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お稲荷さん、デテキナハレ! [食]

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「祢ざめ屋(ねざめや)」地図

昨日は、すんませんでした。
今日は、普通に稲荷寿司の記事にします。
本来ならお参りしてから、ランチでしょうけど、そうするといくら平日でも混みそうなので、その前にランチを食べておくことにする。
以前にすずめの焼き鳥を食べた時(クリックするとその記事に移動します)の歯が融けるような甘さの稲荷寿司を食べたことが、結構トラウマになっていた。
今回は、「祢ざめ家 (ねざめや)」にする。
お店の名前を豊臣秀吉が付けたそうです。ということはかなりの歴史ですね。

この祢ざめ家は、すずめの焼き鳥は前面に出ていなくて鰻が前面にでています。
すずめの焼き鳥は材料を集めるのが大変でしょうね。
やっぱり「こぼれ梅※」と「殻付き南京豆」で捕まえるのかな・・・。
※こぼれ梅は、味醂の搾り粕。いまでも天神さんで売っている。ちょっとあまいのでお菓子になる。でもアル禁京男には厳しい。これをすずめがいそうな場所に殻付き南京豆といっしょにまく。すずめがこぼれ梅を食べ、良い気持ちになり、眠くなった時、殻付き南京豆を見つける。「いい枕がある!」と寝るのです。
ぐっすり寝たすずめを捕まえるといるものです。

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↑注文して料理が来るまで、伏見人形がウインドーにありました。

なぜ鰻なんだろう?
そういえば昔、伊勢神宮に献茶の手伝いで行ったことがあります。
その時、伊勢神宮で昼食に出されたのが、鰻重だった。

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↑三種のお寿司の盛り合わせを注文

それにしても鰻という意味がわからん。
あんがい深い意味じゃなく、単純に昔のスタミナ源というか、ご馳走という意味なのかな。
すずめの焼き鳥の場合、稲作の害獣であるすずめをびびらせるために、門前ですずめの焼き鳥を食べたという意味らしいけど。
鰻も稲作と関係があるのかな?

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↑きも吸物、妙に主張してくれました。(汗)

とりあえず注文する時に鰻に敬意を表して、お吸い物「きも吸物」を注文しました。
結果的には、お寿司の三種盛りときも吸物は、あまり合わなかったけど・・・。
鱧の吸い物なら合うのに。

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↑稲荷寿司

さて食べ始めます。
ここのお揚げさんはあまり甘くなかった。
よかった!

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↑ここのは、黒ごまと干瓢が入っています。お揚げも甘すぎないので一安心。

やっぱり京男は、ねずみの天ぷら・・・じゃなかったお稲荷さんが好きやね。
お寿司屋でご馳走になっても、お稲荷さん、カッパ巻、干瓢巻、お新香巻、ガリをたくさんと極めて安上がりにすみます。
まあ、どうしてもというなら、アワビ、煮穴子、鰻、白えび、真心、バフンウニ、赤貝、喉黒、マンボウ、海亀、牛肉、馬肉・・・切りがない。

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↑鯖寿司、鯖の上に乗っている昆布は、薄かったからそのまま食べました。

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↑海苔巻、小さい時に苦手だった干瓢、椎茸がしっかりはいっています。

最近、京風寿司がやっぱりお気に入りかもしれません。
小さい時はあまり好きじゃなかったのにね。

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↑お店から出る時、お稲荷さんの仕込みをしてはったので写真を撮らせてもらいました。

さて、ランチを食べたし少し伏見稲荷大社へいきましょう。

※ちなみに、今日(9月16日)のランチは「大寿(クリックすると記事に行けます)」でお稲荷さんのテイクアウトを京女に買ってきてもらってのランチでした。

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都
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コメント 12

すー

おはようございます

雀の焼き鳥は遠慮で、このお稲荷さんなら食べてみたいです。
でもこの付近で食事をしたことがありません。外食があまり好きでないのでどうしてもこの辺りなら家に戻ってしまいます。

>お寿司の三種盛りときも吸物は、あまり合わなかったけど・

了解、その取り合わせは、覚えておきます(^_^)ニコニコ
by すー (2012-09-16 04:49) 

京男

>すーさん、おはようございます。
確かにこのあたりでランチは少ないですね。
この時はランチを食べにいったのですから、しかたない。
いろいろな食べ物屋さんがあるのに、入って食べたい店が少なくなってきているのはちょっと悲しいですね。
by 京男 (2012-09-16 05:05) 

jyugemu

おはようございます。
雀の宴会を見てみたいですね。
私も商売が苦手ですし、
高所恐怖症なので、鷺を取りにいくのも止めておきます。
by jyugemu (2012-09-16 06:33) 

京男

>jyugemuさん、おはようございます
いるもフォローありがとうございます。
jyugemuさんのフォローがなければ落語ネタは、完全にすべってしまいます。本当にありがとうございます。
by 京男 (2012-09-16 08:22) 

mayu

京男さん、こんにちは^^

久しぶりなってごめんなさい!

わぁ懐かしい~メッチャこの近所に住んでたんですよ!
本町通ですね、お稲荷さん懐かしい~!
京都に来た頃を思い出します。
稲荷寿司って土地で全然、味付けが違いますよね。
甘いところもありますし、そうでなかったり…
好みもありますけどね^^;
私は、あんまり得意ではないんですが。

でも懐かしい記事でした。
by mayu (2012-09-16 08:42) 

keiko

おはようございます。
今日では鰻より鱧なのですかね?
それにしてもおいなりさん美味しそうです。昨日食べれなかったので今日こそは食べたいな(^^)
雀…捕まえ、方笑えました。殻付き南京豆を枕!面白いですね!
by keiko (2012-09-16 08:58) 

京男

>mayuさん、おはようございます
このあたりにお住まいだったのね。
よく見るとこのあたりも変化していますね。
昔、あったお店が無くなっていたりします。
お揚げさんが好きなので、稲荷寿司も好きなんですよ。
ただしあまり甘すぎるのはちょっと苦手ですが。
by 京男 (2012-09-16 09:37) 

京男

>keikoさん、おはようございます。
鱧と鰻、どちらかと言えば絶対に鰻なんです。
これは昔から変わりません。でもね。
いつ昔から高価だったから、鰻はなかなか食べられません。
代用で鱧を食べさされました。いまと違って鱧は、庶民の魚だったのですよ。
雀の捕まえ方は、落語の「鷺とり」という演目なんです。関東・関西の古典落語にあるんですよ。
by 京男 (2012-09-16 09:46) 

pomme

おはようございます。
秀吉の命名!それだけでも行かなくちゃです。
年と共に好みって変わりますね。
最近、私もお稲荷さんすきです。
自家製だと家族に味が薄いと言われます。
お砂糖+醤油をどっさりって、なかなか勇気が
でないものですよね。

ねずみの天ぷら!なんとオソロシイ事を。
京男さんのブラックユーモア、元気が出ますけど。
by pomme (2012-09-16 11:13) 

guran

甘い稲荷寿司はちょっと食べられないですよね~^^;
by guran (2012-09-16 13:30) 

京男

>pommeさん、こんばんは。
フランス料理をつくる時、自分で食べるとなるとバター、生クリームを控えめにしますよね。結果的にプロの味にならない。
日本料理でもすれすれの状態とタイミングで砂糖をうまく使わないと味に奥行きが出ないものです。主婦の料理でものたりないのは、そのせいかも。
ねずみの天ぷらって確かにちょっと怖いですね。
ちなみに今晩、稲荷寿司でした。(笑)
by 京男 (2012-09-16 19:35) 

京男

>guranさん、おはようございます。
ちょっと限度を超えるとすごく甘く感じますね。
ただ甘いだけのものは、こまります。
美味しいものに出合うとうれしいですよ。
by 京男 (2012-09-16 19:37) 

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