財布修理 [モノ]
使っていた長財布が傷んできていた。
ファスナー部分の布がモケモケになってきていたのです。
このファスナー付きの財布はとても役にたってくれた。
本当は、息子たちにプレゼントしたようなスマートな長財布を使いたいのです。
でもそうはいかない。
いろいろな書類を持ち歩かないと行けなかったし、頻繁に取り出さないといけなかったのです。
↑修理完了の長財布
ポケットから取り出して、支払をする時、落としたら拾うことが困難だった。
杖を使っているとそのあたりを工夫しなければならなかった。
落ちないように、紐で固定して使っていた。
収納する場所は、よくないのはわかっていたけど、お尻のポケットでした。
もう一つ印伝の長財布が鞄の定位置に収まっているのですが、殆ど鞄の外にでてこない。
↑左/レイブンブラック、右/アーバンネイビー
しっかり働いてくれた長財布を退役させるのは忍びないので修理してもらうことにした。購入したお店に電話し、可能かどうかを確認し、お店に持参。
現場の職人さんに見てもらわないとわからないとのことでした。
つまり、修理費用がわからないということらしい。
とりあえず、あずかってもらいました。
後日、工場から電話があり、「できるということと。費用を伝えてくれた」。
↑右が印伝の長財布
預けたのはいいけど、その間、困ります。
同じデザインの長財布を購入。
お店で財布の中身を移しました。
「それなら、修理しなくていいじゃない!」と言われそう。
問題は、吊すことができる金属の輪が付いていないのです。
これがあると夏場重宝するのです。
このデザインの差のために、修理したのです。
↑引き手の糸がすり切れていた
まったく同じでは、面白くないので、濃紺にしてみました。
藍色の作務衣なんかを着ている時にコーディネートできる。
新品の時は、紺色とわからない。
使い込むと紺色がでてくるのだと思う。
所謂エージング効果です。
↑チャックを新しいものに交換
いい革製品は、使い込むといい風合いになってくる。
だから、あまり安いものはよくないです。
ただ古くなるだけですから。
人間もいい味を出すように生きなくちゃね。
若ければいいというものでもない。
いい具合に年齢を重ねることが大事なんだと思いますね。
↑修理したとわからないでしょ
しかも、革製品は、こうやって修理ができる。
しっかりしたお店で購入することです。
こうやって修理するのは、おそらく三回ぐらいはできると思う。
縫い目の上からまた縫う関係の問題。
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
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※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します
Twitter→@kyo_otoko
ファスナー部分の布がモケモケになってきていたのです。
このファスナー付きの財布はとても役にたってくれた。
本当は、息子たちにプレゼントしたようなスマートな長財布を使いたいのです。
でもそうはいかない。
いろいろな書類を持ち歩かないと行けなかったし、頻繁に取り出さないといけなかったのです。
↑修理完了の長財布
ポケットから取り出して、支払をする時、落としたら拾うことが困難だった。
杖を使っているとそのあたりを工夫しなければならなかった。
落ちないように、紐で固定して使っていた。
収納する場所は、よくないのはわかっていたけど、お尻のポケットでした。
もう一つ印伝の長財布が鞄の定位置に収まっているのですが、殆ど鞄の外にでてこない。
↑左/レイブンブラック、右/アーバンネイビー
しっかり働いてくれた長財布を退役させるのは忍びないので修理してもらうことにした。購入したお店に電話し、可能かどうかを確認し、お店に持参。
現場の職人さんに見てもらわないとわからないとのことでした。
つまり、修理費用がわからないということらしい。
とりあえず、あずかってもらいました。
後日、工場から電話があり、「できるということと。費用を伝えてくれた」。
↑右が印伝の長財布
預けたのはいいけど、その間、困ります。
同じデザインの長財布を購入。
お店で財布の中身を移しました。
「それなら、修理しなくていいじゃない!」と言われそう。
問題は、吊すことができる金属の輪が付いていないのです。
これがあると夏場重宝するのです。
このデザインの差のために、修理したのです。
↑引き手の糸がすり切れていた
まったく同じでは、面白くないので、濃紺にしてみました。
藍色の作務衣なんかを着ている時にコーディネートできる。
新品の時は、紺色とわからない。
使い込むと紺色がでてくるのだと思う。
所謂エージング効果です。
↑チャックを新しいものに交換
いい革製品は、使い込むといい風合いになってくる。
だから、あまり安いものはよくないです。
ただ古くなるだけですから。
人間もいい味を出すように生きなくちゃね。
若ければいいというものでもない。
いい具合に年齢を重ねることが大事なんだと思いますね。
↑修理したとわからないでしょ
しかも、革製品は、こうやって修理ができる。
しっかりしたお店で購入することです。
こうやって修理するのは、おそらく三回ぐらいはできると思う。
縫い目の上からまた縫う関係の問題。
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
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お父さん、おはよう!
お気に入りの物って長く大事に使いたいものね。
私もお財布を新しく買ったけど(買わされたともいう。笑)
結局古いものを使い続けているのよね。
慣れたものを選んじゃうのね。
by pochikun (2015-03-18 08:20)
レイブンブラックとは、ワタリガラス(オオガラス)の黒ということですね、なんか恰好いいなあ。
気に入った物は大切に長く使いたいですね。でもそれには物がよくないと。自分は長く使っている物、残念ながら今は思いつきません。あ、本ならあるかも。
by はてみ (2015-03-18 13:10)
こんにちは
さすがに、こだわりますね。
こうしたものは大切に長く使いたいでよね。
私の長財布も40年近くなります。今も現役で頑張ってもらっています。
by すー (2015-03-18 13:35)
以前は折り畳みの為、デュポン社の財布を使用していましたが、象皮(?)の長財布に変更しました。数年前、札が大きくなり使用できなくなりました。
今は京男様と同じ印伝を使用しています。模様は青海波ですが、経年使用により漆が随分なくなりました。トホホホホ。
by 常盤万作 (2015-03-18 16:31)
>三女のぽちママさん、こんばんは。
これは、お気に入りというよりライフスタイル上必要だったのです。
買うなら作っているお店がいいですね。
修理してくれるしね。
by 京男 (2015-03-18 17:57)
>はてみさん、こんばんは。
色の名前で脅しますよね。(笑)
私は、定番が好きです。毎年デザインを変えるのは好きじゃないです。
少しずつ改良をするのはいいですけど。この財布だって改良してあるけど、使い勝手までは、まだ考えていないところがあります。私は結構古いものを修理してつかっています。買った方が安上がりですけどね。
by 京男 (2015-03-18 18:00)
>すーさん、こんばんは
40年同じ財布。素晴しいじゃないですか。
愛用品は替えたくないですよね。
by 京男 (2015-03-18 18:01)
> 常盤万作さん、こんばんは
象革製ですか。いいものですね。昔、象革でウエスタンブーツを作ろうとしていたことがあります。
印伝は、自分で柄をデザインしようと思った時期がありました。どうもデザインがオバハンくさいのが欠点。
by 京男 (2015-03-18 18:03)
良いものを、長く使う、すばらしいですね。
by テリー (2015-03-18 21:51)
>テリーさん、おはようございます。
いまの時流ではないです。でも修理する技術や費用は発生します。
それでいいと思うのです。
by 京男 (2015-03-19 04:06)