいいのかも。
普通の地上波なんて、全然面白くもなんともない。
テレビや百貨店というものが衰退期を迎えているのでしょうね。
ニュースで観ていると『シン・ゴジラ』の最初の方を観ている気持ちになる。
あれは、映画だから笑えるけど、今回のコロナの件は、笑えない。

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↑寒天、煉切、粒餡

これから経済災害が始まりますね。
どうするのだろう?

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そういえば・・・ [和菓子]

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そういえば本日10日は、「母の日」ですね。
京女には、子供からプレゼントが届いてきています。
そういえば今回は、京女のお母さんに手配できない。
持って行こうとしても、スケジュールが合わない。
しかも、ついこの間まで入院中だった。
今回は、お見舞いにも自由に行けなかった。
身内でも「お見舞いは差し控えてください」というお達しだった。
別に、何かをするから・・・ということはないと思う。
落ち着いたらゆっくり、好きな食べ物を持参しようと思います。

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花の日の花って、カーネーションだと言われていますよね。
私は、あまり好きになれない。
写真のようにトルコキキョウなんか方がいいと思う。
でも画像を送っても仕方ないから、日を改めて持って行くとします。
私なら、花より団子の方が好きだな・・・。

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亡くなった私の母もきっとカーネーションは好きじゃないだろう。
葬式の時、赤いバラを祭壇に飾ってと葬儀屋さんに要求した。
バラだけで30万もかかった。
まあ、好きなんだからしかたない。

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↑長久堂「母の想い」

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↑きんとん、黒こしあん

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皐月晴れ [和菓子]

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昨日は、いい天気だった。
本来なら子供の日だったのかな?
もっとも子供たちが独立したいまは、あまり関係ない祝日です。

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↑紫野源水「風薫る」

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↑きんとん、粒あん

菖蒲湯・・・花屋に行くのが億劫だからなし。
食事は、麻婆豆腐に餃子でした。
もちろん自作でした。
テレビのスイッチをオンにする気にもならない。

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↑紫野源水「花菖蒲」

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↑いまぐらいの時期は、紫色が映えますね。

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↑煉切、白小豆こしあん

静かなのがいい。
聞き放題の音楽を聞きながら、デスクワーク三昧。
無心なのが一番いい。
疲れたら、ベッドで昼寝。
そろそろ緑の匂いがする風が部屋を通り抜ける。
心地良い。

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お昼過ぎ、ヘリコプターが五月蠅く飛んでいる。
きっと人出を監視しているのだろう。
人のいない観光地の撮影をしているのだろう。
ああいうのが飛んで来たら、みんな表に出て手を振ってやったらいい。
テレビって本当に嫌らしい。
まあ、観なければいいのです。

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↑紫野源水「水仙粽」

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↑本葛のみ

本日は、季節の生菓子を登場させます。
美味しいお茶とともにいただきました。
これが唯一端午の節句に因んだことだったかも。

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このあたりは昔のまま [和菓子]

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本日も高台寺です。
今日は、オーソドックスな写真です。

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↑開山堂

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白砂に衝撃を与えられ、その後の景色が普通なので安心。
なんか地味に感じます。
人影もなくて快適を通りこして不気味です。

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↑石楠花(しゃくなげ)が綺麗でした。

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↑もっともあの白砂を観た後はなんでも綺麗にみえるのかも。

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高台寺、正式には髙臺寺(こうだいじ)といい、臨済宗建仁寺派の寺院。山号は鷲峰山(じゅぶさん)、寺号は詳しくは高台寿聖禅寺と称する。豊臣秀吉の正室である北政所(高台院)が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院であり、寺号は北政所の落飾(仏門に入る)後の院号である高台院にちなむ。釈迦如来を本尊とする禅宗寺院であるとともに、秀吉と北政所を祀る霊廟としての性格をもった寺院である。

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↑傘亭(安閑窟)

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↑時雨亭(重要文化財)

霊屋(おたまや)の堂内装飾には桃山様式の蒔絵が用いられ、これを「高台寺蒔絵」と呼ぶ。他に北政所所持と伝えられる蒔絵調度類を多数蔵することから「蒔絵の寺」の通称がある。
以上は、書き写しです。

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さすがに重要文化財は、変な演出をしていないです。
ちょっとほっとします。
白砂だって普段は、普通なのかも。

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だから、一度普段の姿をうっくり見てみたい気もします。

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「ういろ餅」と「でっち羊羹」 [和菓子]

今年は、勘が冴えている。
まあ、重大な件では働きませんけど・・・。
でも何か役に立っているように思う。

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↑和た与「ういろ餅」

本日の「ういろ」や「でっち羊羹」なんか、手に入れようと思って外出したわけではない。カレーを食べに行っただけ。
そのカレーについては、後日書きます。
不思議なんです。

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↑左から、黒糖、抹茶、プレーン?、柚子

昨日はよく歩いていた。
たまに歩くと京都市内も随分変化している。
いいのか、わるいのかわかりません。
おそらくわるくなっているように思う。
なんかそう感じるのです。

本来の用事を済まして百貨店で買い物をする。
夜に食べる料理のための準備なんです。
売り場で料理を決めます。
その日、安い材料やいい材料を見てメニューを決める。
京女と二人だから話しが早い。

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↑和た与「でっち羊羹」

その時、デパ地下で和た与のでっち羊羹とういろを見つけた。
久しぶりなんです。
私は、ここの「でっち羊羹」や「ういろ」は食べます。
次に日に実家の父親用にも「でっち羊羹」を買う。
きっと喜ぶだろう。
父親は、味覚が鈍感だからお店の区別はつかないだろうけど・・・。

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↑竹の皮がいいです。

和た与は、近江八幡にお店がある。
買いに行くとなるとちょっとした小旅行だ。
だから買う時は、通販で買う。
それもいいけど、送料がバカにならない。
本当は、お店に行って作り立てを買うのがいいのだろう。
エージレスで保存するのはあまり好きではない。

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↑こういう風に包丁で切って、手で食べます。

近江八幡市は、滋賀県にある。
近江商人発祥の地なんです。
この「でっち羊羹」の「でっち」は、本来「丁稚」と書きます。
番頭や丁稚は、商家の役職名。
丁稚となると最下層の働き手をいいます。
いわゆる「丁稚奉公(でっちぼうこう)」です。
商家に10歳ぐらいから働きに出て来ます。給料はなしです。休日もなしです。
住み込みで、早朝から夜遅くまで働く、そして先輩から読み書き算盤を習うのです。
『商売往来』が教科書なんでしょうね。
盆と正月に里に帰るぐらいかな。親元の貧乏だったから帰ってこられても困るというのが実情だったのでしょう。

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この「でっち羊羹」は、普通の羊羹と違います。丁稚が里帰りの時、旦那からお小遣いをもらうのです。その丁稚のこずかい程度の金額で買える羊羹なんです。
普通の羊羹のように寒天を使ってつくりません。小麦粉と小豆、砂糖で作ります。だから甘味が薄い、淡泊な味の羊羹なんです。

虎屋の「夜の梅」も続くと飽きてきます。たまにはこういう「でんち羊羹」もいいですよ。竹の皮の香りも爽やかで、一本ぴろっと食べられる。
父親は、おくいう「でっち羊羹」が性に合っているようで好物なんです。

和菓子

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