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衣笠丼 [食]

昨日も実家にいかなければならなかった。
iPadで血圧測定のデータが移動できなくなったとのこと。
よく聞くとOSのアップデートの誘いに乗ってしまったようです。
もう・・・。
いつもと違う表示がでたら、その時点で電話をしてきて私に相談するようにと言ってあったのに・・・。
ついボタンを押してしまうのです。
OSのアップデートの誘い表示がでないように、してあったのに、何かの拍子にでるのです。私のiPhone 6 PlusでもOSのアップデートには、迂闊になりません。
現時点で何かのトラブルを抱えているなら仕方ないのですが・・・。
アップデートするのにも、その前にバックアップデータをとって奥のが常識なのに。
もちろん、父親はそんなこと出来る筈がありません。
iPadにどんなことが起こっているかも理解していなかった。
ボタンを押したら後戻りできない。

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↑永正亭「田舎そば(冷)」

「それ以上触るな!」と言って、行く事になった。
人がトレーニングしている時間帯にやられるとこまります。
シャワーを浴びて着替えて、出撃です。
実家に行くと案の定、OSをアップデートしたことになっていた。
パスワード・・・なんだったっけ?
最近、たくさんの機器を扱うのでパスワードを憶えていない。
ましてや実家でのPCとかiPadとなると・・・。
しばらく、悩みました。
悩みながら植木に水をやったりしていた。
父親は、ノンビリ座っている。
お前のおかげて、オレの時間を奪いやがって・・・土日は風邪騒動で時間を奪ったし。どうしようもないジジイや!
iPadを元どおりに使えるようにした。
アップデートしたけど、なぁ〜んにも変化なし。
こんなアップデートは不要だと思う。
各アプリだって結構頻繁にアップデートする。不完全な状態で発表するな!
オジンのションベみたいにチョロチョロアップデートしやがって、いい加減にせいよ!バカ!
やたら腹が立っていました。
その後、冷蔵庫チェックし、甘いジュースを見つけ栓を抜き、流しに棄てる。
「こういうんは見つけ次第、棄てるからね。隠しても無駄。私の直観力はすぐに探し出すから。なにも意地悪をしているのではない。来月の血液検査の結果をもう少しいい数字にして起きたいだけ。そうでないとタケノコ医者が薬を処方しよるからね。それを防ぎたいだけ。理解できる?言っていること」といいながら冷蔵庫の中身をチェックした。
なんか、こんな低レベルの作業をしたくないのに・・・。
あまり、いうことを理解してくれないなら、タケノコ医者が言っていた、食欲を抑ええる薬を使うしかないのかも。

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↑永正亭「衣笠丼」

どうでもいい話でした。
本来の内容を少々。
これは、日曜日、実家に行った後に夫婦で永正亭に行き、食べた時の写真です。
この「衣笠丼」が京都独特の丼。
名前の由来は以下のような話。

「衣笠」とは京都市北区、金閣寺(鹿苑寺)に臨む標高201mの山、衣笠山にちなむ。衣笠山には、真夏に雪景色を所望し、山に白絹を掛けて雪に見立てたという宇多天皇の伝承に因んで「きぬかけ山」とも呼ばれている。この「きぬかけ山」にちなんで、丼に盛った姿をそれに見立て、衣笠丼の名が付いた。
貧乏くささを隠すには、なかなか素晴らしいストーリーやね。

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名前は大層で中身は、お揚げさんと青ネギを卵でとじた丼。貧しい食べ物。でも私は好き。大阪風にいうと「きつね丼」になるのかな?
この他、京都市には「若竹丼」「ハイカラ丼」「木の葉丼」「ちら(ちらし)丼、別名ハイカラ丼」などがある。
京都に来て、ステーキ丼やローストビーフ丼、海の側でもないのに海鮮丼なんか食べる必要もない。しかもバカみたいに行列まで作ってね。
京都にきたら貧乏臭い丼を食べましょう!
価格も安いし、腹も膨らむ。行列してない店でも十分美味しい。
なんで今頃、関西で牛肉なんだろう?
昔から関西にはビフカツという食べ物が普通。すき焼きだって牛肉に決まっている。
関東は、最近牛肉に目覚めたのか。
それともアメリカから、「アメ牛をもっと買え」と圧力がかかったのか、それともアメリカの意向を日本政府が忖度したのかだろう。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


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日差しが夏 [風景・和菓子]

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↑南側のベランダ、春に咲いていた桜の木がこんなになっています。

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↑北側の窓から見た景色。このお寺の屋根がすごく遠赤外線を出してくれます。だから北向きなのに夕方すごく暑くなる。ただ、近年、金木犀が巨木になり、ちょっとは赤外線を防いでくれているかも。

昨日は、暑かったけど、風が吹きすごしやすかった。
要するに蒸し暑くなければいいのかも。
でも観光で慣れない浴衣着物を着て歩く人達はちょっと大変だろうな。
アイスクリームを食べながら歩いてはります。
自前の着物なら絶対にしないだろうな。
草履を履いているのはいいけど、疲れてくるのでしょうね。
引きずって歩いている人を多く見かけます。
オフシーズンの京都て何を観にきたはるのかな?
ラーメンを食べる食べに暑い中、行列してはる人達もいた。
やっぱり汗をかいて、美味しくラーメンを食べるために並んだはるのかなぁ・・・。

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↑紫野源水「うの花」

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↑きんとん、粒あん

昨日は、実家用の体温計を買いに行った。
体温計ってなかなか買わないので勉強になった。
測定する時間が短いのです。
10秒から30秒なんですよ。
表示も大きく、音と光で完了を知らせてくれるものもある。
実家で父親が使っていたのは、ちょっと黄ばんだ古い体温計。
15秒で結果が出るタイプを購入。
これなら正確に体温が測れる。
確か耳の穴で測る体温計を母親用に買って置いて筈なんだけど・・・。
父親は、どこに行ったかなぁ・・・。

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↑紫野源水「菖蒲(あやめ)」

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↑煉切、白こしあん

ちょっと外出するのにサングラスが必要になってきました。
偏光タイプのサングラスもあるけど、カメラの液晶画面が真っ暗で見えなくなるのでちょっと不便。スマホもほとんど見ないけど、同じように見えなくなる。
白内障の影響もあるのかな?
京都タワーの地下のような暗いところも見え難い・・・同じようなことを言う人がいるから、あそこはただ単に暗いだけかも。
高島屋の7階の食堂も同じ。
方向感覚を狂わすようなつくりになっている。
設計をした人が諸葛亮孔明みたいな「八卦陣」のような設計をしているのかも。客が入ったらなかなか外に出られないような・・・そして薄暗い照明はその効果を増す。
それならすごいことです。

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モ〜! [洛外・食]

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週末は、朝から気持ちのいい気温と天気だった。
木々が輝いて観えた。

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このぐらいの天気なら昼から気温が上がりそうだったけど、そうでなかった。
いつもの会合のため、京都駅から新快速で新大阪へ。
結構、人が多かった。
結局、立ったまま。

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↑ベジョータ マス「スパイシーチキン」

これもなにかの機会なので、立つ実験をしておりました。
京都から新大阪まで、どこもつかまらずに両脚だけで立つことをやっていた。
肉体の質量重心と地球の重力重心が一致した状態の点に意識を持っていき、全身を弛緩させ、電車の揺れに逆らわずに脱力状態で立っていました。
これ、できそうで出来ないものです。
チャンと立つことができれば、身体がブレナイのです。
もちろん、心も。
なんとか、京都〜新大阪間をクリアすることができました。
しかも疲れない。
頭は空っぽでなにも考えていなかった。
この調子やね。
※日頃の訓練はどうしているかというと以下のようなことをしています。
白樫(別にこの木である必要はないですが堅いのでこれにしています)直径28ミリの500ミリと405ミリ(短い方にすこし窪みをつける)。
短い方の棒を縦に置き、その上に長い方の棒を溝にはめ込む。
長い方の上に足で立つだけです。慣れてきたら短い方の棒に窪みは不要だと思います。ホームセンターで木の棒を買って来て作る方法もあります。ただ木が軟らかいと凹んできます。私は白樫が好き。

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↑上の棒にこのように窪みをつけます

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↑短い棒を縦に置き、長い方を横に置き、後は上に立つだけ。両手で支えないのがいいのです。でもそうはいかないです。支えないで立つことができたら身体のバランスがよくなります。面白いほど立てません。

新大阪について、早めのランチ。
最近のお気に入り「ベジョータ マス」で食べる。
この日は、ランチメニューの「スパイシーチキン」。
さて、会場へ。
セミナー中にスマホとAppleウオッチが震えた。でも出る訳にいかない。
父親がお世話になっているデイタービスからだ。
一回目は、無視。
二回目は、メッセージが録音と出た。
でも聴くわけにいかない。
転けた?食中毒?熱?
この程度か。
ちょうど10分後に休憩時間になった。
電話をすると「38度の熱らしい」高齢者の熱はバカにすると危険です。
普通なら放っておく範囲の熱なんですが・・・・。
チェックするとここ二日の朝の低気温で風邪と応え。
自宅に送ってくれるとのこと。

京女に電話を、実家へ行ってもらう。
「冷えピタ」と「簡易型の氷枕」と「経口補水液OS-1」を持って行くように指示。
他に「経口補水液系のゼリー」きっと食事をしていないので、カロリーも摂る必要がある。
等をお願いした。

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↑昨日のディナー、七福家「担々麺」京女発注

会合終了まで30分ぐらいだったので、そのまま会場にいました。
さて終了。
京都に向かすしかない。
新大阪だったので、新幹線で京都へ移動。13分で着きます。
京都駅からタクシーで実家へ。
行くと熱はちょっと下がっていた。
心配していた肺炎ではない様子。よかった。
ゼリーとかを少し食べさせ、水分を摂らせ、ベッドに寝さした。
もう大丈夫。
気が付くと夜になっていた。
京女も私も食事はまだだった。
七福家で食事。
長男用にテイクアウトも作ってもらい。
タクシーで帰った。
なんかバタバタさせられた。

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↑七福家「冷麺」京男発注。豪華でしょ。

父親は、夜、ぐっすり寝たそうで、日曜日には元に戻った。
買い物に行く・・・と言って、私にこっぴどく怒られた。
まだ、本調子にもどっていないのに、自覚がなさすぎる。
もし、足元がふらついて転けて骨折したら、寝たきり状態になりますからね。

なには、ともあれ無事に終わってよかった。
なにもない平凡な日に感謝やね。

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外食はネパール料理 [食]

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↑アチャール(ネパールの漬物)、これ京男と京女の好物なんです。

これは、先週の木曜日の話。
昼前に、父親の糖尿外来だった。
いつものようにタクシーで実家に行き、父親を拾い病院へ。
朝、あんなに雨が降っていたのに、タクシーに乗る頃には、止んだ。
いつもこんなものなので驚きもしない。
本当はすごいことなのかも・・・。

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↑モモ(ネパールの蒸し餃子)

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↑シシカバブ

病院に着くと先ず血圧の測定。
1回目は「上155、下80」こんな数字を持って行ったら薬が増える。
そこで再度測定
2回目は、初めての試みをした。父親の血圧を下げることができるかの実験。
呼吸を父親に合わせ、私が「上120、下60」とイメージする。
測定すると「上125、下64」になった。
人の血圧も干渉できるのかも。
もちろん、自分の血圧は、下げられます。
父親の場合は、病院で測定するストレスが原因で高めに表示するのだと思います。
ストレスなら呼吸法とイメージで下げられる。
父親のように高齢化と外部の食事を結構摂っているため、腎臓が弱ってきているのが原因の血圧上昇なので、意識や呼吸法だけでは、無理があるかもしれません。
私の場合は、ストレスだけなので呼吸法でなんとか下げることができるようになりました。
自分と同じ作業を人に施すことができるのは面白い。

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↑ベジタブルフラウラ(ネパールの野菜の天ぷら、かき揚げに似たもの)

診察室に入ると父親がドクターに「今回は、外食とかが多くて・・・」と気弱に言いわけをしだした。おやつを食べ過ぎたのでしょうね。大の大人がおやつですよ。まあ、寂しいからなんとなく口を動かしているのかも。これに対して対策をすこし考えこれから実行して貰うことにしました。
糖尿病の場合、血液検査のHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)の数値を見ているのですからね。これは、なかなか下がりません。私なら下げてみせますけど。
父親には、できないでしょう。
9.5ぐらいですからね。せめて8台になるように、作業します。
インスリンの注射をしている単位をすこし上げればいいのですが、なにかの拍子に食事ができなくて、そのまま注射をすると低血糖の発作が起こるリスクが生じます。
それをいうのですが、父親は理解しようとしない。
低血糖の発作を防ぐためにおやつを食べるという発想。まさしく生活習慣に対する自覚が甘い。病気を理解していない。医者にお任せ・・・と思っている。どんな名医でも病気を治すことはできない。病気を治そうとするなら、自分で治すしかないのです。ドクターは、患者が自分で治す手伝いぐらいはできる。何回喋っても理解してくれないのです。それが私のストレスで血圧を上げる原因となっております。(笑)

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↑ヒマラヤマッシュルーム タルカリ

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↑ガーリックナン(ニンニクのナン)手で千切るのが邪魔くさいので、こうやって小さく切ってもらっています。この方が食べやすいですよ。

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↑セサミナン(ゴマのナン)

まあ、いろいろいい体験ができて自分の鍛錬になります。
病院の会計が終わり、内部と外部の薬局にいく作業。
すべてが終わって、食事のために移動。
タクシーの乗る訳ですが、最近、私は乗るタクシーの会社を決めている。
「来る!」と念じると来るのです。これがとても面白い。別にスマホを使う訳じゃないけどそうなります。
また別の会社のタクシーに決めている場合もある。
顔見知りの運転手さんに乗り合わせる確率も高くなった。
タクシーに乗りながら「こんにちは!」ですからね。
行き先は言わなくても連れて行ってくれます。(笑)
色々な実験が面白い。

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↑マチャプチャレ(ココナッツのアイスクリーム)

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↑ニルギリ(ネパール紅茶のアイスクリーム)

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↑アンアプルナ(スパイスのアイスクリーム)

さて、ランチタイムとなりました。
この間は、京女が代休だったので、3人でネパール料理を食べました。
お店はヤク&イェティ。
最近、この手の料理は、父親と2人では、食べる数が限られ、私の胃に負担のとなります。3人なら気楽です。
二十歳台なら、この程度は一人で食べていたのに・・・。京男も歳ですな。

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↑マサラチャイ

食事の後は、高島屋で「第46回日本伝統工芸近畿展」を3人で観ました。
京女の御学友が常連で出展されています。
後は地下で父親の晩ご飯を買う。
京男と京女は、この日の晩ご飯はフルーツゼリーだけだった。
聞くと父親は、買ったお寿司を食べたらしい。
同じぐらいの量を食べた筈なんだけどな・・・。

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風の音 [社寺・和菓子]

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昨日は、良い風が吹いていた。
南から北に風がよく通る。
南側のベランダでは、ウグイスが艶やかに鳴いている。
北側の私の部屋では、大きな木々が風をうけて、サワサワと音がする。
気持ちよかった。

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もう少しすると梅雨になり、蒸し暑くなるだろうな。
最近、自分で変だと思うことがある。
クーラーが嫌なんです。
あんなにクーラーが好きだったのに・・・。
体質が変化してしまったのかも。
昨年7月から朝一番に一時間のトレーニングをしているからかな?
とにかく朝一番に汗をかく、そしてシャワーを浴びるということをしている。
だから汗の質が変化して来ているのかも。
ひょっとして健康的になっているのかな?
まあ、いいことは、歓迎しないとね。

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↑おばあさん、何をしているのかと?よく見ると雀を撮影されていた。

今日の写真も智積院の庭です。
たくさん、写真を撮った。
ここの良さは、人がすくないこと。
建物の中にいると風を感じるのです。

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幕、いわゆる五色幕(ごしきまく)が、さがっていて風によくなびく。
その風になびくのがなんともいい。
風を感じられる。

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静かな境内に風が吹き渡る。
幕がはためく音と木々がなびく音。
それがなんとも気持ちがいい。

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↑大きな手水鉢の右隅にホースが見えている。それを見てホッとした。ホースをつかわないと掃除が大変だろう・・・と思っておりました。

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↑鶴屋吉信「てっせん」

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↑麩焼、粒あん

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↑上段の横の窓部分。実家の床の間の所にもこういうのがあります。小さい時は、かならずこういうところから出入りしていました。違い棚の上に座っていたり・・・とかも。

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内と外 [社寺]

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昨日は、雨降りから始まった日でした。
実家で植木に水をやらなくてよかった。
ラッキー♪
水やり用のホースが先日破裂して水やりができなかったのです。
近所にホームセンターがないので仕方なくネットで手配。
しょうもないもんでもないと不便なものです。

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父親に父の日の先渡しに先日の八つ割下駄をプレゼントしました。
もう一足、大先生の誕生日に送りました。
歩いたらきっと脳がますます活性化するのを願って。

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さて、本日の写真は、まだ残っている智積院の風景です。
一番最初の写真は、智積院の建物から外を見た写真です。
奥の方に見えているのが七条通と東大路通の交わった所。
建物の中にいるとそんな街中にあるとはとても思えない。
廊下が綺麗に磨いてあるでしょ。
妙なところに感心してしまいます。
お寺や神社は、お掃除が大変でしょうね。
磨くのも修行なんだろうな。

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「布袋唐子嬉戯(ほていからこきぎ)の図」は、大正元年(1912)月樵(げっしょう)道人作とありますから、古いものではない。
でも見ていると心が和みます。
布袋さんの袋の中には、なにが入っているのだろう・・・。
きっと子供達にあげる玩具がいっぱい・・・それはサンタのオッサンか。

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髑髏がギッシリ入っているという話しもあります。
別の話では、この袋は子宮を象徴しているという話しもあります。
どの場合は、子供が飛び出してくる?
この袋はクラインの壺のように内も外もないかも。
全ての事象を包み込む大いなる母性?
ということは、お袋を表しているのかも。

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結婚式の来賓のスピーチに「三つの袋を大切に・・・」というおっさんが必ずいましたね。
なんやったかな三つの袋
コブクロ・レジ袋・ごみ袋・なきぼくろ・胃袋・お袋・給料袋(いまそんなのないけど)・堪忍袋・金玉袋・足袋・手袋・ゲロ袋・月差袋・池袋・ぽち袋・・・
好きなものを三つ選んでください。

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↑やっぱりどこかに椅子を置いて欲しい

あかん!どんどん品が下がって行く。
今日は、この辺でやめときます。

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ゴッツォの麻婆豆腐 [食]

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↑本日の料理はすべて新・都ホテル「四川」、前菜のクラゲ

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↑エリンギ?忘れました。

なんや夏になってしまいましたなぁ。
気温は下がったけど、その替わり湿度が上がってきた。
京都らしい嫌らしい皮膚にまとわりつくような蒸し暑さ。
寒いのとどっちがいいですか?
私は、寒い方がええな。

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↑スープ

暑さに弱いくせに最近、クーラーが嫌いになってきたのです。
どないしょ?今年の夏。
服装は、高島縮のズボンと高島ちぢみのシャツ、共にブカブカなシルエット。
伊勢木綿と麻のズボンなんかも気持ちいい。
風が入って結構快適。下駄を履いて歩いたらいいかも。
やっぱり天然繊維がいい。

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↑肉料理

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↑エビチリ

ただ、夏場の服装はポケットが少ないので、不便な時がある。
鞄なんかも困ります。
頭陀袋もあるのですが、カメラなんかを入れるには不向き。
スマホもカメラも持ってでなければいいのですが・・・そうもいかん。

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↑魚の天ぷら

最近の暑さ、なんとかならんかなぁ・・・。
道路の素材を新開発できないものでしょうか。
蓄熱高価が凄い。
道路と車がなければ、涼しいと思う。
幽霊を捕まえて家に居てもらったら涼しいかもね。
雪女さんとかでもいい。
井戸のある家ならお菊さんが出て来て、お皿を数えてくれる。
風流じゃないですか。
回る寿司に井戸を設置して、お菊さんが食べたお皿を数えてくれたら人気店になるだろうな・・・。
暑いとろくなことを考えない。

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↑麻婆豆腐

そうそう簡単な方法があった。
帳簿や貯金通帳を開いて置くと、ちょっとゾッとします。
でも一瞬ゾッとするだけでは、夏の暑さに対抗できない。
困ったもんや。
そうだ!日本政府の借金1062兆円!数字が大きすぎて寒くならん。
これだけ借金の額が大きいと取り立て人も来れんなぁ・・・。
そろそろアメリカの債権を売り飛ばしたらどうやろ。
早よせんとトランプが借金を踏み倒しよる。どうやって?ドルの価値を半分以下にしたら・・・。

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↑中華ちまき

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変な方向に話がながれました。
本日の写真は、今月初めの頃に行った新・都ホテルの四川のランチ。
結構久しぶりでした。
さすがに、このクラスのお店は、ゆっくりできます。
昔は、携帯電話の電波が通じなくて非常に快適だったのですが、最近は通じます。
そろそろネットに通じないお店というのもあっていいように思います。
打合せ中に携帯がなって「ちょっと失礼」と会話を中断されるのはとても不快。
私に合う人はそろそろスマホの電源を切った方がいいですよ。「帰れ!」と怒鳴る可能性があります。目の前の人を優先するのが普通だと思うのですが・・・違いますか?
社会人でそんな基本的な事もできない人がいるのは信じられない。
まあ、セミナー中に講師のスマホがなったりすることもありますからね。

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↑おこげ入りタピオカ

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↑ボッパイ饅頭じゃなくて、ココナツ饅頭

人と会う時は、携帯・スマホの電源を切りましょう。
人と会って喋る時は、見たくなくても顔をみましょう。
でないとあなたに災難が降りかかります。
できたら、自分でスマホを持つのはやめましょう。お財布もですが秘書が持てはいいのです。なんて言ってみたい。

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「いま」と「ここ」 [風景・和菓子]

人間というのは、面白い生き物。
動物と違って考える力がある。
その考える、想像することが、仇なすこともある。

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↑本日の写真も智積院の庭です

いいもわるいも、人が思ったことが実現するのがこの世。
「思考は現実化する」。
この頃は科学者の中にも、まだ少数ですが)この現実世界は自分の「意識の延長上にある」と言う科学者もいます。「観察者」(人の意識)が物事に影響を与える。これは量子力学の「二重スリット実験」で示されたものですが、どうやら人間の意識というものは、物事に影響を与えるらしい。
この実験は何度やっても同じ結果になるが、なぜそうなるのかは不明で、その解明は科学の進歩に期待するしかない。

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この世の中のすべてのモノは、粒子と波動でなりたっているらしい。
素粒子レベルの大きさでは、粒子(物質)と波動(エネルギー)が渾然一体となっている。前記の量子力学の「二重スリット実験」は、微細な世界での話。
我々の身体だってナノより小さいサイズで見るとスカスカのような状態。
思考というのもエネルギーなんです。
そのエネルギーが粒子に変化すると物質に変化する。もちろん逆もある。
般若心経の有名な「色即是空空即是色」ということになる。

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人間が考えたら、実現するのかもしれません。
ただ「おもう」のも、三種ある。
「思う」「想う」「念う」
他に「憶う」「懐う」というのもあります。

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「思う」は、普通に思考作用。
「想う」は、感情が入った思考。
「念う」は、集中というか一心に思考。
考えが実現する時の思考は、「念う」でしょう。
意識をある一つの事柄に集中する。
この時は、どういう状態なのか?

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「念う」の「念」を分解すると「今」+「心」となる。
電車やバスに乗ると皆さん、スマホをご覧になっています。
私は、あの風景がとても気持ち悪く感じます。
ご自身は気付いていないでしょうが、無表情です。
まあ、ニヤニヤしていても別の意味で不気味ですけど・・・。
口が半開きの人、股を開いていたりする。
魂が抜けているように感じます。
きっとあの状態の時は、憑依霊や地縛霊がいたら簡単に憑依されるでしょうね。
(ひょっとして変な事件が発生するのは、憑依されているからかも)

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↑京都鶴屋鶴壽庵「よせへ文」

きっと魂が「いまとここ(Now & Here)」状態でないのでしょう。
意識の力、念の力、気の力が発揮するためには、その逆をすればいい。
つまり、どのような時でも「いまとここ」に意識を集中することです。
本当に集中したら、念ったことが実現するかも。

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↑こなし、黒こしあん

無意味にスマホを覗かない方がいいかもしれませんよ。
電車の中で夫婦と子供二人の家族座っていた。
四人とも各々がスマホをじっと見ているのです。
恐らく、食事をする時も同じような状態なんだろうな。
魂が身体からフワフワ漂って、違う空間に行ってしまっている。
もう死んでいるような状態。
折角、この世に生まれてきているのに、もっと本来のエネルギーに満ち溢れて生きた方がいいと思います。
まあ、よけいなお世話ですけど。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


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自然でない美 [社寺]

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京都市も夏のような気温になりました。
まだ5月なのに・・・。
これからは、そういう既成概念を棄てないといけないのかも。

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「自然ってなんだろう?」と思います。
本日の智積院の庭だって、自然じゃないですからね。
人間が想う自然の姿ですよね。

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本当に自然ならこのような雰囲気にならない。
鬱蒼と茂ったジャングルのような状態になります。
人間の美意識と表現する技術、たゆまなく保全する努力がこのような庭になっている。

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この庭を見ながら「天道」と「人道」のことを思い出した。

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庭を造っても、草や木は伸びる。それが「天道」。
それを綺麗に維持するために、庭の手入れをする。それが「人道」。
この「天道」と「人道」のバランスが重要なこと。

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具体的にどうしていけばいいのか?
まずすることは、自分が自然に対して出来る範囲を決める。
と同時に「天道」に対してあまり心を煩わしてはならない。
でも範囲を決めたからといって神経質になってもいけない。
天に任せることも重要。

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相手が人間の場合は、対応が違う。
愚人、悪人であっても、根気よく何度でも導きなさい、教えなさい。
その時、人間として目指すべき「世のために役立つこと」をめざして、自ら今の時点で出来る事を説けばいい。
きっとそうしていることは、その人を通じて自分にも、言っているのだと思う。
そう思うと世の中に無駄なものはなにもないのかもしれない。

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人間が所詮人工物しか作れないのかもしれません。
でもそれが人間の人間たる所以なのかも。
なんて感じました。

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  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
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智積院の庭 [社寺]

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いま、京都の観光はシーズンオフ状態。
でもオフの時には、スイカの種(修学旅行生・・・制服を着てゾロソロ歩くのでそう呼ぶ)がいっぱい観光地に増殖中。
外国人観光客もいるけど、それほど多くない。振り袖タイプの浴衣着物を着ている人が増えている。暑いだろうな・・・。
暑くて、しかも草履歩きで疲れて、引きずるように歩いている人が多い。
京都は、31度・・・ひょっとして道路上は33度ぐらいあったかも。
なんか異常ですね。
農作物や魚が不漁になったりしないといいのですが・・・。
食料品の値段があがっています。

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近所のお寺といえば智積院。
このお寺の境内をいつも通って、市バスのバス亭に行きます。
今回は、お庭に行ってみました。
お庭の解説にあるように、今が一番見頃です。
比較的、観光客も少なく、池のところで座り、ボーッとしていると何とも気持ちがいい。

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※お庭の説明を引き写しておきます。
「利休好みの庭」と伝えられるこの庭園は、豊臣秀吉公が建立した祥雲禅寺(しょううんぜんじ・智積院の前身のお寺)時代に原形が造られました。
その後、智積院になってからは、第七世運敞(うんしょう)僧正が修復し、東山随一の庭と言われるようになります。
築山・泉水庭の先駆をなした貴重な遺産といわれ、中国の盧山をかたどって土地の高低を利用して築山を造り、その前面に池を掘るとともに、山の中腹や山裾に石組みを配して変化を付けています。
国宝の障壁画がかつて飾られていた大書院はこの庭園に面して建ち、平安期の寝殿造りの釣殿のように、庭園の池が書院の縁の下に入り込んでいます。
その大書院より眺めることができる庭園は、四季折々の美しさで私たちの目と心を楽しませてくれますが、特に、ツツジの花の咲く5月下旬から6月下旬にかけて一段と華やぎ、毎年多くの観光客が訪れます。

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ツツジは、残念ながら見頃は終わっていた。
でも外は暑くても池の側は、いい気持。
何も考えなくて、ボーッとするには最適な場所。

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