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溝桜 [食]

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昨日は、半年に一度の歯科検診。
歯や歯茎をチェックし、何も無ければ歯石を取り、磨いてもらう。
歯と歯茎の間を測られます、オール2mmなんだそうです。
歯茎もピンクで腫れていない。
虫歯も新たに発生していない。

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そうそう前回の時は、歯がすり減ってきて角が出て、口内を傷付けるので少し角を丸くしてもらった。今回は、それはなし。
我が父親のように総入れ歯になるようなことにならないようです。
歯なんか一日一回10秒ぐらいしか磨いてないけど・・・。
ドクターがおしゃるには「唾液の成分が安定しているから」らしい。

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でも歯並びは、悪くなりました。
痙攣で舌を噛み、死にかけた時、顎関節も骨折していた。
結局、顎関節は自然にくっついて治った。
一時は、人工顎関節・・・という話しもありました。
その時、歯並びが悪くなった。これでけで済んだのですから文句はいえません。
でもそれなりに、口の中の健康を保てています。
でも年に二回は、検診に行くようにしている。
歯は大切ですからね。

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家を出て歩いていると溝に桜の花が散って綺麗なピンクだった。
これで今年の桜もお終いかも。

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それにかわって新緑が綺麗ですね。
歯科検診の後、京都御所を少々歩きました。
新緑が綺麗でした。

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↑白扇「サービスランチ」

昨日のランチは、洋食。
白扇のサービスランチ。
これで700円也。

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量もほどほどで、味もよかった。
こういうお店が近所にあったらな。

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こういう洋食もそろそろ絶滅危惧種かも。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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残桜 [風景・和菓子]

先週、東寺に行ったら八重桜がまだ咲いていた。
例年なら当たり前なんだけど、今年の桜事情からすると得した感じになった。
暖かかった影響なんでしょうね。
毎年、桜の開花が早くなっているかも。

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そのうちお正月から桜開花なんてことになるかも・・・。
各々の家庭では、マンゴーができていたりしてね。
京都市内は、年中夏服で冬服がいらなくなったり・・・天国やね。
タンスも少なくていいし。
まあ、その時点では、生きていないだろうけど。

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昨日は、珍しく家で作業三昧だった。
父親の見舞いが行けないのが気になります。
一昨日、大阪で話していた人も入院しておられるのですが「ここ半年、会わせてもらえない」と嘆いておられた。コロナの影響なんです。
高齢者の場合、そんな状態の入院では、ボケるかも。
まあ、仕方ないのですが・・・。

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↑亀屋良長「水輪」

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↑上用、黒こしあん

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ニラレバー&ジンギスカン、そして牡丹 [食]

まだ東寺の写真があるのですが、いささか飽きてきました。
だからちょっと違う、ジャンクな写真にします。

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↑ミンミン「ニラレバーランチセット」

この日は、買い物をしているとお腹が減ってきた。
バスの時間を見ると20分ほどあった。
この場所で食事。
しかも早く食べられるということで、ミンミンにした。

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↑お酢をかけて食べます

1階は混んでいたので2階にあがる。
2階って久しぶりだ。
もし父親といっしょだったら2階に行ってなかっただろう。
階段ですからね。

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席に座りながら注文。
ニラレバーが食べたかった、それとジンギスカン。
餃子を注文しなかったのは珍しい。
前の晩、餃子だったからか。

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私は、このニラレバー、もうすこしレバーが生ならいいのに・・・。
あの食中毒事件の影響がいまだに続いている。

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↑ジンギスカンは単品で注文

ジンギスカンも懐かしい。
一人なら気が楽だ。
こういうメニューを一人でもくもくと食べるのが好きかも。
楽しくワイワイ食べた経験が極めて少ない。
カロリーを摂取している感じがいい。
学生時代からこういうスタイル。
デートでこのような店にはこなかった。

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食べ終わってバスに乗りに行く時、看板の植木鉢が目に留まった。
牡丹だった。

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赤と白の花が同じ木で咲いている。
結構珍しい?

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次は、藤の花なのかな?

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東寺風景 [社寺]

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東寺の好きな所は、空が広く感じることかな。
御所もいいけど、でもあそこの場合ちょっと敷地が広すぎる。
その点、東寺は、程よい広さ。

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しっかり空の広さを楽しめる。
こういう場所を無料で散策できるのは素晴しい。
ベンチにすわってボーッとするのもいい。
でもそうしたことはないかも。
大抵、次のお座敷が決まっていて、数分間の時間調整に使っている。

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他府県の人からすると時間調整でブラブラするなんて・・・なんて贅沢なといわれそう。
まあ、京都市内に住む人間の役得かな。
それも生まれた時からこういう環境なんだから、いまいち有り難みがわからないかも。

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こうやっていつも同じ場所をウロウロするのですが、季節に応じて表情が違うのです。飽きませんね。
暑い時は暑いように、寒い時は寒いように、四季折々に変化する。

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↑先日は、頭をなでなでしなかった。時間がなかった。

こやっていつも歩いている贅沢を満喫しております。
時間が来たら、用事をしに移動します。

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このぉ〜、泥亀! [風景]

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一昨日は、エエ天気でした。
いつものようにヴォイトレ前の東寺境内散策。

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もうすっかり桜が散って、つってんてん状態になっていた。
お濠の水も温んできたでしょう。

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アオサギかな?
なんか食べもんを探しているような雰囲気でした。
カメラを構えるとスーッと逃げて行った。
恥ずかしがりなんやね。

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壕の表面を見ると蓮が生えてきていた。
これは、あっという間に伸びてくるのだろう。

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あの柳の木のあたりに泥亀の日向ぼっこ場がある。
見に行ってみた。

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いたいた泥亀。
それにしても汚い甲羅やねぇ・・・。

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頭の中で突然「アホ! いつまでぼやいてんねや、この泥亀!」
という人生幸朗・生恵幸子のフレーズが響いた。
なんでやねん。
関西以外の人にはわからんやろなぁ。

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鰐?龍? [風景・和菓子]

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これは、花祭りの日だった。
ここは、寺町三条の角。

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矢田地蔵尊の前を通った。
今年は、花祭りのお堂がなかった。
確か前はあったような・・・。
まあ、蛸薬師で撮影したから余裕だった。

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三条通りを東へ歩く。
この時、看板が気になった。
いつもは見過ごすのだけど、面白いと思った。

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最初、鰐だと思った。
昔の看板に鰐?

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下から見上げると鰐に見えた。
でもよく考えたら龍だと気が付いた。
どれぐらい前からあるんだろうか?
古そうでしょ。

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↑鶴屋吉信「さつき花」

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↑焼き皮、つぶあん

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明暗 [社寺]

ここは、東福寺塔頭の善慧院です。
普化尺八明暗流の尺八根本道場になっている。
虚無僧の本部?みたいなお寺らしい。

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虚無僧って謎の存在です。
小さい時に京都市内で目撃し、不気味に思っていた。
江戸の隠密・・・だと。
京都市内に江戸の隠密がうろうろしている。
山伏もそうだった。
おーさん(托鉢僧のこと)も普通に歩いたはった。
ばた屋なんかもうろうろしたはった。
しかも、京都市内では、太秦の撮影所があり、京都市内各地で撮影をしたはった。だから時代劇の扮装で歩いておられた。
日が暮れて遊んでいたら「子盗り(ことり)にさらわれる」と母親に脅されていた。

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そういえば虚無僧ってあまり映画でも観なくなった。
ご存知ですよね「虚無僧(こむそう)」
でも実体はわからない。
このお寺が本部らしい。

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虚無僧は「僧」と称していながら剃髪しない半僧半俗の存在である。尺八を吹き喜捨を請いながら諸国を行脚修行した有髪の僧とされており、多く小袖に袈裟を掛け、深編笠をかぶり刀を帯した。はじめは普通の編笠をかぶり、白衣を着ていたが、江戸時代になると徳川幕府によって以下のように規定された。
托鉢の際には藍色または鼠色の無紋の服に、男帯を前に結び、腰に袋にいれた予備の尺八をつける。首には袋を、背中には袈裟を掛け、頭には「天蓋」と呼ばれる深編笠をかぶる。足には5枚重ねの草履を履き、手に尺八を持つ。

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旅行時には藍色の綿服、脚袢、甲掛、わらじ履きとされた。なお、よく時代劇で用いられる「明暗」と書かれた偈箱(げばこ)は、明治末頃から見受けられるようになったもので、虚無僧の姿を真似た門付芸人が用いたものである(因みに「明暗」に宗教的な意味合いはなく、「私は明暗寺(みょうあんじ)の所属である」という程度の意味である)。江戸時代には、皇室の裏紋である円に五三の桐の紋が入っており、「明暗」などと書かれてはいなかった。江戸期においても偽の虚無僧が横行していたが、偽虚無僧も皇室の裏紋を用いていたらしい。

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慶長19年(1614年)に成立したという『慶長掟書』(けいちょうじょうしょ)には「武者修行の宗門と心得て全国を自由に往来することが徳川家康により許された」との記述があるが、原本は徳川幕府や普化宗本山である一月寺、鈴法寺にも存在しないため、偽書ではないかと疑問視されている。罪を犯した武士が普化宗の僧となれば、刑をまぬがれ保護されたことから、江戸時代中期以降には、遊蕩無頼の徒が虚無僧姿になって横行するようになり、幕府は虚無僧を規制するようになった。

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明治4年(1871年)、明治政府は幕府との関係が深い普化宗を廃止する太政官布告を出し、虚無僧は僧侶の資格を失い、民籍に編入されたが、明治21年(1888年)に京都東福寺の塔頭の一つ善慧院を明暗寺として明暗教会が設立されて虚無僧行脚が復活した。

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ちょっとだけわかったような気になってきました。

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新緑パワー・・・2 [社寺]

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本日も新緑パワーの写真です。
この日、空気や光の状態がよかったかも。

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↑向こうに見えるのが三門

東福寺の境内に入りました。
入ったけど拝観料の必要なところはいかなかった。
時間もなかったしね。

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いつものように本堂(仏殿)の龍に挨拶します。
観光客が少ないから、ゆっくり見ることができる。
日頃は、東福寺って人がすくないかも。

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まあ、観光の場でなく、修行の場だからそれでいいのだと思います。
いっそ紅葉も伐採したらいいのかも。
そうしたら年中静かで修行できます。
目的は、衆生の観光でなく、心の救済ですからね。
ちがう?

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こういう新緑を見ていると心が豊かになるような気になります。
境内をゆっくり散策するのも、いいですよ。

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特に今月は、新緑が見頃だし・・・。

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新緑パワー [風景・和菓子]

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↑東福寺臥雲橋

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早朝と昼間の気温差がすごい。
服装がとても難しい。

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さて東福寺の臥雲橋からの眺めです。
京男は、臥雲橋からの景色が好き。
ここは、紅葉時にすごい人になります。
でも新緑のシーズンは、観光客が少ない。
ついでにいうと紅葉の時、近年あまり綺麗じゃないように思う。
どうも気温の影響なんだろうか?

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私は、新緑が好きですね。
向こうに見えるのが通天橋。

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いつもなら連休後が綺麗なんですが、今年は早いですね。
もう少しゆっくり季節が進めばいいのに・・・。

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ここの撮影は、時間が大切。
光の回り方のいい時間があるのです。

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↑本家玉壽軒「新緑」

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↑きんとん、粒あん

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働く女性を守るお不動さんだった? [社寺]

本日も昨日の続き。
東福寺塔頭の同聚院です。

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↑京都五大堂同聚院

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のぼりが立っていました。
「働く女性の守り本尊」とあります。
ここの土万不動さんは、そういう本尊さんだったんだ。
知らなかったのです。
しかも、境内の配置が変化していました。

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お寺のホームページからそのまま引用させてもらいます。

「働く女性の守り本尊」不動明王
かつてある女御が牛車で法性寺を訪れた際、特に大事な琴の爪を失くしたと言って道長公に所在を求めました。不動明王の霊験を聞いていた道長公は潜心に黙祷して「もし見つけることが出来たならお堂を建立して報恩し奉ります。」と請願したところ、三ノ橋(現在の同聚院北西あたり)付近にてこれを得て、大いに歓喜して献上したと伝わります。そうして建立したのが同聚院の五大堂であり、不動明王は当時の女御・更衣などの身分の高い女官からも絶大な信仰を得たと言われ、特に芸事上達を祈願することも多かったと言われます。
近代においては、祇園の芸妓で胡弓の名手として知られた日本のシンデレラ・モルガンお雪さんの信仰を縁として、全国の女性から「働く女性の守り本尊」としてあつく信仰されています。

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↑このお不動さん、席替えになったようです。

モルガンお雪って誰?
これは、ウィキペディアから引用させていただきます。
京都寺町の刀剣商・平助の娘と言われる。姉は祇園でお茶屋兼置屋『加藤楼』を経営しており、その縁で14歳で芸妓となる。店は京都の縄手新橋上ルにある外人専用の 「小野亭」で、当時外人用は格下だった。歌舞に優れており、特に胡弓を得意とした。

1901年(明治34年)、当時30歳のアメリカ人の富豪ジョージ・デニソン・モルガン(George Denison Morgan. J・P・モルガンの甥)と出会い、求婚された。モルガンは恋人と別れたばかりの失意の旅行中に日本に立ち寄り、お雪が結婚に承諾するまでの4年間に3度来日した。当時20歳のお雪には当時京都帝大に10歳年上の川上俊介(のち浪速銀行東京支店長)という恋人がいたが、この騒動が新聞に掲載されたために破局。

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1904年(明治37年)1月20日、当時4万円(現在の8億円相当)という莫大な身請け金によりモルガンに引き取られ、横浜で結婚。結婚は小林米珂(日本に帰化したイギリス人法律家)を媒酌人に横浜領事館で行なわれ、「日本のシンデレラ」と呼ばれた。ジョージとアメリカに渡るが、排日法によりアメリカへの帰化は許可されなかった。

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↑五大龍王白龍辨財天

1905年(明治38年)、モルガンとともに一時帰国するが、「金に目がくらんだ女」などとマスコミに囃し立てられ、世間の好奇の目は変わらなかった。南禅寺橋にモルガンの別荘があり、日米の旗を掲げて滞在した。2年ほど日本で暮らした後、渡欧してフランスのパリに移り、現地の社交界で大変な評判を呼ぶ。

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1915年(大正4年)、34歳のとき、夫ジョージが44歳で心臓麻痺で死去。その後、遺産相続をめぐる夫の一族との裁判に勝ち、60万ドル(当時)という莫大な資産を得るが、米国籍を剥奪され、無国籍者となる。欧州に渡り、フランスで悠々自適の生活を送る。

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1916年(大正5年)、新しい恋人の陸軍士官で言語学者のサンデュルフ・タンダール(Sandulphe Tandart)とマルセイユに移り、同棲する。結婚はせず、ジョージから受け継いだ莫大な遺産を、タンダールの学問援助に費やす。タンダールと再婚しなかったのは、再婚すると遺産をモルガン家に没収される可能性があったためではないかと言われている。1931年(昭和6年)、タンダールが心臓麻痺で死去。ニースの別荘で暮らす。

1938年(昭和13年)、第二次世界大戦勃発を前に欧州が不穏化。家族の世話をするため京都に帰る。戦局が逼迫するとモルガン家からの送金も途絶え、さらに国籍の無くなったままのお雪は特高警察に目を着けられて、軍政下で財産を差し押さえられる。

日本敗戦後、遺産相続権を回復。71歳でキリスト教の洗礼を受け、敬愛するリジューのテレジアにちなみ洗礼名をテレジアとする。以後は一カトリック信者として紫野(京都市北区)の大徳寺門前の小家に隠棲。1963年(昭和38年)、急性肺炎により死去。81歳。三周忌の1965年にパリ市から姉妹都市である京都市へ「ユキサン」と名付けられた新品種の白いバラが贈られた。

凄い人生だったのですね。
良縁とか出世なんだろうか?
女性を守ってくださるのはいいと思うのですが、最近若い男性がちょっと弱々しいように思います。どうか若い男性も守ってやってください。

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