カフ? [モノ]
今日の記事は、杖関係なので普通の人にはあまり関係ないです。
いま、使っているロフストランド・クラッチ杖でスムーズに歩くために、日々改良をしております。
ちょっとしたことでスピードと機敏性と安定性が増す。
↑もう一種類のカフ部品
その一番問題になる2点を書いておきます。
まず最初は「カフ」。
カフと言っても、「未亡人や夫のいない女性」のことではありません。
それは「寡婦(あるいは寡夫)」
↑チタンのボルトを外すと交換できます
ロフストランド・クラッチ杖は、普通上腕とグリップで身体を支えます。
京男の場合は、それを2本使います。
右脚に50%の体重しかかけられないからなんです。
ドクターから「体重をかけても別にいいけど、変形股関節症になって痛みますよ」と言われております。
京男は、痛みに対して自動的に脳の方でブロックしているようで、あまり痛みが感じない体質なんです。
入院中でも痛みを感じたのは、股関節の骨折とわかってから(なんと一週間気付かなかった!もっと早く気付いていたらよかったのに)顎関節の骨折に到っては、退院してからわかった!わかった時は自然治癒していたのですよ。
わかって脚を牽引することになり、火箸みたいな棒で太股を刺し貫かれた。もちろん表面の麻酔はしたけど、骨の部分は痛かった。なんか鮎の塩焼きの鮎の気持ちがわかった。
痛みはそれぐらいなんですよ。
いいのか悪いのかよくわかりません。
↑このぐらいの上着は着ると思います
さて、カフの話しにもどります。
冬仕様にするため、別のタイプのカフを注文してありました。
冬は服装が分厚くなりますよね。
いまのカフでは、ちょっときつくなる。
↑杖につけたところです
作っただけではだめで、ヘアドアライアーの親方で温め曲げて調整するのです。
「材料はカイデックス(KYDEX)?」と聞くと「ABS樹脂」とのこと。
こういう時は、カイデックスの方がいいんだけどなぁ・・・。
ご存知ないのかな?やりにくい客ですね。
↑グリップに力がかかり、ゴムが前にズレてくるのです
調整が終わったのでいつでも使用可能になりました。
次はグリップのゴム問題。
激しく歩いているとゴムが前へ前へとズレてくるのです。
スポッと抜けたりはしないのですが、どうも気持ちが悪い。
これをボンドで固定していただきまいた。
本当は、自転車のハンドルのようにコルク付の皮を巻きたいのですよ。
そのためには、またチタンのグリップエンドとボルトが必要になる。
オーダーの時、もう少し細かく指示したらよかった。
↑だんだん根元の隙間が拡がってきます
でもボンド作戦でいまのところ固定しているので、力強く杖を後ろに蹴り出しても安心感がでてきました。おかげでかなりのスピードを移動できるようになりました。
↑自分の家でも帰ったら、このようにスリッパを履かせます
最後に石突き問題が浮上。
石突きのゴムが床を汚すことがわかった。
なんかフローリングが黒くなっているので、調べると杖の石突きでした。
ゴムの配合の問題でしょうね。
石突きももっと研究して作って欲しいものです。
とりあえず家の中で、スリッパを履かせることで対応しています。
日々改善というのも手間と労力がかかるものですね。
昨日同様関係ない人には、面白くない内容でした。
同じような杖を使って歩いている人とすれ違うことはあるけど、杖を見る限りこんなに改造している人はいないようです。
やっぱり私はちょっと変なのかも。でも偶然この記事を検索で見つけた人の役に立つかも。
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します
Twitter→@kyo_otoko
いま、使っているロフストランド・クラッチ杖でスムーズに歩くために、日々改良をしております。
ちょっとしたことでスピードと機敏性と安定性が増す。
↑もう一種類のカフ部品
その一番問題になる2点を書いておきます。
まず最初は「カフ」。
カフと言っても、「未亡人や夫のいない女性」のことではありません。
それは「寡婦(あるいは寡夫)」
↑チタンのボルトを外すと交換できます
ロフストランド・クラッチ杖は、普通上腕とグリップで身体を支えます。
京男の場合は、それを2本使います。
右脚に50%の体重しかかけられないからなんです。
ドクターから「体重をかけても別にいいけど、変形股関節症になって痛みますよ」と言われております。
京男は、痛みに対して自動的に脳の方でブロックしているようで、あまり痛みが感じない体質なんです。
入院中でも痛みを感じたのは、股関節の骨折とわかってから(なんと一週間気付かなかった!もっと早く気付いていたらよかったのに)顎関節の骨折に到っては、退院してからわかった!わかった時は自然治癒していたのですよ。
わかって脚を牽引することになり、火箸みたいな棒で太股を刺し貫かれた。もちろん表面の麻酔はしたけど、骨の部分は痛かった。なんか鮎の塩焼きの鮎の気持ちがわかった。
痛みはそれぐらいなんですよ。
いいのか悪いのかよくわかりません。
↑このぐらいの上着は着ると思います
さて、カフの話しにもどります。
冬仕様にするため、別のタイプのカフを注文してありました。
冬は服装が分厚くなりますよね。
いまのカフでは、ちょっときつくなる。
↑杖につけたところです
作っただけではだめで、ヘアドアライアーの親方で温め曲げて調整するのです。
「材料はカイデックス(KYDEX)?」と聞くと「ABS樹脂」とのこと。
こういう時は、カイデックスの方がいいんだけどなぁ・・・。
ご存知ないのかな?やりにくい客ですね。
↑グリップに力がかかり、ゴムが前にズレてくるのです
調整が終わったのでいつでも使用可能になりました。
次はグリップのゴム問題。
激しく歩いているとゴムが前へ前へとズレてくるのです。
スポッと抜けたりはしないのですが、どうも気持ちが悪い。
これをボンドで固定していただきまいた。
本当は、自転車のハンドルのようにコルク付の皮を巻きたいのですよ。
そのためには、またチタンのグリップエンドとボルトが必要になる。
オーダーの時、もう少し細かく指示したらよかった。
↑だんだん根元の隙間が拡がってきます
でもボンド作戦でいまのところ固定しているので、力強く杖を後ろに蹴り出しても安心感がでてきました。おかげでかなりのスピードを移動できるようになりました。
↑自分の家でも帰ったら、このようにスリッパを履かせます
最後に石突き問題が浮上。
石突きのゴムが床を汚すことがわかった。
なんかフローリングが黒くなっているので、調べると杖の石突きでした。
ゴムの配合の問題でしょうね。
石突きももっと研究して作って欲しいものです。
とりあえず家の中で、スリッパを履かせることで対応しています。
日々改善というのも手間と労力がかかるものですね。
昨日同様関係ない人には、面白くない内容でした。
同じような杖を使って歩いている人とすれ違うことはあるけど、杖を見る限りこんなに改造している人はいないようです。
やっぱり私はちょっと変なのかも。でも偶然この記事を検索で見つけた人の役に立つかも。
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します
Twitter→@kyo_otoko
おはようございます。
確かに必要を感じて探し求め偶然見つけた方は感動すると思います。杖を使っている人を仕事柄良く見ますが今まで知らなかったこと沢山ありました。退院の時屋内外用2つの松葉を借りて行く人がいて、あ~!と思いましたね。夏仕様と冬仕様ですか!なるほど!
今、京都に向かってます。何の時期でもない?京都。お天気、下り坂ですね。基本晴れ女だと思ってましたが。
by keiko (2013-10-14 08:02)
>keikoさん、おはようございます。
予算の問題があると思いますが、改良できる点はたくさんあります。
毎日使う大切な道具、基本はオーダーでしょうね。もっともっと新素材や技術を結集してモノをつくりたい。日本ならできるのにね。それを世界に発信できれば助かる人がいっぱいだろうな。
おれから京都なんですか。15日は、百万遍の知恩寺「手づくり市」ですね。中村屋に電話で助六を予約して食べますね。あそこは絶対要予約ですからね。ネットで調べて。出町の魚熊でランチなんかもお勧めですよ。(笑)そうか明日お昼から雨なのね。
by 京男 (2013-10-14 08:43)
おはようございます
日々の改良が歩行もスムーズに、こうした努力は大切ですよね。
日々の生活でも・・・
by すー (2013-10-14 09:02)
>すーさん、おはようございます
一番は、普通に歩くこと。杖なしで。
皆さんは、そのことを感謝しなくてはいけません。
当たり前のレベルに戻ることはすごく創意工夫がいります。
こんなにならないと当たり前の凄さに気付かない。
by 京男 (2013-10-14 09:22)
こんにちは~~
冬使用、夏使用・・・そんなこと知らなかった><
使う立場にならないと分からないことがたくさんありますね。
カフには、大笑いです^^
by せつこ (2013-10-14 11:26)
>せつこさん、こんにちは。
他の人はどうなさっているのだろう・・・。
あまり外出されないのかな・・・。
使ってみないとわからないことがいっぱいあります。
作る方ももうすこし使う人の立場になって欲しいものですね。
「寡婦(寡夫)」って死語に近いかも。死別だけじゃないとしたらカフがいっぱいの現代日本ですね。いいのか・わるいのか・・・。やっぱりあまり好ましくないかも。家庭が崩壊しているわけですからね。
by 京男 (2013-10-14 12:26)