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大阪のお土産 [オミヤ]

本日の写真は、先週末のもの。
週末は大阪で仕事をした。
京都に帰る前にインデアンカレー。
京女たちに夕食のお土産を買った。
デザートにシュークリームも持って帰った。

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↑インデアンカレー「レギュラー+卵」

昨日は、台風の後、北風が吹き、すごく涼しくなった。
湿度もなく快適。
このまま秋になってほしい。
もう蒸し暑いのはお終いにして欲しい。

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↑味は、元にもどっている。いつかのはなんだったのかな?

よく考えたらお彼岸ですよね。
暑さ寒さも彼岸まで・・・。
身体から離れたら煩悩もくそもない。そうやろか?
身体を離れても、やっぱりお金儲け・・・という人もいるかも。それは地獄というものかも。怖いですね。
正しく身体を離れないといけません。

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↑このピクルスも好物。でも最近は並になっている。

「彼岸」の反対、つまり我々の世界は「此岸」といいます。
迷いや煩悩に満ちた世界。
それも人生の味わいなのかな?
彼岸だから墓参りなんて行っている場合じゃないかも。

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↑うを佐「箱寿司」私は半分食べただけ。

この涼しさ、いつまで続くだろう?
いま、こんなに涼しく快適な気温になったら、蒸し暑いのに戻るのが怖くなる。
こういう時は、お風呂にゆっくり浸かって、早く寝るに限ります。

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↑「上ちらし」

本日の写真に戻ります。
お寿司は、大阪で作ってもらい持って帰りました。
私は、箱寿司とかが好き。
にぎりは、鮮度だけで仕事をしていないから、あまり好まない。

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↑「ちらし」

この時は、ちらし寿司の普通と上。
我が家の女性達用。
廻る寿司と違い、寿司飯が美味しい。
人の手で作った方がやっぱりいいな。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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不思議なモノでしょ [オミヤ]

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先日、これを手に入れるために西陣方面に行った。
これ、なんだと思います?
よく見てください。
一つ一つが形になっているでしょ。

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こうやって見ると出土した絵文字の古文書のように見える。
眺めていると妙に面白い。
ちょっと千切って食べると美味しいのです。

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↑商品的にはこんな感じのものになります。甘酸っぱい昆布。おやつ感覚で食べます。食べ出すと止まらない。しかもミネラルや繊維質が補充できる。これはお正月の特別なバージョン「羽子板昆布」

これは、五辻昆布で売っている「おやつ昆布」の型抜きした後のものなんです。
それをアウトレット的に売っているのです。
好きな人は、これで十分なんです。
値段も安いしね。

以前に記事にした時の写真もあります。

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↑もみじ昆布

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↑ハート昆布

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↑星うさぎ

なかなか可愛いでしょ。
バレンタインにハート昆布なんて洒落ている?かも。
子供たちが食べてくれるかもそれませんね。

私は、アウトレット的な抜き型の残りで十分ですけど。
地元の人間はそんなものです。
実家の側には、聖護院八ッ橋の本店があります。
地元的にはアウトレットを買って食べる。
たまに八ッ橋を食べると美味しいですよ。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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タグ:土産 京都
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丁稚羊羹 [オミヤ]

先日、久しぶりに合う方のために、和た与の「でっち羊羹」を手に入れた。
きっと会う方の奥様が好きなような予感がしたからなんです。
この「でっち羊羹」は、近江八幡から取り寄せました。
買いに行くわけにもいかないしね。
滋賀県の近江八幡といえば「近江商人発祥の地」です。
だから「丁稚羊羹」も本場となります。
私の父親もここのでっち羊羹が好みなんです。
好みはあるだろうけど、私もここのはいいと思う。
高級錬羊羹は、小豆・砂糖・寒天で作る、糖分が多く長期保存がきく。それにたいし蒸し羊羹という形式のものは、寒天で固めるのではなく、小麦粉や葛粉を使って蒸してかためる。これは練羊羹に比べ、駄菓子に近いもの。蒸し羊羹は価格が安いので、丁稚が里帰りする際、丁稚のお小遣い(里帰りの時は少し貰えたらしい)でも買えることから「丁稚羊羹」という名前がついた。
確かにいまでも錬羊羹は高いですね。

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↑和た与「でっち羊羹」3本×3

丁稚(でっち)って、だんだん死語になってきましたね。
戦後(応仁の乱でなく、太平洋戦争)GHQの影響や義務教育が9年になって存続できなくなった。10歳ぐらいの男の子を住み込み、しかも無給で雑用をさせ、労働時間も長い、休暇は、盆と正月だけ。いまでは考えられないことだと思います。
いまでも丁稚奉方式をとっている家具屋さんはあります。そこの大将の話を聞いたことがありますが、あれはあれでいいかもと思いましたけど。
普通は、できないですね。
京男は、絶対丁稚はできない。

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家業でお店をしている人以外の人が、商売をする場合、丁稚から出発します。
お店で地位が上がっていくのは、以下のような順番です。
私が思うに、いまよりも能力主義だったと思いますね。しかもお店がしっかり読み書きソロバンを教育すう。対人関係の営業力、交渉力もたたき込む。
戦後、こういう人材登用システムをとらなくなって、企業の人材が希薄になってきたかも。しかも「果てなき改善運動」もしなくなった。大企業も動脈硬化状態になったように思う。企業コンプライアンスなんてことをいいださないといけなくなるなんて誠になさけない。昔は、「お天道様が見ている」ですんでいたのにね。

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↑竹の皮が懐かしい

奉公人のランク
◆丁稚(でっち)、10歳前後で奉公。住み込み。無給。
◆手代(てだい)、丁稚から大体10年ぐらいでなる。大体20歳前後、住み込み。給金有り。
◆番頭(ばんとう)、30歳前後、番頭になると家がもてたり、妻帯もできる。
 ・小番頭(こばんとう) 
 ・中番頭(ちゅうばんとう)
 ・大番頭(おおばんとう)
※番頭の種類は、お店によってただの番頭だけの場合がある。
※仕事のできる手代になると、大きな商店に行ったりすることもあったそうです。いまより能力主義だったかもしれませんね。

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↑竹の皮といっしょに切って食べます。結構竹の皮は切り切りにくい。

奉公人用の名前があった。
◆丁稚→「○松」というのが普通。例「こん松」→大村こん。『おそ松くん』というのもあったな。丁稚ものじゃなかったけど、赤塚不二夫の漫画『おそ松君』に登場する六つ子の名前「おそ松」「カラ松」「チョロ松」「一松」「十四松」「トド松」に丁稚名から来ているのかな。
◆手代→「○吉」「○七」、こうなると下位の番頭と同じとなる。
◆番頭→「○助」になる。

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『番頭さんと丁稚どん』というテレビ番組がありました。大阪船場の薬問屋の丁稚奉公の話。登場する人がすごいメンバーだった。スポンサーが便秘薬「七ふく」公開録画形式の放送だった。当時最高視聴率が89%ですよ!

本来の「丁稚羊羹」のことをあまり書いてない・・・。
文字数が多くなりなったし、この辺でやめときます。
すんませんなぁ・・・。

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幽霊フレーバーの飴ちゃん? [オミヤ]

六道さんといえば「幽霊飴」やね。
正式な名前は「幽霊子育飴」。
こんなのを京都のお土産だといって渡したら、相手さんはギョッとしやはるやろうな。
でも、この話は結構いい話なんです。
以前にも書きましたが、ちょっと変えてご紹介。

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六道珍皇寺の門前に飴屋がありました。
ある夜に表の戸を叩く音で出てみると青白い顔をした女の人が一人立っていました。「えらい夜分にすんませんけど、飴を一つ売っておくれやす」
そう言って一文銭を出した。
次の日も、また次の日も同じ時分に来る。
それが六日連続できやはったそうです。
店の主人が「明日こんかったら、普通やないで」と主人。
「なんでですねん」女将さん。
「そりゃそうやろ。人が死んだ時、六道銭言うて三途の川の渡し料やいうて銭を六文棺桶に入れるんや。それを持ってきてるんと違うやろか」
※『地獄八景亡者戯』によると鬼の船頭はそんな金額では乗せてくれないらしい。死に方にもおりますが。

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七日目の夜、また女の人が来て「実は今日は、お足がございませんが。JCBでお願いできますか?」と言う。
主人は「すんまへん、うちは零細店なんでクレジットは扱ってまへん」「お足は、よろしおす」と飴をひとつ渡すと女性は立ち去りました。
主人はそ〜っと後ををつけていきました。
すると二年坂、三年坂を越えて高台寺の墓地へ入っていくのです。
そしてひとつの塔婆の前です〜っと姿が消えた。
耳を澄ますとどこからか赤ん坊の泣き声が聞こえて来るではないか。

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主人、怖くなって来た道を帰ろうとした時、足口を掴まれた。足下からカリカリ・・・ゴリゴリと音、ガサッガサットと赤ん坊が飛び出した。
↑すんません。『墓場鬼太郎』の誕生シーンでした。(すんませんな〜)この墓場鬼太郎があまりにも縁起の悪い名前だから「ゲゲゲの鬼太郎」になったのですよ。

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おかしいと思った主人は、墓守を呼んでその女が消えたお墓を掘ってみることにしたのです。
ザク、ザク、ザクするとコツン、コツン。
棺桶が出てきました。恐る恐る開けて見ると・・・お腹に子供を宿したまま亡くなった女がでてきたのです。
しかも棺桶の中で元気な赤ん坊が生まれていたのです。
↑いまのように医学が発達していなかったのでこういう話は結構あったみたいです。

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↑この飴、素朴な味でとても美味しいですよ

母親の一念で飴を買いもとめ、赤ん坊を守っていたのでしょう。
不憫(ふびん)に思った飴屋の主人がこの子を育て、後にこの子が高台寺の坊さんになったというお話。
母親の一念で一文銭を持って飴を買うてきて、子供を育てていた。それもそのはず、場所が「コウダイジ(子を大事→高台寺)」。
七日目にもうお足がない。この事件以来、幽霊には足がないのだそうです。
お後がよろしいようで……。

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干し柿でつくってあるなんて面白い [オミヤ]

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これは、いただきものの「久里柿(くりがき)」
信州市田の干し柿で栗きんとんを包んだお菓子です。
とっても凝ったつくりね。
干し柿の甘さと栗きんとんのほのかな甘味がうまく調和していました。
ヘタまでついているのが面白い。

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今年のように猛暑の時は柿はどうなるんだろう。
栗もそうだな。あまり影響ないのかな。
うまく悪影響がでませんように。

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秋になって柿がでてくる頃に身体が欲するでしょうね。
柿は、ビタミンCが豊富で、大きい物ならば一個で一日に必要な量は補給できてしまう。
日焼けも回復してくれそう。
ただビタミンCは干し柿にすると無くなってしまう。
その代わりにビタミンAが干し柿にする前の2倍となる。
しかも食物繊維が豊富なので動脈硬化や高血圧の防止によい。
どちらにしても一日一個程度食べるとよいそうです。

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栗も後一カ月ぐらいで食べられるかな。
栗赤飯が食べられる・・・うれしいな。
早く秋になってほしい。

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