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昔、むかし・・・ [その他いろいろ]

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↑アクションの時代

実家に行く度に整理を手伝わされる。
ホコリで喉がおかしくなりそうになります。

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↑1日15時間ぐらい働いていた時代。会社でヒヨドリを放し飼いにしていたのはこの時代だ。席はここではないけど。

父親が「お前の写真が出て来た」と紙袋を渡された。
昔の写真を見だしたらだめですね。
でも怖いもの見たさもあるしみてしまう。

過去3.jpg
↑フォーク時代

結構、笑う写真が多い。
当時は、結構マジだったのがとても可愛い。
すべて二十歳代の写真。

過去4.jpg
↑マドロス(古!)の時代

写真は、退色していたので復元をしたら、余計古さが強調された。
総天然色という感じねっ!

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↑刑事ドラマ風時代。バーバリのトレンチコートがまだ新しい!

その袋の中の写真を長男が見て、ため息をついた。
「どうした?」というと若い頃の京男の写真が自分に似ている写真があったらしい。
複雑な気持ちなんだろうな・・・。
「心配するな。大丈夫。お父さんのようにカッコ良くなるから」と慰めた。

過去6.jpg
↑カニ食べ放題時代。二杯分の殻が出た。カニをあれほど食べたのは初めてだった。カニはたくさん食べないと味が分からないと思いましたね。

横で京女が鼻で笑った。
そんな態度はよくないよ。京女さん。
結納の時の写真もほら出て来た。
いまの方がずっと美人になったよ。
よかったね。
いい人と出会えて。
ブツブツいわない!素直に喜びましょう!

過去7.jpg
↑カニを食べ過ぎてカニに変身した!

あの時代に戻りたくない。
いまが一番いい。
そう思う京男だった。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


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蚊→蝙蝠→スープ問題 [その他いろいろ]

昨日の記事のコメントのご返事で書こうと思ったけど、記述が長くなるので単独の記事として書いておきます。

蝙蝠2.jpg
↑『華味三昧——中国料理の文化と歴史』講談社刊(1981)より。実家にある京男の書庫には、この手の本がいっぱいあります。昔、良い本がいっぱい出版せれていました。食に関する民俗学的考察に興味を持っていた時代の資料。

中国の四川料理に「蚊の目玉のスープ」というのが出てくるのですが、これは都市伝説的なものなんだろうか・・・それとも本当にあるのだろうか?
結論は、あるような、ないようなということです。

蚊の目玉の採取法は、蝙蝠が蚊を餌として食べる。消化できない蚊の目玉の部分を蝙蝠の糞から取り出し、スープにする。
目玉だけ消化できないというのは、ちょっと不自然でありそうにない。
もっと調べるとどうやら小エビの目玉を使ったスープらしい。
ここまでの話しだと「ない」という結論になります。

K0096P.jpg
↑このイラスト蚊じゃないかもね(笑)

ところが蝙蝠という観点から見るとあり得るのです。
西洋で、蝙蝠というと吸血する不吉な象徴として扱われている。それに対して中国では、「蝙蝠」という語の発音が「福が偏り来る」という意味の「偏福」 に通じるため、幸運の象徴とされている。
清の時代に編まれた『本草備要』という漢方の本の中に「夜明砂」というのが出てくる。簡単にいうと蝙蝠の糞なんです。
それが薬になると記されている。
殆どの蝙蝠は夜に飛びます。つまり「目」がいい「夜盲症に効果がある」になったらしい。ならなにも糞から蚊の目玉をとって食べるより、蝙蝠の目玉をスープとして使えばいいのに・・・。
話しは、それますが1989年ぐらいに、漢方薬の専門家の本を作るため、色々取材したことがあります。一番びっくりしたのが10歳までの男の子の尿に薬効があるという話しでした。そういう趣味の世界じゃなく漢方の世界の話しなんです。
この卵「童子蛋」は同市で数百年も続く伝統食で、男子の尿でゆでた卵の殻にひびを入れ、
さらに煮込んで1日がかりで作られる。特に10歳以下の男子の尿が好まれるという。あの時、我が家の男の子がいたので妙にリアルだった。
糖尿病の人の尿ならデザートになるのかな・・・(変なことを書いてすんません)

蝙蝠1.jpg
↑『華味三昧——中国料理の文化と歴史』講談社刊より

話しを蝙蝠の糞の話しに戻します。
「夜明砂」を使ったスープがあるのです。
名前は「夜明谷精湯」作り方は、
・材料 夜明砂6グラム、羊の肝臓50グラム、谷精草6グラム、刻みネギ5つかみ、塩、コンソメスープ適量、味の素1グラム
・作り方 羊の肝臓を刻んでおく。鍋を火にかけ、スープ、夜明砂、谷精草を入れ、10数分煮込み、薬剤を取り去る。スープに羊の肝臓、ネギ、塩を入れ、十分煮込む。味の素で味を調える。
よかったらお作りください。(笑)

普通に考えたら、蝙蝠の糞はサーズの感染源になる可能性があるから、お勧めはしません。自己責任ということでお作りください。

以上昨日の補足でした。

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すごい生物がいるもんだ! [その他いろいろ]

地球上には、不思議な生物がいるもんだと思った記事が二つある。
一つ目がナマケモノ。
ナマケモノとガ、切っても切れない共生関係 研究で判明
この記事を見てやはりナマケモノは凄いと思った。

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落語で「不精代参」に出てくる親子の話を思い出す。
こんな話。
親子で寝ていて、
息子「おとつぁん、神棚のお灯明を消すのを忘れた。消した方がいいやろか?」
父親「消さなあかんと思たら、消さんかい」
息子「わて消すのじゃまくさい」
父親「おれかてじゃまくさい」
息子「ほっとこか」
父親「ほっとけほっとけ」
中略
結局、二人は火事で焼け死ぬ。

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当然ながら地獄行き。
地獄で閻魔大王の前に引き出され、顔もあげるのがじゃまくさいのであげない。閻魔さん、呆れて「人間に生まれ変わるのはあいならん。畜生道に落とす。ただし今は、先代の十三回忌なので特別の温情で生まれ変わる動物を選べる」と言う。
親子がじゃまくさがって言わないので、閻魔さんが動物を提示。
馬→牛→犬→猫
親子が猫で反応。
ただし、条件付毛並みは汚れがめだたないように真っ黒で(鼻のところに御飯粒のような白い模様付、なぜなら鼠が寄ってきて近づいてくるので)お願いします。
この落語では、ミツユビナマケモノは想定外だったかも。

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京男が小学校の時、卒業作文集かなんか作っていて、アンケートをあった。
「動物に生まれ変わるなら、何に生まれ変わる?」というのがあった。
「ミツユビナマケモノ」と書いたら、先生に怒られた。
心の狭い教師だったなぁ〜。

AB0130P.jpg

その後、目出度く成人(聖人にはなってまだやね)して、テレビの動物のドキュメンタリーをやっていた。
そこで、ミツユビナマケモノが登場した。
池に落ちても、代謝が遅いので死なない!ゆっくり水の底を歩いて陸にあがった!
やっぱりすごい。さらに子作りのシーンになった。その時の素早い動きにビックリした。やっぱりやる時にはやるんだ!と妙に感動しましたね。(笑)

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二つ目がめっぽう寒さに強いヤツの話。
ネット上で「東京海洋大、-196℃で24時間凍結しても死なないヒルを発見

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これは凄いと思った。
-196℃はちょっと寒すぎです。
これは、将来研究課題になるでしょうね。
生理的メカニズムがわかったら、SFで出てくる人工冬眠も夢じゃない。

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別の話で化石の中で冬眠?しているヤツもいるらしい。
もしそんなヤツがいるなら、隕石に含まれて宇宙から先祖が来たというのもあるかもしれない。
どこまでが物質で生命なんだろう?
いま大活躍しているウイルス(ヴィールス、ウィルス、virus)も変な存在ですね。
細胞を持たないから非生物とされることもあるらしい。
でも生命の形態といえばそうだし。
幽霊と違って実際、科学で検出できる存在だし、いないとはいえない。

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生命ってなんだろうね。

和菓子

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なんの木型だろう? [その他いろいろ]

昨日は、どうしても午前中に外出しなければならなかった。
雨をなんとかしなければ濡れます。
もちろん傘もさせない。
でも大丈夫、今迄そういう状態でも濡れたことはないのですよ。
タクシーを呼ぶ。
帽子だけはゴアテックスの帽子があったので被る。
電話が鳴り、駐車場に到着しましたと運転手。
外にでるとやっぱり降っていない。
うまく目的地で用事をして、タクシーでトンボ帰り。
ランチはいただきましたけど。
うまく雨が止まるものですね。

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さて、今日の写真は、木型の写真。
地方に行った時、コレクションしている人のものを撮影しました。
お菓子の型だろうか・・・。
凹凸の型を組み合わせて使うのかな?

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こういう木型を作る職人さんが最近少なくなってきているようです。
和菓子をつくる場合、木型をよく使いますからね。
お店の宝物のような型もたくさんあるのでしょう。
昔、母方の祖父母の家にたくさん木型があったそうです。
でも処分してしまったらしい。
私は木型まで考えなかった。
祖父の馬革でつくった大小ボストンバックはもらいました。
それはいまでも実家にあると思います。
学生の時に随分つかった。

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この木型はなにに使われていたのでしょうね。
凹凸で1セットみたいだけど・・・。
この木型は結構大きかったし。
そういえば、昔のお菓子はいまと違って、大きなものが多かった。
お菓子の博物館でみた菱餅の大きさにビックリしたことがあります。
神様に供えたものだから、大きいのかな。
小さかったら、遠目にみてさまにならないしね。


和菓子

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  • 作者: 中村 肇
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タグ:風景 京都
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ムラサキの花は白? [その他いろいろ]

今週の月曜日に神戸に行く。
映画「紫」を観るため。
coxさんのブログで知りました。
上映館を調べると京都での上映は終わっていた。
この手の映画は、逃がすとやっかいなのです。
神戸では、5月31日まで上映している。
なら、行ける時にいくしかない。
元町映画館に電話した。
「映画『紫』の27日(月)の上映時間は?」と聞く「11時です」と答が返ってきた。11時に元町の映画館・・・・。結構難易度が高い。
地元の人に問い合わせると「元町駅から歩いて10分ぐらい」とのこと。
ということは、私の足では20分ぐらいかな。

紫.jpg

結果的にチャンと付いたら上映が13時10分とのこと。
電話していたのに・・・日曜日の上映時間と勘違いしていたのね。もう・・・。
まあ、昼食をゆっくり食べるということか。
久しぶりの焼き豚も購入し、東急ハンズにも行けた。
結局、すごい距離を歩いてしまいました。



映画「紫」は、色彩を見ているだけで満足してしまいます。
吉岡さんが「昔の人に挑戦している。いまなんだから出来ると思っていたけど出来ない」と語っておられる。昔の人の自然に対する感性の鋭さは、すごいものがある。
でも昔の人に教えてもらう訳にはいかない。
「稽古(けいこ)」という言葉があります。
『古事記』の序文に出てくるのです。古(いにしえ)を稽(かむが)へて、今に照らすは「温故知新」というような意味です。
書くのは簡単だけど、失われた技術を現在に復元していくのは至難の技。
試行錯誤の日々なんでしょうね。
このドキュメンタリー映画は、観ているだけで癒されます。
志村ふくみさんとは、違う感覚ですね。男女の差かもしれません。
それを比べるのも面白かったですね。
御縁があれば観てください。

P1630399.JPG
↑映画館で買ったコースター

肝心なことを書いていない。
失礼しました。
ムラサキの花が白いのに感動しました。
ムラサキツユクサみたいに花が紫色だと悲しいかな思っていた。
ムラサキの根を紫根(しこん)といい、乾燥して砕き、微温湯で抽出して灰汁で媒染して染色する。この紫根は、漢方薬としても珍重された。抗炎症薬として、口内炎・舌炎の治療に使用される。江戸時代には染められた絹を鉢巻にして、病気平癒の為に頭に巻く風習が生まれた(病鉢巻)。
面白いですね。

P1630396.JPG
↑手元にある紅絹の糠袋。これを主治医に渡したら次回の手術の時、うまく縫ってくれるかな・・・。

私は、映画を観ていて「紅絹(もみ)」を思い出した。
紅絹は平絹の生地にウコンの根で黄色く下染めして、もんだ紅花の汁で上染めをする。ちょっと昔の京都では、仲秋の名月の月明かりを頼りに、紅絹の小裂で糠袋を縫うと裁縫上手になるのだそうです。紅絹とは着物の裏などに使う紅花染めの絹。

和菓子

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タグ:染色 映画
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何気ないけど美しい [その他いろいろ]

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バスに乗ろうとバス停で立っていた。
最近、行きはバスが多い。
経費節減ね。
でもバスに乗るのは一苦労。
始発じゃないから人が多い場合があるんです。
席がないと立つことになる。
「席を譲って貰えないの?」とおっしゃるでしょ。
乗ったバスを見渡して、全員老人ならどうします。
そういうことが結構あるのですよ。
高齢化社会になってきたと感じる瞬間です。
親切なおばあさんが席を譲っていただいたりします。
なんか申し訳なくて・・・。

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東大路を走る市バスは、いま修学旅行の中高生でいっぱい。
来るバスを見て乗るのをあきらめることが多いですね。
唯一202番だけが乗れる。(ローカルなネタやね)
実家や耳鼻科に行く時はこのバスなんです。
女房の実家の時もそうだ。
ほかのバスは観光の人が多くて乗れませんね。
京都市は「敬老乗車証」を発行しているけど、70歳を越えてあのようなバスに乗るのは無理ですよ。荷物や手押し車、杖などを持っている老人にバスに乗れというのは危険だと思う。こんなことは自分がこんな状態にならないとわからなかったことです。
私が京都市の福祉担当なら70歳以上の老人には敬老タクシーチケットを配るな。
月に2万円ぐらいなら週2回ぐらい往復できるやろな。
1回1,200×2、週2回4,800円、4週で19,200円ぐらい。
タクシー会社にも協力してもらって、家に福祉タクシーとして迎えにきてくれたり、いっしょに買い物をしてくれればいいと思います。
そういう知恵を出し合い、そういうことに予算を使った方がいいかも。道路を補修するのも大事だとは思うけど。
バスに乗ったら全員老人というのを見るとショックですよ。
こういうのは体験しないとわからない。市町村の職員はバスや電車で通勤しなさい。自家用車なんか使いなさんな。

IMG_7284.JPG
↑本の表紙に使いたいような写真

話しがちょっと重くなりました。
気分を変えます。
ある時、永正亭の「特田舎天ぷら付き、温」を食べたくなった。
食べたくなると暴走しだします。
そんなことってないですか?

IMG_7287.JPG
↑なぜ魅力的に見えるのかな・・・

注文して来たらとても美しく見えた。
記念撮影をしました。
今、見てもきれい。
もちろん食べて美味しかった。
冷たいのじゃなく温かいのが最近好き。
理由はわかりません。

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カロリー完全オフの和菓子登場!? [その他いろいろ]

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本日の記事を書き直しました。
昨日大阪から帰ってきて疲れた状態で記事を書いていたのです。
自分の本ということで、かなり遠慮していた感じですね。
どうでもいい中華丼の写真をいれたりして・・・。
朝、自分で見てビックリしました。
「あんたさん、何を遠慮している!アホと違う。この本を自分だけで作った訳じゃない。出版社の方、デザイナー、印刷のスタッフに対して失礼だろ!」と自分の眞我の方からクレームが入りました。
なので作った思いを書いておきます。

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↑これが出版した本です。『和菓子』中村肇著(河出書房新社)

この本は、ブログをはじめてから7年分のエッセンスの一部です。
和菓子や風景の写真は、まだまだあります。
この本を見ていると一つ一つのページが懐かしい。
できるだけ丁寧に写真を撮ったつもりです。

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↑結構分厚いんです。持った感じがドッシリした。

生菓子を撮る時に決めていたことがあります。
1.自然光で撮ること
この自然光は、刻々と変わります。朝は青っぽく、午後は赤っぽい。
なかなかうまく撮らせてくれません。
しかも生菓子の場合、乾燥してくると色がドンドン褪せてくる。
いかに素早くここに帰り、撮影するのかです。

2.和菓子を切った写真も撮る
生菓子は、あまり馴染みがないお菓子です。
お茶席など密かに食されることが多い。
だから外人的な目線なんです。
「中は、どうなっているの?」と素朴な好奇心を持ちました。
だからカットして撮影しています。
着る場合、失敗は許されない。高い生菓子を複数買えないですから。
だからいまだに気合いで薄刃のフィレナイフできります。
切られる生菓子も気付かないぐらいの速度で。
ピアノ線や糸で切ればいいというご意見もいただいたのですが、いまだに一刀流に拘っていますね。
1カットの写真の背後には、30カットぐらいの写真があるのですよ。
たくさん撮影するとグッタリします。
お店の方にとっては、カットした写真を出されるのは不快でしょうね。
でも素人からするととても興味があることなんですよ。外国の方からすると特にそうです。

京都末吉 [更新済み].jpg

Q:なぜ、生菓子や和菓子なのか?
A:日本には四季があり、それを表現している生菓子や和菓子は素晴しい。その素晴らしさを知って欲しかった。日本人の感性はこんなに素晴しい。
特に京都の生菓子の場合、具象的な表現とネーミングがいい。それが京都の菓子職人の心意気で、それを表現するために技を日々切磋琢磨しておられる。それをすこしでも知ってほしい。
グローバル化云々といわれる。海外で「あなたは日本人なのですか?日本の良さはなんですか?」と質問されて、答えられないようでは国際人として恥ずかしい。「日本はこんなに素晴しい文化をもっている」と胸を張って言って欲しいのです。
この本は、それが言いたいのです。お金儲けだけの国になって欲しくないのです。
日本の良さっていっぱいあります。

Q:なぜ英語並記なのですか?
A:この本は当初、海外で出版する予定だったのです。日本人よりきっと日本の美を感じてくれるだろうしね。海外出版に関しては、御縁があれば出したいと思います。日本にはこんなに素晴らし感性があるんだ!と知らせたい。外交下手で経済だけが日本じゃないですしね。ちょっと悔しいですから。

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↑宝船と共に船出します〜

さきほど、出版社の方とお話ししました。
もう書店の店頭に並んでいるそうです。京都では、京都本のコーナーに置いてあったそうです。もう完売している書店もあったそうです。あまり安くないから置いてある部数が少ないのもありますけど。書店で平積みしてあったら思わず手に取りたくなるデザインだと思います。
「京都本」コーナーか京都市内の書店では、なぜか京都本コーナーがあるのです。京都の人でも京都本に興味あるのかな・・・。まあ美術書よりは近づきやすいですね。
最悪なのはグルメ本と勘違いされることです。昨今のグルメ本は嫌いです。もちろんテレビのグルメ番組もあまり好きになれません。芸人が「うまい!」と言っても信用できないですから。B級グルメやゴミ箱料理、行列云々も好きになれない。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
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この本ができたのは、このブログを見に来てくださっている皆様のおかげでもあります。
あらためて御礼申し上げます。
Amazonのリンクを暫く貼って置くことにします。
できればAmazonの書評を書いてくださると嬉しいです。

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1:29:300 [その他いろいろ]

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今日は、京都と関係ない記事かもしれません。
でも日常いろいろなニュースをみていると、この比率が頭を過ぎります。

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この比率の意味はつぎのようなことです。

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比率の名前は「ハインリッヒの法則」といい、重大災害の背後に、その兆候がかならず出ているという統計を分析した結果、出されたものです。

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1・・・・・・重大災害(死亡・重傷)
29・・・・・軽傷の事故
300・・・・ひやりとしたり、ハッとした出来事

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ニュースを見ていると300や29のことが多いように思います。
「そんなこと昔、ならったよ。いまさら・・・」とおっしゃる方も多いでしょうね。
でもニュースをみているとそれを見逃してしまっているように思います。
重大災害を起こしてはじめて考え出す。
そして「自分の地位を守るため」培ってきた知識を総動員して答弁してくる。
その典型が「東大話法」というやつですね。
「東大話法」をしている人の表情がみな同じなのにお気づきになっている人もおおいでしょ。不気味ですよね。あの方たちも家に帰ったら普通のお父さんだったりするのでしょうね。同じような表情の息子や娘がいたらそれはそれで怖い。

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そういうエリートの人だけでなく、われわれも日常生活でシグナルを見逃していることが多いかもしれません。
「いままで、きまっているからこの筈だ」
「そんなこと考える必要はないだろう」
「みんながやっている事だから」
「個人が考えるレベルじゃない」
などと理屈をすけて、自分が考えたり行動することをやらない。
結果的にどんどん危険なエネルギーが蓄積してくる。
昔なら時間の流れがノンビリしていたから、因から果まで時間的余裕があった。
いまは、昔の十分の一ぐらいのテンポです。
左脳的にデータを分析し、結論し、対策している余裕がないのです。
「観じたら即行動」しないといけない。結果がでてから対策なんてあまりにもノロすぎる。運命でも病気でも経営でも同じです。
※こう書くと無鉄砲に動くと誤解されそうですね。そうではなく冷静な直観のようなものです。感情で動く直感とは違うという意味です。わかるかな・・・。

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昨日は、1月17日で阪神淡路大震災の日でした。
天変地異でも同じかも。
よくよく見てみると兆候はあるのかもしれません。
それを「地震学者が言っていなかった」とか「活断層がないから」と言って安心している。
自分の動物としての能力を磨いた方がいいのかも。
「そんな非科学的なこと」と言われそうだけど、自分が感じたら脱兎のごとく逃げる。逃げない理由なんて考えない。(逃げてから考えたらいい)そういう風に自分を鍛えておく方がいいかもしれません。
そのためには、とりあえず「情報断食」をお勧めします。
世間は、体のダイエットには興味あるけど、心のダイエットにはどうも無関心らしい。騙されたと思って一週間、テレビや新聞を観ないで暮らしてみてください。
もちろんスマホをジッと見るなんてのてもの御法度ですよ。
一日の内、30分ぐらい何も考えない時間を作ってみて下さい。これって結構難しい作業ですよ。

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ひょっとして300の前に3000ぐらいの兆候があるのかもしれないと思うようになりました。
なぜ、こんなことを書いているのかわかりませんけど、何かを察知しているのかもしれませんね。

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今年の漢字ねぇ・・・・ [その他いろいろ]

ニュースで、今年の世相を表す漢字を清水寺の森管長が書いてはった。
今年は「金」でした。
なんともみんなの意見を聞くからこんな結果になるんやね。
同じ日のニュースで、北朝鮮が「人工衛星」打ち上げと称して実行した長距離弾道ミサイルの発射がどうやら成功したようです。
なんか微妙な雰囲気になりましたね。
日本って結局なんにもできないのが悲しい。
この今年の漢字、投票制なんか止めたらいいのに、一応集めて、最後は森管長の閃きに任せたらいいのに。
森管長も当日の朝に「今年の漢字」を渡されるんですわぁ〜。
とおっしゃっていた。
京男なら「金」なんてのは没にするな。
まだ「玉」の方が楽しいやん。
※これより先は、淑女向きじゃないので、淑女の皆さまは読み飛ばしてください。

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↑この間、京都で雪が舞った日の写真。この程度では積もりません。北の方では積もったらしい。

「金」・・・オリンピックで女性が金メダルを受賞したからなんでしょうか。
男性は、もうすこし力不足だったのかなぁ。
亜鉛をしっかり摂ったら亜鉛メダルぐらいは獲得できるかもね。

「金玉日食」というのもありましたね。
巨大たぬきの金玉で太陽が隠れて真っ暗になったやつ・・・
漢字が違うかなぁ・・・

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↑梅園「おぜんざい」

フグの金玉は美味しい食べられるけど、メスの卵巣は普通食べらられないのはなっとくいかない。

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↑お餅が香ばし

昔、沖縄のビーチパーティーで子ヤギ潰して料理していただいた。
中身汁、あまり美味しくなかったけど、沖縄のヨモギをいっぱい入れて食べたっけ。
フト横をみると、某会社の社長が子ヤギの金玉刺身を効くと言って貪り喰っていたな・・・。効いたんだろうか??
一応食べてみたけど、なんの変化もなかったけど。

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↑ヤギではありません

京男なら今年の漢字は「露」かな。
「暴露」の「露」。
過去国民を騙してきたことが、どんどん暴露されてきた年。
2013年は、国内外で「乱」。天変地異、社会、経済の乱の年。
2014年ぐらいからようやく新しい世界のスタートぐらいになるのかな。
そんな気がしますね。
とりあえず、身体の健康だけは維持しましょう。
子ヤギの金玉の刺身は食べなくていいですよ。(笑)

※今日は記事がちょっとお下品でした。すんませんなぁ〜。しかも写真も適当だし。
一瞬、ヤギの中身汁かと思ったでしょ。(笑)

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小耳に挟む [その他いろいろ]

先週、東洋医学系の人から話を聞いた。
いま我々がよかれと思って実行していることが、かえって悪い結果になっている場合があるらしい。
昔からこうだと決まっているから正しいとは限らない。
来年からは、自分でしっかり考えよう!

◆現代型栄養失調
健康志向、ダイエット志向により偏食的になり栄養失調になっている。
結果的に体温が下がっていて、免疫力がかなり落ちている。

◆ワクチンは止めなさい
ワクチンを接種したがために、その病気にかかりやすくなった例もかなりある。
親は子供にワクチンを受けさせる前に徹底的に自分で調べてみましょう。
国のいいなりは危険。ワクチンで莫大な儲けをしている外国の企業がある。

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◆これはやめよう
1.乳製品 牛乳・ヨーグルト・チーズ
2.砂糖類(特に白砂糖)痛みを引き起こしやすくなる 神経が麻痺する 
3.高温で揚げた揚げ物 唐揚や天ぷら
4.精白されたお米、パン
5.添加物やマーガリン

こういう条件でいくと洋菓子は全滅ですね。
和菓子と自分で煎れたお茶が一番。
和菓子も和三盆や黒糖をつかったものがいい。
ちゃんとした蜂蜜、麦芽糖なんかがいいかも。

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◆インスリン(インシュリン、insulin)の問題
カロリーオフ飲料をダイエットと称してのんだ場合、糖分はないけど甘味料が入っている。甘味料の甘さに脳が反応して少量でもインスリンが分泌する。
それが脳に影響を与える。つまり弱い低血糖状態になる。
痴呆、引きこもり、うつ病の原因になる可能性があるらしい。
本当なら怖いことです。

◆中華料理店症候群
テレビで旨味調味料を気軽につかっているCMをときどき見かける。
昔(1960年代)に1960年代に中華料理を食べた少数のアメリカ人が食後に炎症を覚え、眠気、顔面の紅潮、掻痒感、頭痛、体の痺れそして軽度の背中の無感覚などの症状が見られた。これらの症状の大部分は悪化することはなく、しばらくすると消失するというものである。この症状は間もなく「中華料理店症候群」という呼び名がつけられた。つまり中華料理はたくさんの旨味調味料を使うからだろう。
それを近年の若者は理解していない。ダンダン濃い味が好まれるようになってきているように思う。大丈夫かな・・・。

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◆LEDのライトは、白内障の人にとっては良くない。
省エネだからといって採用すると困ったことになるかも。
車のヘッドライトは眩し過ぎる。事故の原因になっていない?

明かりを採るなら、行燈や石油ランプで十分かも。
夜は早く寝ましょう!

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◆太陽フレアー
NASAなんかの研究機関は2013年前半に地球を直撃する太陽フレアーが発生する可能世があると発表。
前回は、1859年に発生したらしい。
当時は、いまのようにネットやPCが発達していなかったからさほど問題なかった。
でも、いまなら大変。PCやネットがダウンする可能性がある。
一番問題なのが原子力発電のシステム。制御が効かなくなるとやっかい。
いい面は、日本でもオーロラが見られるということかな。
ネットや通信にあまり頼りすぎない方がいいかも。

いつもの記事と違う内容になってしまった。
まあ、そういうのもいいでしょう。
すべて正しいかどうかはわかりません。

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タグ:京都 雑談
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