亥の月、亥の日、亥の刻、亥の方角 [和菓子]
↑二條若狭屋「亥の子餅」求肥、粒あん。この生菓子を撮影している時、カメラが不調になった。焦ってしまって、カットしてあったのを撮影し忘れた・・・。
ここ数日、指先が凍えてきました。
本来は、暑がりなんですが手だけが凍えます。
この手の凍えで季節を感じますね。
季節は、秋を飛び越して冬になったみたいやね。
↑写真は2008年のものです
↑餅をつく臼と杵
そうそう1日に京都御所の西側にある護王神社で「亥子祭(いのこさい)」が行われたそうです。
今年は、こういう行事に行くことができなくなった。
この亥子祭は、平安時代の宮中で行われていた亥子餅の儀式を再現したものです。
亥子餅の儀式は「玄猪(げんちょ)」といわれ田の神を迎え、送る農耕神の風習の1種。聖上(せいじょう、天皇)お手づから、おうすづきになられた新穀のお餅を賜り、それを食することで無病息災を祈る行事。
本来の日時は、亥の月(旧暦の10月)、亥の日、亥の刻(午後10時を中心とする約2時間)、亥の方(北西より北寄り、北西微北)の方角に向かい行う。
亥は五行では水気になることから、この日から冬の暖房を始めると火事にならないという意味もあるそうです。
そやけど、11月22日まで暖房を雅満できないですよねぇ・・・。
もう手遅れ状態の人も多いでしょう。
↑千本玉寿軒「亥の子餅」
↑餅皮、粒あん。生菓子は今年のものです。
亥子餅は大豆・小豆・大角豆(ささげ)・胡麻・栗・柿・糖(水あめ)の7種の粉で作ったといわれています。亥子餅は大豆・小豆・大角豆(ささげ)・胡麻・栗・柿・糖(水あめ)の7種の粉で作ったといわれています。雑穀餅みたいなものでしょうね。
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おはようございます。
亥子祭、良いですね。亥子餅のお祭なんですね。思い入れのある和菓子なんですね。
千本玉寿軒の亥の子餅、粒あんですね。案外粒あんって少ないですよね。美味しそうですね。粒あん好きですぅ。
by keiko (2012-11-04 07:59)
>keikoさん、おはようございます
「亥子」は近畿より西で盛んな行事らしいです。関東で「十日夜(とおかんや)」に男の子が地面を石で叩きながら、各家を回るという行事らしい。各家では亥子餅や小遣いを子供にあげたそうです。雰囲気がハロウィン的。だからハロウィンよりこういう古来の祭の方がいいのにね。でもほとんどの道は舗装されているから廃れていくのでしょうね。
この亥子祭は、宮中版みたいなものです。いつの時代でもセレブのでしょうね。私は小さい時、粒あんがだめでした。いまは食べますけど。
by 京男 (2012-11-04 08:33)
おはようございます!
今年は急に気温が下りましたよね~
例年より早く暖房器具を出しました^^
でも今日は絶好の行楽日和になりそう♪
by guran (2012-11-04 08:41)
>guranさん、おはようございます
急に冷えましたね。手が凍えます。手袋をしてキーボード操作なんですよ。身体は暑がりなんですが・・・。冷えるとPCで暖をとります。
行楽日和ですね。まだ紅葉は無理ですけど。それでも観光の人が多いですね。今日は一日籠城です。
by 京男 (2012-11-04 08:48)
こんにちは
あー残念、昨日からガスストーブを
点けてしまいました。
でも22日までは無理です。
亥の子餅、どんなお味なんでしょうと
想像しています。
by pomme (2012-11-04 12:05)
>pommeさん、こんにちは
もうストーブつけていますよね。
22日は無理。
オリジナルの亥の子餅って、どんなだろう?スパイスも入れていたかもしれませんね。「歓喜団」というお菓子みたいに。八角、肉桂、丁字の香りもしていたかもしれませんね。
by 京男 (2012-11-04 12:16)
おはようございます
二條若狭屋「亥の子餅に宇宙を感じてしまいました。
本当に急激な寒さですね。秋はどこえやらですね!?
「亥子祭」ですか、見てみたいです。
こうした伝統がいつまでも残る社会であってほしいですね。
by すー (2012-11-05 04:34)
>すーさん、おはようございます
確かに宇宙に見えますね。ゴマが一つの銀河・・・。
「亥子祭」は、観光的には残るでしょうね。
観光という習慣がいつまで続くかは、わかりませんが。
by 京男 (2012-11-05 07:16)