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ばったり床几ってすごい! [風景]

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ここは、御池通から寺町を上ルと西側にあります。
私は入ったことがないのです。
いつも前を通るのにね。

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お店の名前は「竹苞書楼(ちくほうしょろう)」
新刊の本は売っていません。古書のお店。
本を見ていると美術系の古書ですね。
毎朝、ばったり床几に本を並べはります。

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上の二枚は、三月ぐらいに撮った写真です。
今回は、お休みだったのでばったり床几のしまっている状態がみれませいた。

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よくできているでしょ。
こういうお店があるのは、京都の誇りだと思います。
京都は、専門分野に応じて古書のお店がたくさんあるのです。
このお店は、寛延年間創業だそうです。
いまの建物は、江戸時代の建物、きっと文人、学者さん達が出入りするサロンだったのでしょうね。

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竹苞書楼から南に行くと「其中堂(きちゅうどう)」があります。
ここは、仏教書専門の古書店なんだそうです。
ようよく建物をみるととても凝っています。
存在感がある。

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さきほどの竹苞書楼もそうだけど、店主は在庫の本を全部精通しておられるのだろうな。こういう書店には、アマゾンもかなわない。
最近のアマゾンって本より他のものの方が扱いが多いものね。
書店としてのポリシーも誇りもない。
ただのディスカウントだもの。
文化の香りがしない。
その店、このあたりの書店は凄いと思います。
いつまでも残っていて欲しい存在ですね。

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タグ:京都 風景
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コメント 8

keiko

おはようございます。
寒くなりましたね。京都初雪ってTVでやってましたね。今年は雪、多いのかな?

京都の小さなお店(やっぱり奥に長いのでしょうね)さえも凝った造りになっているのはやっぱり京都と言うブランドの中に生きていると言う誇りなのでしょうね。
by keiko (2012-12-11 06:51) 

guran

おはようございます!
ばったり床几ってすごい~
こんな趣きのあるお店は存続していって欲しいですね^^
by guran (2012-12-11 07:03) 

京男

>keikoさん、おはようございます。
昨日は、雪がチラホラしていましたね。
外に出ていないのでよくわかりません。
こういうお店の数々は京都の文化遺産だと思うのです。
でも京都市はそう思っていないみらい。
将来、こういうお店はどうなるのでしょうね。
本屋さんはどうなっていくのでしょうね。
by 京男 (2012-12-11 08:46) 

京男

>guranさん、おはようございます。
京極あたりのお店は酷いですね。通路に二メートルぐらいはみ出して商品や看板がでている。あれって商店街で自主規制しないんだろうか?
こういう昔ながらのお店が並んでほしいな・・・。いい観光資源なのに。
by 京男 (2012-12-11 08:48) 

せつこ

ほ~~初めて見ます、昔の人は頭が良かった。
「ばったり床几」やっぱり京都は凄いところです。
こんなすばらしい道具、なぜ他になかったのでしょうね。
by せつこ (2012-12-11 12:48) 

京男

>せつこさん、こんにちは。
いまでも古い家でありますよ。夕涼みにつかったり、こういう風に商売したり、いいですよね。
こういう風景残してほしい。
できたらこういう家に住みたいな。
by 京男 (2012-12-11 12:52) 

すー

おはようございます

竹苞書楼ですか? この前は何度も通ったのですが、入る勇気がありませんね。
ガラス越しに覗いたことはあるますが、たぶん入っても何も変わらずひやかしでしょうしね。

ばったり床几は、凄いアイデアですよね!
by すー (2012-12-12 04:38) 

京男

>すーさん、おはようございます。
私も入ったことはないです。
いつか朝、おじさんが本を並べておられる場面は感心してみていました。同じ位置に並べているんだろうな・・・って。自分ではできない。
このばったり床几は、好きですね。狭い京都らしい工夫だと思います。
by 京男 (2012-12-12 07:19) 

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