京男さん幾つ・・・十三七つちょっと越え・・・♪ [その他いろいろ]
本日は趣向を変え、「お月さん幾つ」の京わらべ唄バージョンを紹介。
表現のしかたが、昔の京都ですね。
意味は、わらべ唄にしては、悲しい感じがする。
3番目は、シュールな雰囲気がなんともいえない。
油屋さんとか山中油店かな?酢屋さんなら村山造酢かな?
当然、現在でも2軒ともあります。
お酢に匂いが苦手な京男は、三条通を歩くのが辛かったものです。
いまもやけど。なんでやろね。
小さい時、暗くなるまで外で遊んでいたら、「ことり(子盗り?)にさらわれて、サーカスに売られるさかい、早よ帰っといでや!」と母親に言われて育った。
また、サーカスでは、身体を柔らかくするために、子供は、お酢を飲まされるとかもきかされていた。後年、木下サーカスを観た時、暗い気持ちになったものなぁ・・・。
ことりにつれていかれたら、海辺でしおくみ(汐汲)をさされるとか・・・※
※『安寿と厨子王丸』のアニメを、講堂で観た影響。いま、思い出した『白蛇伝』を観て泣いたのを思えている。もちろん怖かったからじゃない。『慕情』を観て感動もしていたな。ませた子供でしたね。
◆お月さん幾つ
お月さん いくつ 十三七つ
まだとしゃ 若い あの子を 生んで
この子を 生んで だーれに まかしょ
おまんに まかしょ おまんは どこいた
油屋へ お使いに 油屋の かどで
すーべって こけて 油一升 こーぼした
お月さん幾つ 十三七つ
ななより 着せて
油買いに 酢買いに 油やのかどで
油一升こぼした その油どうした
鳩がねぶって候 その鳩どうした
あっちの山へ ぼたぼた
こっちの山へ ばたばた
お月さんいくつ 十三七つ
なな織り着せて おまんはどこいた
油買いに 酢買いに
すーべって ころんで 油一升こぼした
その油どうした 犬がねぶって候
その犬どうした 太鼓に張って候
その太鼓どうした あんまりたたいて破れて候
その破れどうした 紙屑屋に売って候
その銭どうした おまん(饅頭)買(こ)うて食べた
おまん食いの親父
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Twitter→@kyo_otoko
表現のしかたが、昔の京都ですね。
意味は、わらべ唄にしては、悲しい感じがする。
3番目は、シュールな雰囲気がなんともいえない。
油屋さんとか山中油店かな?酢屋さんなら村山造酢かな?
当然、現在でも2軒ともあります。
お酢に匂いが苦手な京男は、三条通を歩くのが辛かったものです。
いまもやけど。なんでやろね。
小さい時、暗くなるまで外で遊んでいたら、「ことり(子盗り?)にさらわれて、サーカスに売られるさかい、早よ帰っといでや!」と母親に言われて育った。
また、サーカスでは、身体を柔らかくするために、子供は、お酢を飲まされるとかもきかされていた。後年、木下サーカスを観た時、暗い気持ちになったものなぁ・・・。
ことりにつれていかれたら、海辺でしおくみ(汐汲)をさされるとか・・・※
※『安寿と厨子王丸』のアニメを、講堂で観た影響。いま、思い出した『白蛇伝』を観て泣いたのを思えている。もちろん怖かったからじゃない。『慕情』を観て感動もしていたな。ませた子供でしたね。
◆お月さん幾つ
お月さん いくつ 十三七つ
まだとしゃ 若い あの子を 生んで
この子を 生んで だーれに まかしょ
おまんに まかしょ おまんは どこいた
油屋へ お使いに 油屋の かどで
すーべって こけて 油一升 こーぼした
お月さん幾つ 十三七つ
ななより 着せて
油買いに 酢買いに 油やのかどで
油一升こぼした その油どうした
鳩がねぶって候 その鳩どうした
あっちの山へ ぼたぼた
こっちの山へ ばたばた
お月さんいくつ 十三七つ
なな織り着せて おまんはどこいた
油買いに 酢買いに
すーべって ころんで 油一升こぼした
その油どうした 犬がねぶって候
その犬どうした 太鼓に張って候
その太鼓どうした あんまりたたいて破れて候
その破れどうした 紙屑屋に売って候
その銭どうした おまん(饅頭)買(こ)うて食べた
おまん食いの親父
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京男さん、おはようございます^^
昔、祖母に言われましたね!
夏なんか特に『子盗りにあって見世物小屋に連れて行かれる』とかね!
でも怖かった記憶があります。
さすがに母は言わなかったですが、今の子は何て言われてるのかなぁ。。。
京男さん、肌寒くさえ感じますが風邪など召しません様に。。。
by mayu (2012-10-02 06:03)
おはようございます!
このわらべ唄は知りませんでした^^:
by guran (2012-10-02 06:40)
>mayuさん、おはようございます
現代では、「子盗り」というのが増えているかも。
他国の子盗りなんかもいるしね。
いまの子供たちは、夜遅く気軽にでますね。塾や習い事もあるし。
子供も大人ももっと早く就寝するようにしたらいいかも。
塾や習い事も早朝にすればいいのに。もっともこれから夜明けが遅くなるけど。
昨日は、縮みのだぼシャツだったのですが、ちょっと寒かったです。
窓を全開にしていたし。
by 京男 (2012-10-02 07:31)
>guranさん、おはようございます。
わらべ唄で遊ぶのは、見かけないですね。手鞠とかボム飛びとか。
いつも向かいのお寺に保育園があるのですが「どんぐりころころ」がよく聞こえてきます。「どんぐりころころ どんぐりこ おいけにはまって さあたいへん どじょうがでてきて こんにちは ぼちゃんいっしょにあそびましょ」と。野田首相の顔がチラチラ頭に浮かんで苦笑します。この唄、御池通りの地下街「ゼスト御池」に出展した地方のテナントに対して京都の人が歌った唄。「おいけにはまってさあたいへん〜」と歌ったらしい。
関係ないコメントでした。(笑)
by 京男 (2012-10-02 07:37)
おはようございます。
初めの二行しか知りませんでした。意味も良く分かりません('_')
わらべうたって難しいですよね。
by keiko (2012-10-02 08:00)
>keikoさん、おはようございます。
私もフルでわかりません。
意味もね。深くしらべると暗い歌詞かも。
by 京男 (2012-10-02 08:44)
おはようございます。
恥ずかしながら知らなかったので旋律を調べました。
「かごめかごめ」と「ひらいたひらいた」をミックスしたようなお歌なのですね。
わらべうたってどこかほの暗いというか物悲しいものが漂っていますよね。
by ゴーパ1号 (2012-10-02 09:45)
>ゴーパ1号さん、こんにちは
こん唄を歌って遊んでいたのは、どれぐらい前でしょう。
いまの子供は、一人でゲームをするのかな?
男の子も集団で遊ぶことはないかも。その内、塾で教える時代になるのかな。成人して社会にでて適応しずらくなってきているのは遊びのせいかもしれませんね。
by 京男 (2012-10-02 10:20)
今晩は
同世代のせいか、思い出が一緒。
私も、夏にサーカスに連れて行ったもらうと
あの子たちはさらわれたんだわと悲しい気持ち
になりました。今ほどこぎれいでは無く、
動物の匂いと荒んだ哀しさがただようサーカス。
キグレと木下が定番でしたね。
父は張り切って連れていってくれたけど、
私は物悲しくて嫌でした。
by pomme (2012-10-02 22:23)
おはようございます
人さらいの話、私もよく聞かされました。
今なら名誉棄損なんて大騒ぎになる話ですね。
by すー (2012-10-03 04:03)
>pommeさん、おはようございます
あの時代なんでしょうね。
いまのサーカスとちがって、全体が暗かったように思います。
綱渡りの女の子を見て、きっとそうなんだと思っていましたね。
音楽もものがなしかったし。
あれはあれで教育になったのかな。
by 京男 (2012-10-03 05:28)
>すーさん、おはようごさいます
世界では、まだひとさらいが現役の国があります。
親が子供を売ったりするケースだってあります。
日本は、さすがになくなったけど。
by 京男 (2012-10-03 05:30)