SSブログ

久しぶりの車折神社 [社寺]

DSC05057.JPG
↑嵐電「車折神社前」のホームから見た状態

昨日は、S画伯さんの作品を観るため嵐山方面に行った。
四条大宮から嵐電に乗り「車折神社前」で降りる。
嵐電は、クラシックな雰囲気の電車なんです。
写真を撮っていなかったことにいま気付いた。

DSC05064.JPG
↑車折神社「清めの社」の立砂。砂というより石だな。

DSC05071.jpg
↑この社は家相、地相、方位の守護神をお祀してあるようです。
道祖神に見えるのは私だけかな・・・。

タイトルの車折神社(くるまざきじんじゃ)は、電車を降りたところが神社なんです。
祭神は清原頼業(きよはらのよりなり)という平安時代後期の著名な漢学者・儒学者なんです。
大外記の職を長年務め、晩年には九条兼実より政治の諮問を受け、兼実から「その才、神といふべく尊ぶべし」と評されたらしい。
でも具体的にどんな人だったのかわかりませんよね。

DSC05095.JPG

DSC05098.JPG

社名の「車折」というのは、ある人が(誰やねん!)牛車に乗ったまま社前を通った所、突然車が裂けてしまったためとも、後嵯峨天皇の大堰川遊幸の際、社前で突然車が前に進まなくなったので、不思議に思って社の者に問うた所、頼業公を祀ると答えがあったので、還御の後に「車折大明神」の神号と正一位の神階を贈ったためなんだそうです。
境内社の芸能神社(げいのうじんじゃ)も有名ですよね。

DSC05099.JPG

DSC05114.JPG

昨日は、時間が全然なかったので単に境内を通っただけなので、この程度の写真しかありません。
最近、京都の景色があまりないので記事にしました。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 社寺
nice!(7)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 7

コメント 4

pochikun

お父さん、おはよう~!
車折神社さん、駅からよく見えるのね~。
こちらはまだお参りしたことがないわ。
実在の人物が祀られてるのね?
人から神格化されるって凄いわねぇ。
by pochikun (2016-03-16 09:20) 

京男

>pochikunさん、こんばんは。
ここは、ホームからすぐ神社なんです。
実在の人物・・・有名なのは北野天満宮=菅原道真ですよね。
非業の死になった人の祟りをおそれて、神格化し「あんたさんは、神様なんだからあまりエグイ復讐をしなさんな」という打算で作られたのです。権現とか明神なんかもそうです。
pochikunさんも「あなたは女神さんだから・・・」と言われたら悪い気はしないでしょ。
by 京男 (2016-03-16 18:08) 

keiko

こんにちは。
車折神社へは1度だけ行きました。

春爛漫近づき始めていますね!

by keiko (2016-03-18 12:13) 

京男

>keikoさん、こんばんは。
不思議な神社ですよね。
今日は桃の満開を観に行きました。
by 京男 (2016-03-18 20:28) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

茶、行こか嵐山、川の名前? ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。