アッといる間に紅葉シーズンかも [風景・和菓子]
連休もやっと終わりました。
京都の観光地に住む人間、しかもサラリーマンでない私にとってはホッとします。
何処に行っても人がいっぱいですからね。
最近、人の多いところはかなり苦手になった。
歩いている人が自分の進む方向を見ていないから、歩いていて怖いのです。
皆、なんとなくブラブラしているように見える。
食事をするのもテレビやネット、雑誌で見たのか、美味しいかどうかわからないけど、考えないでいいから並んでいる。時間を潰すのも目的なのかな・・・。
その目が虚ろに見えるのです。
前日、コメントを書いていただいた方がきっかけで『昭和の笑顔』という写真集を手に入れました。
本の中の子供たちや人たちの表情が素晴しいのです。
あの時代はそれほど豊かでなかったけど、目が、顔が輝いている。
きっとこの目や顔の輝きは、東南アジアに行けば見られるのかもしれませんね。
この写真集は、京都の祗園や三条、五条近辺の風景が中心。
祗園あたりに子供がいっぱい住んでいた時代。
いまからすると考えられない時代でしょうね。
カメラの向こうの人たちが笑顔なんです。
たった50年ぐらい前なのに。
見知らぬカメラマンが向けるカメラに屈託のない表情を見せるんですよ。
いまの子供はどうなんだろう・・・警戒してこんな表情をしないだろうな。
それを見ていると目頭が熱くなりますね。
現在は、豊かになったし、病気で亡くなる人も少なくなった。
でもなにかみんなの表情が虚ろ。
生きる喜びってなんだろう?
なんて珍しく考え込んでしまった。
さて、話はかわります。
さすがに夏も退散し、秋の雰囲気がしてきました。
木々は紅葉の準備をしだしている。
今年の紅葉はどうなかな・・・。
ここ数年、京都の紅葉は不作(?)だった。
しかも時期が遅くなっている。
↑鶴屋吉信「紅葉衣」
京都の木は、老木が多いのと、気候が変なのもあって、桜や紅葉がきれいでない。
観光客にとってはあまり気にならないらしく人は多いですけど。
有名なスポットのポスターなんかをみていても、Photoshopなんかで修正した写真ばかり。
実際は、きれいじゃない。
京都というブランドで観光されているのだろうな。
食事だって、美味しいから食べるのじゃなく、メディアで紹介されたから、並んでいるから行くという、まことに受動的ですね。
受動的な状態の時、人の目や顔は虚ろになるのかもしれませんね。
↑焼皮製、黒こしあん
時代は、激動期に入っている。
そんな時は、拙くても「自分」をしっかり持ち、観じ、行動した方がいいようです。
マスメディアやネットなど、あまりたよりにしない方がいいように思いますね。
自分の「観」が頼りです。
顔もみたこともない人の「予測」で、行動してはいけません。
自分を「信じ」、自分を「尊び」、自分を「愛する」こと。
そして、自分も他人も繋がっていると自覚すること。
それがこれからの生き方じゃないかな。
なんか今日はどうしてもこういう風に話をもって行きたいようです。
まあ、それもいいでしょう。
文章は、無視して、写真だけ見ておいてください。
過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します
Twitter→@kyo_otoko
京都の観光地に住む人間、しかもサラリーマンでない私にとってはホッとします。
何処に行っても人がいっぱいですからね。
最近、人の多いところはかなり苦手になった。
歩いている人が自分の進む方向を見ていないから、歩いていて怖いのです。
皆、なんとなくブラブラしているように見える。
食事をするのもテレビやネット、雑誌で見たのか、美味しいかどうかわからないけど、考えないでいいから並んでいる。時間を潰すのも目的なのかな・・・。
その目が虚ろに見えるのです。
前日、コメントを書いていただいた方がきっかけで『昭和の笑顔』という写真集を手に入れました。
本の中の子供たちや人たちの表情が素晴しいのです。
あの時代はそれほど豊かでなかったけど、目が、顔が輝いている。
きっとこの目や顔の輝きは、東南アジアに行けば見られるのかもしれませんね。
この写真集は、京都の祗園や三条、五条近辺の風景が中心。
祗園あたりに子供がいっぱい住んでいた時代。
いまからすると考えられない時代でしょうね。
カメラの向こうの人たちが笑顔なんです。
たった50年ぐらい前なのに。
見知らぬカメラマンが向けるカメラに屈託のない表情を見せるんですよ。
いまの子供はどうなんだろう・・・警戒してこんな表情をしないだろうな。
それを見ていると目頭が熱くなりますね。
現在は、豊かになったし、病気で亡くなる人も少なくなった。
でもなにかみんなの表情が虚ろ。
生きる喜びってなんだろう?
なんて珍しく考え込んでしまった。
さて、話はかわります。
さすがに夏も退散し、秋の雰囲気がしてきました。
木々は紅葉の準備をしだしている。
今年の紅葉はどうなかな・・・。
ここ数年、京都の紅葉は不作(?)だった。
しかも時期が遅くなっている。
↑鶴屋吉信「紅葉衣」
京都の木は、老木が多いのと、気候が変なのもあって、桜や紅葉がきれいでない。
観光客にとってはあまり気にならないらしく人は多いですけど。
有名なスポットのポスターなんかをみていても、Photoshopなんかで修正した写真ばかり。
実際は、きれいじゃない。
京都というブランドで観光されているのだろうな。
食事だって、美味しいから食べるのじゃなく、メディアで紹介されたから、並んでいるから行くという、まことに受動的ですね。
受動的な状態の時、人の目や顔は虚ろになるのかもしれませんね。
↑焼皮製、黒こしあん
時代は、激動期に入っている。
そんな時は、拙くても「自分」をしっかり持ち、観じ、行動した方がいいようです。
マスメディアやネットなど、あまりたよりにしない方がいいように思いますね。
自分の「観」が頼りです。
顔もみたこともない人の「予測」で、行動してはいけません。
自分を「信じ」、自分を「尊び」、自分を「愛する」こと。
そして、自分も他人も繋がっていると自覚すること。
それがこれからの生き方じゃないかな。
なんか今日はどうしてもこういう風に話をもって行きたいようです。
まあ、それもいいでしょう。
文章は、無視して、写真だけ見ておいてください。
過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します
Twitter→@kyo_otoko
おはようございます!
子供の笑顔がいいですね~
見ているだけで微笑んでしまいます^^
今年の紅葉はどうなんでしょうね。。。
by guran (2012-10-09 06:53)
>guranさん、おはようございます。
この写真集をみていると元気になりますね。
iPS技術じゃないけど、人間も一度初期化した方がいいかも。
この写真集は、http://itow124.exblog.jp/12498494/に行ったのがきっかけで知りました。行くと少しみられます。
今年の紅葉どうかな・・・。もう数年、良い状態に出合っていないように思います。
by 京男 (2012-10-09 07:11)
おはようございます。
確かに前を見て歩いてない人多いでねよね。つい先日もそう言う人に何度もぶつかりそうになりました(-_-#)
服装も化粧も皆同じ様な雰囲気で自分を持っているとは思えないです(-_-;)
そんな風に思うのは自分が年を取ったと言う証拠かも(^_^;)
京都が混むのは京都ブランドですね。余り混んでいるお店には、時間がもったいないから入りませんけど。並んでますね~。今年紅葉どうでしょう?
by keiko (2012-10-09 09:38)
こんにちは。
今は猫ですらカメラ目線の時代。
人混みを歩くと、あちこちアザだらけです^^;
by ゴーパ1号 (2012-10-09 09:56)
>keikoさん、こんにちは
雑踏を歩くと怖いです。きっと「いまとここ」に心がいないからでしょう。電車に乗っていても、肉体は電車に乗っているけど、心はネットのどこかに行っている。また目の前に人がいるのに、携帯の向こう側の人と会っている。しかも気配を感じるというのも退化(ひょいっとして進化かも)している。ファッションなんかも、ネットや本からの情報通り。食べるものも・・・だから行列しているのかも。
京都に来られるかたも本当に京都の魅力じゃなく、京都の情報だけで来ているのかも。そんな気がします。モッタイナイなぁ・・・。
by 京男 (2012-10-09 09:58)
>ゴーパ1号さん、こんにちは。
最近、日本人は、人に対する好奇心みたいなものが少なくなっているかも。親も子供に対して「知らないおっちゃにゃ、おばちゃんにかかわってはいけません」と躾けられているのかも。
昔は、子供というのは、町内で共同で育っていたようなところがありました。いまは・・・。
by 京男 (2012-10-09 10:01)
おはようございます。お上品なお菓子ですね。^^;
by ソニックマイヅル (2012-10-09 10:24)
こんにちは
私がガキの時代は塾など無いし、暗くなるまで遊んで、それも年代の異なる地域の子どもたちが集まり、路地や川、畑で大暴れ・・・そんな中でも上下関係を学び、ミニ社会を形成していましたね。
確かに眼が純粋だったような気がします。
和菓子はいいですね。
by すー (2012-10-09 14:35)
「人に迷惑をかけるな」
と言う親の教えが無くなった、だから大人でも自分中心です。
先日、わが家の駐車場から車で道路へ出たけど、車が入って来たのでもう一度駐車場へ戻ってあげた。
しかしお礼の合図も無ければただ黙って通り過ぎて行った、そんな時代です。
純粋な心の孫を、そんな社会へ送りたくない感じ。
by せつこ (2012-10-09 15:42)
>ソニックマイヅルさん、こんばんは。
いつもきていただいてありがとうございます。
やっとお茶とお菓子が味わえる季節になってきました。
by 京男 (2012-10-09 17:49)
>すーさん、こんばんは
5〜60年前なのに、すごい昔みたいな雰囲気です。
この写真集は京都市内、それも祗園や五条近辺の子供なのです。祗園の街並みの中で子供が遊んでいるのですよ。ものすごく不思議な写真に思えます。いまの社会は、過保護する社会かも。それにしても陰惨な事件が多すぎますね。いやな世の中。
東南アジアに行けば、こういう目をした子供に会えるでしょうね。
by 京男 (2012-10-09 17:53)
>せつこさん、こんばんは。
最近は、ダメ親が多すぎます。だから子供もダメ。
もう一つ、若いおばあちゃんもダメ。
三世代でダメな家族・・・よく見かけます。
あのお孫さん、武道を身に付けるといいですよ。取りあえず合気道なんかどうでしょう。これからは、腕っ節です。「力愛不二」です。これは少林寺拳法の言葉か。純粋さを守るためには、腕っ節も必要。
by 京男 (2012-10-09 17:58)