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来年の干支は? [社寺]

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写真は、先週の東寺境内。
まず高札が気になりました。
書き写します。

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道を聞いて動かずんば
千里いずくんか見ん

このコロナ禍は、生きる厳しさをつきつけてきます。あなたは、『生きとし生きるもの』のために、何をして生きていこうとしているのですか。
目標を定めて『決心』しなければ、百年たっても、『自分の道』を歩み始めることはできません。今こそ、損得を捨て、好き嫌いを捨て、腹を決めて、一歩を歩み出そうではありませんか!

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2022年の干支は?
「壬寅(みずのえとら)」
干支って中国の古い考え方です。十干(じっかん)と十二支の組み合わせ。
古くさいから関係ないかもしれません。でもいまの時流を表しているようにも思えます。

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十干とは「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類。
十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12種類。
この十干の10種類と干支の12種類の組み合わせで年を表している。
1番目が「甲子」で、60番目が「癸亥」が循環している。
還暦というのがありますね。60歳、つまり循環した年に戻るということらしい。

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され来年2022年の干支は「壬寅(みずのえとら)」となています。
「壬(みずのえ」は、十干の9番目、生命の循環で言えば終わりの位置に近く、次の生命を育む準備の時期を表しているのだそうです。
陰陽五行説では「水の兄」と表記し、これは「水の陽」を意味する。ちなみに水の弟もある。「癸」は「みずのと」で「水の弟」と表記し、「水の陰」となる。
五行の「水」は静寂、堅守、停滞、冬の象徴である。「陽」は激しいとか大きいといった意味である。つまり「壬」は、厳冬、静謐、沈滞といったことを表している。

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↑ライトアップの写真がすごいですね。

「寅」は十二支の3番目で、生命の循環で言えば初めの位置に近く、誕生を表している。
「寅」の文字の意味は「螾(ミミズ)に通じ、春の発芽の状態」、豊穣を助けるミミズが土の中で動き、芽吹きが始まった状態。暖かくなって虫たちが動き出し、春の胎動を感じさせるイメージである。
「寅」は陰陽五行説では「木の陽」に分類される。五行の「木」は成長、発育、誕生、春の象徴である。つまり「寅」は、強く大きく成長するといったことを表している。

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「壬」と「寅」の関係は、「水生木」の「相生」と呼ばれる組み合わせで、これは水が木を育み、水が無ければ木は枯れる。
つまり「壬」が「寅」を補完し強化する関係となる。これらを合わせ考えると、陰陽五行説から見た2022年の干支「壬寅」は、「陽気を孕み、春の胎動を助く」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれることを表している。

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来年2022年は、いままでの状態が終わり、新しいエネルギーが出てくるということかな?
コロナ禍で、恐れ怯えるのは止めた方がいいのかも。どうもマスゴミは、恐怖を煽っているように感じる。だからマスゴミや狭い考えの専門家の意見を鵜呑みにしないで、自分の直観を信じ、行動して行くのがいいかも。

禅に『不思善悪(ふしぜんなく)』という言葉がある。
色々な情報を厳しく善悪で判断し過ぎないことです。
なぜなら、意識が緊張し、平常心でおられなくなる。そうなると不安が増し、辛くなる。心や身体が緊張すると病気になったりする。自在に生きれなくなる。
来年から、具体的でない心配はしないことです。自由自在に心を動かしてみてください。そのためには、マスゴミや偉い人の言うことを聞きすぎないこと。
考えずに、観じることです。

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タグ:京都 社寺
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コメント 2

すー

こんにちは
>目標を定めて『決心』しなければ・・・
そうですよね、前に進めませんよね。
ライトアップはよほど儲かるのでしょうね。
by すー (2021-11-30 13:02) 

京男

>すーさん、こんにちは
今日も東寺をうろうろしていました。
もう紅葉はおしまいかも。
ライトアップ・・・儲かるでしょうね。
by 京男 (2021-11-30 15:14) 

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