すだじい [社寺]
ここは、新日吉神宮(いまひえじんぐう)。
読めないですよね「いまひえ」って。
同じように新熊野神社(いまくまのじんじゃ)もだ。
創建は、永暦元年(1160)後白河上皇が法住寺殿の鎮守として、皇居守護の山王七社の神々を、
比叡山東坂本の日吉大社から迎え祀ったのがはじまり。
籠の中の神猿(まさる)君を以前紹介しました。
観光客も少なく、日頃は静かな神社です。
今月は、お火焚きがあるな。
ここが本殿。
タイトルのすだじいは、この本殿の裏にあります。
このすだじいは、年齢が500〜800年らしい。
鎌倉幕府ができたあたりから、室町幕府が滅亡したあたりに生まれた。
京都の話でよくでてくる応仁の乱(1467〜1477)あたりの生まれかも。
応仁の乱の時、京都の半分が燃えた。
この樹は、その光景も見た(芽はあるけど目はないか)かも。
そう考えるとすごいな。
すだじいの実が、いわゆるシイの実。
どんぐりと違ってアク抜き不要で食べられる。
小さい時、吉田山に探しにいったな。
異常に山で食べれられる木の実に興味を持った子供でした。
なんでだろう。前世、山でひもじい思いをしていたのかな。
今日の記事とは関係ないけど、夏休みの宿題で、「茶の木」の葉を植物採集の標本を作り
名前を「お茶の葉」書いて、担任の先生にバカにされた。真面目に書いていたのに・・・。
いまだに根に持っている心の狭い京男ね。
新日吉神宮地図
↑地図で指し示している位置がずれているけど
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おはようございます。
>新日吉神宮(いまひえじんぐう)
これは普通は読めませんよね。まともに読めば「しんひよしじんぐう」ですよね。
>このすだじいは、年齢が500〜800年らしい
すごいですね(^o^)
>すだじいの実が、いわゆるシイの実
そうなんですね、こどものころはシイの実よく食べました。
by すー (2009-11-05 04:58)
おはようございます。
これは読めません!!
このところ衰えてきた漢字識別能力を差し引いても駄目ですね。
これは難しい。
きっとなんかの意味が含まれているのではないですか?
by BPノスタルジックカーショー (2009-11-05 05:06)
>すーさん、おはようございます。
京都の人間でも読めない地名や神社の名前があります。
自分の住んでいる住所もうんざりするぐらい漢字の羅列なんです。
郵便番号なんて何の役にも立たない京都の住所。
椎の実ってあまり食べたことがないんです。少ないのかな。
by 京男 (2009-11-05 05:18)
>BPノスタルジックカーショーさん、おはようございます。
京都は、こういう読みにくい地名や神社名があります。
地元でも戸惑う時があります。私の住んでいる住所なんかも時々漢字がわからなくなるほどです。
由来を調べると納得なんですが。
古い街の特徴ですね。
by 京男 (2009-11-05 05:21)
本当に読めないですね!
京都では普通に読めないのばっかりです。
京都で戦争と言えば応仁の乱、この時代から残ってるのがすごい!
by guran (2009-11-05 07:13)
>guranさん、おはようございます。
京都の地名は読みが難しい。そのまま残っている。
住所だって長いし、郵便番号なんかなんの役にも立たない。
理解できない人とできる人を区別しているかも。
この樹が応仁の乱をみてきたと思うと不思議な感じがしますね。
by 京男 (2009-11-05 07:58)
これは読めないです。
確かに京都の地名は難しいですけれど、
それが風情があっていいかなぁと思います。
時代を見守って来たすだじいですね。
by ぎーこ (2009-11-05 08:50)
さっき、溶岩流の中で行きている松の木をテレビで見ました。
木ってすごいですよね!
by ゴーパ1号 (2009-11-05 09:12)
>ぎーこさん、おはようございます。
古くから受け継いだ地名は難しい。
読めるか読めないかで鳩山幕府の隠密かどうか、見分けているのかも。
無駄な予算を削られますからね・・・京都は無駄が多いから。(笑)
大木はすごいですね。時代の目撃者だし。
by 京男 (2009-11-05 09:39)
>ゴーパ1号さん、おはようございます。
溶岩流の中で生きているの。すごいな・・・。
私なんか鴨川の中州で生きていけといわれたら断ります。
by 京男 (2009-11-05 09:42)
おはようございます。
子供の頃に先生に言われたこと、引きずるって意外とありますよ。
それで将来が決まったりしてね・・・
by 路渡カッパ (2009-11-05 10:03)
>路渡カッパさん、こんにちは。
小学校の先生は、その点注意深く子供に対応しなければいけないですね。否定的な言葉はいけない。
そういえば、音楽の時間にいつもみんなの前でひとりで唄わされたのもあるな。いまとはウィーン少年合唱団風だったし。お手本で唄わされたのがイヤだった。高校の時でも成績よかったな唄。うまくおだてれば、いまは、歌手だったかも。(笑)
by 京男 (2009-11-05 10:40)
こんばんわ。
「すだじい」の樹齢が凄いですね。
人間だったら大変なことになりそう。
楼門からの眺めがいいですね。
by さっちゃん (2009-11-05 19:55)
こんばんは
新と書いて今と読ませる、気持ち的には
解りますね。
京都の歴史を見続けた樹木!
何か宿っていそうですね。
私もきっと前世、ひもじかった人です。
食べ物の記憶だけ鮮明ですから。
by pomme (2009-11-05 20:44)
>さっちゃんさん、こんばんは。
樹木はすごいですね。屋久島の杉もだけど、人間の歴史をずっと見ている。人間がセミを見ているようなものかも。
きっと昔は高台にあって見渡せたらしいです。このあたりの場所は。
by 京男 (2009-11-05 21:21)
>pommeさん、こんばんは。
なんとなくわかりますよね。でも読めといわれると読めない。
樹としてはまだまだ若いのかも。
でも堂々としています。
前世できっと料理人だったかも。それともやっぱり飢饉にであったのかな。味覚や嗅覚はダイレクトに脳に通じていますからね。
by 京男 (2009-11-05 21:23)
吉田神社から真如堂にかけては、訪れる観光客も比較的少なく、春、秋に時々いきました。懐かしいな~。
by nougyoujin (2009-11-06 07:52)
>nougyoujinさん、おはようございます。
確かに穴場的な場所。
私にとっては幼稚園からの遊び場所なんです。
観光バスが入れない場所が穴場ですね。
by 京男 (2009-11-06 08:07)