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昆布をパリパリに揚げたんが好き [甘味・その他]

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これは、揚げ昆布。
「吹よせ」に小さく入っている。
それを食べるのが好きなんです。
でもたくさん食べたい!と思ったりしませんか?
私だけか・・・。

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↑「吹よせ」

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↑こんな風にして売っています。ぎぼし「揚げ昆布」

ぎぼしで「揚げ昆布」として売っています。
こういうのは、他府県であるのかな?
小さい時、おやつというと「吹よせ」だったり、丸太町かわみち屋の「蕎麦ぼうろ」や「松の雪」だったり、泉屋の「クッキー」だったりした。
でも輸入のバタークッキーを食べた時、美味しさにショックだった。「いままで食べていたのはなんだったんだ!」と。

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↑ぎぼし「黒豆えびせんべい」

母親の焼いた鱧とキュウリでつくった。うざく風の酢の物がどうも美味しくなかった。本物のうざくを食べた時「騙されていた!」と思ったものでした。
ハンバーグだってそうだ・・・。
ケーキなんかも不味いバタークリームのケーキを食べて美味しくなかった。不二家のショートケーキは美味しく感じた。
もっとも最近、バタークリームを見直している。高級なバターを使ったケーキは美味しいのです。

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いつも書く、えびせんべいも好きだった。
これは、えびせんべいと黒豆を合わせたもの。
京女は、これにはまってしまった。
それと「デーツ&胡桃」、確かに美味しい。もっと安く日本に輸入してくれたらいいのにね。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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タグ:京都 甘味
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竹の皮 [甘味・その他]

昔は、ラップなんかなかった。私の小さい頃はなかったと思う。食べ物を運ぶ時、竹の皮だった。
竹皮って優れた特徴がある。

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竹皮の特性
1.抗菌作用・防腐作用
2.通気性
3.吸湿性
4.保水性
5.消臭効果
6.丈夫

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竹皮は、抗菌作用のある「フラボノイド色素」や「高級脂肪酸」という成分を含んでいます。それと通気性、吸湿性が高いので、包んだものが傷みにくい。
しかも丈夫なので、焼いたり、蒸したりという調理もできる。
竹皮の端を細く裂くと紐にもなる。
ゴミになっても環境に悪影響を与えない。
いい竹の香りが食べ物を美味しく感じさせられる。

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以上のようなことがあるから、もう少し一般家庭でも使ったらいいかも。
できれば、国産のモノを使うのが安心でしょう。

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ラップやタッパーウェアを少なくしていってもいいのかも。
もちろん、竹皮はすぐに使えない。30分ぐらい水で湿らせておかないと使えない。
なれだと思います。
焼いた梅干し入りおにぎりを竹皮で包み、風呂敷で包んでお出かけなんてことを楽しんでもいいのかも。

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本日の写真は、滋賀県の「和た与」のでっち(丁稚)羊羹。これは、栗の入った特別バージョン。
よく考えたその竹皮で包んだ羊羹を、長期保存できるように密封し、脱酸素剤入りにしているのが不思議な感じがする。

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右側に入っているのが「脱酸素剤」。
土産物に入っていますよね。
これどういう仕組みなのかわかりますが?

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脱酸素剤は、密閉容器の中を脱酸素状態にする薬剤である。鉄の酸化を利用して酸素を吸収するタイプが主流であるが、糖やレダクトンなどの酸化反応を利用した有機系のものも一部で使用されている。酸化を防ぐことにより、カビ、害虫、油脂の変質などを防止することができ、食品包装で広く利用されている。
よく見るのは、鉄の酸化を利用したものです。昔、使うにあたって入れ物の機密性が問われます。なぜ?使い捨てカイロと同じ原理なんです。鉄の粉を酸化させて酸素を減らすのです。容器の機密性が悪いと若干だけど熱がでる。そうなると食品が変質するのです。容器にいれたものを何回も遠方に送ったりして、機密性のテストをしたものです。
私は、風味が悪くなるからあまり好きになれないな。

和菓子

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タグ:洛外 甘味
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弘法さんでしか売ってない飴? [甘味・その他]

京男は「○○限定」なんて言葉に弱かったりする。
「最後の一本」「いま逃がすと三世出会えない」「盲亀の浮木※のようなチャンス」「優曇華の花※に出会うような」・・・
※盲亀の浮木/大海の底にすみ、百年に一度だけ海面に出てくる盲目の亀が、海面に浮かぶ一本の木に出会い、その木にあいている穴に入ることは容易ではないという、仏教の説話から。もとは、仏または仏教の教えにめぐり合うことは、非常に難しいことをいったもの。
※優曇華の花/三千年に一度咲くという想像上の吉兆の花。
※「盲亀の浮木、優曇華の花」と続けてもいう。

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↑お店は、八条通南側にあります。

過去の経験からいうと、こういう時は、問題なければ手に入れて置くのが正解。次回になると条件が難しくなっていたりする。
また、気に入った服や靴、その他のモノは、同じものをバックアップとして手に入れて置くのが正解。
最近は、ネットで探すことができるようになったけど、やっぱりその場で判断し、手を打つのがいい。

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写真は、「東寺飴」といいます。毎月21日の弘法市の時だけお店がオープンしたはります。
種類は、生姜、サイダー、黒、はっか、梅塩、レモン、抹茶、べっこうがある。
写真は、一番人気の「生姜」。

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おそらく、普段はお店を開けていても、人通りが少ないから商売にならないのかも。
だから弘法市なのかも。
きっと人員の関係なのかも。
そうか卸しとかで、忙しいのかも。

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昔、お濃茶の飴を飴職人さんに作ってもらったことがある。
抹茶の粉を透明の飴でつつみ、飴を作るというもの。
飴は、固まる前は当然熱がある。
抹茶は、熱に当たると色が赤茶けてきたりする。もちろん色粉をつかったら色は変化しないのですが、それでは味が悪くなる。
いい抹茶の粉を薄い飴で包みたかった。
口にいれた時、薄い飴がスッと溶け、抹茶の粉が口の中で広がるようにしたかった。
フワッと飴が消えて、抹茶の味と香りが残る。
これを作るのがとても難しかった。どうしても飴の熱で抹茶が変色してしまう。
どうしても飴の層が分厚くなる。甘味だけが全面に出過ぎる。
最後は、コストの壁を越えられなかった。
抹茶の落雁もそうだった。タブレットもね。
戦時中(応仁の乱でなく大東亜戦争)にゼロ戦パイロット用に目覚ましように、抹茶のタブレットをつくっていたらしい。もちろん、カフェインを摂るためです。いまなら合成のカフェインになるのかな?でも人工的にカフェインを作るとなるとアンモニアから生成された窒素を多く含む尿素から合成しています。尿素をまずはメチルアミンのような薬剤とギ酸へ変化させ、さらにカフェインのような特性を持つテオフィリンへと変化させます。最後に、テオフィリンをメチル化させると純粋な合成カフェインが完成します。作っているのは中国らしい。工場の近くでは、猫のオシッコのような匂いがするらしい。なんか身体に悪そう。
ドリンク剤ってあるじゃないですか、大抵カフェインが入っていますよ。
その点、抹茶を使うとそんな心配はない。でもコストが合わない。

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なんか話がそれました。
どうも話がそれます。
この東寺飴、いつもは、義母から持っておりました。
京女の実家は、東寺の近くにありますからね。

いまの時期、こういう飴もいいですよ。
毎月25日、弘法さんの時に見つけたらお買いください。

和菓子

和菓子

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  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
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タグ:甘味 京都
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止まりません・・・ [甘味・その他]

まだ東寺の風景が残っています。
でもちょっと飽きてきたので本日は別の話題。

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これは、私好みの「ぎぼしの吹よせ」。
小さい時からこの丸い煎餅が好きだった。
(昨日27日、またまたぎぼしに行きました。この丸い煎餅の名称を聞きました。「えびせんべい」なんだそうです。)
幼稚園がカトリック系だった。聖体(せいたい)というのを口の中にいれてもらう儀式をやっていた。あの聖体がこの煎餅だと思っていた。
「そうか日曜学校に行ったらあれが食べさせてもらえるのか」と入信しそうになった。途中でどうやら私の好きな煎餅と違うのがわかって入信を中止した。
聖体は、パンの一種らしいですね。ワインとワンセットになっているらしい。
キリストの体と血を表現らしい。
ワインは、飲めないからだめやなぁ・・・。そのかわり山羊の乳で作ったチーズ(シェーブル)を付けてくれたら、転ぶかも・・・。
シェーブルかブルーチーズが食べたくなってきた。

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↑ぎぼし「吹よせ」

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私は花粉症ではないけど、春の花粉シーズンになると無性に個性的なチーズが食べたくなる。なんだろう?

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「吹よせ」に話を戻してます。
これは、缶入りタイプでなく、お徳用にタイプです。
缶入りは、ギフトならいいのですが、自分用ならこれで十分。
湿気るからあまりたくさん買ってはいけません。

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知らず知らずの内に食べてしまう。
とても危険な御菓子ですね。
お酒にも合いますよ。

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↑「磯豆」

それからもう一種。
これは「磯豆(いそまめ)」。
私は、ぎぼしのが好きなんです。

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例月は節分ですね。
この豆を使うといいですよ。
塩加減がいいんです。
これなら、歳の数でも食べられそう。

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これも「吹よせ」同様、食べ出すと止まらない危険性がありますね。
まあ、豆製品ですから身体にいいかも。
こういう豆製品、お豆腐、お揚げさんは、生活に欠かせません。
納豆なんかもよく食べます。

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↑「ぶぶあられ」

「ぶぶあられ」も無いとこまるもの。昆布茶にいれたり、お茶漬にいれたり、納豆にいれたりと使います。天ぷらの衣に使うのもいいかも。
これは、食べ出したら止まらないということはないです。ご安心ください。

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新年会・・・デザート [甘味・その他]

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↑IORIの子年パフェ

まだ、家族の新年会写真。
今回は、デザート。

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↑ネズミがパフェに乗っているのです。この日、両家の仏壇にそっとネズミの形をした饅頭を供えたのを思い出す。

焼肉屋さんが混んで来たので撤収する。
我が家系の場合、お酒を飲む人間が少なく(父親が生ビールを飲んだ!2杯目は皆に止められた。新年早々転倒入院は嫌ですからね)早く宴会が終わるのです。狭いお店なのでユックリすると迷惑になります。

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↑年男の父、翌日の血糖値は?と質問したら、さほど血糖値は高くなかったとのこと。よかった。

大丸京都店まで、すぐなので地階に降りて、IORIの席が空いていたのでデザートとなった。
干支のパフェを見つけ、みんなで年男のお爺さまを調子に乗らせて食べさせた。
年男万歳!!
写真がちょっと嬉しそうだった。
次の日の血糖値で青くなる?かも。

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↑柚子ソーダ

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↑ホットグリーンティー

京男は、地味に柚子ソーダを注文。
次女は、ホットグリーンティー?を注文。
お爺さまのお下がりをいただく。

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↑白玉クリームあん豆かん

京女は、豆かんを注文。これ結構美味しかった。
長女は、だるまパフェ。
女性陣が多いので、華やかなデザートでした。

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↑だるまさんの小倉パフェ

さすがに、大丸の地下食料品を見ても何も欲しくなかった。
父親の足元もフラフラしていないので一安心。

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↑「手も足もでませんわ〜」なんて言っているかも。

京男Jr.1カップルは、インフルエンザで欠席だったのは残念だったけど、それも厄払いになってよかったのかも。
ということで今年も元気に暮らしましょう!

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  • 作者: 中村肇
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善哉善哉 [甘味・その他]

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昨日は、天気予報的には雨の予報だった。
でも、ちょっとした作業が外部で必要になる。
仕方ないなぁ・・・。

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↑カラフルなメニューが増えましたね

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でも昼ぐらいには、雨が止むような・・・。
天気予報なんていい加減なものだ。
自分で降らないと決めたら、酷い状態で雨に遭わないだろう。
そう感じる。

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そういう時は、自分の直観を信じます。
もちろん、傘は持っていきません。
それがお昼だった。
郵便局にも用事があったから、取りあえず東福寺の方に歩く。

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そこで梅香堂の前を通る。
「そういえば最近、善哉を食べてないなぁ」と思ったら。
フラフラとお店にはいる。
まさかランチ時に甘党の店が満席というのはないだろう。
予感は的中し、席が空いていた。

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↑お餅が2個

カラフルなメニューがあります。
きっとインスタ云々でパフェやホットケーキを食べる人が多いんだろうな。
一番地味な「ぜんざい」と決めておりました。
ランチの代わりということでおもちを2個にした。
昔の私なら考えられない選択だと思う。
でもシンプルな小豆の甘さと香ばしく焼いた餅がなんともいいんです。
最近、邪魔くさいのか焼いた餅でなく白玉のお店が多い。あれは邪道だと思う。
もちろんタピオカもね。
妙に満足するのです。
頭の中で「善哉善哉」と呟いておりました。

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それと弘法大師の十住心論の中にある「少(すくな)き分(わか)ちて甘を割(さ)く者(もの)は、居然(きっぜん)としてこの身(み)を脱(のが)る」が浮かんだ。
少しの食物やおいしい物を分け与える者は、そのままにして、貧り惜しむ心の強い者が落ちるという餓鬼道からは逃れるであろう。
「自分さえよかったら!」と、貪欲にしばられ、世のため人のあめに財を使うことでなければ、その人はすぐに餓鬼道に落ちている。
いまの地球の大きな会社やエリート達は、みな餓鬼道に生きているのだろう。もうすこし自分以外のことを考えたらどうやろね。

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ぜんざいは、甘かったけど、最後にあたまに浮かんだ内容は辛かった。

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ロンドン焼 [甘味・その他]

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久しぶりに新京極を通った。
新しい店がたくさんできている。
そんな新京極に相変わらずロンドンヤはあった。

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創業70余年らしい。
ここは、小さい時から興味があった。
自動的にロンドン焼が出来上がるのが不思議だった。
幼稚園ぐらいから、前を通る度にジッと見ていたものである。
ドクドクのカチャンカチャンという音も私にとって心地いい音楽に聞こえたのかも。

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小学校ぐらいになると家で自動販売機を作ろうとしていた時期がある。
きっとそういうのを作らせたら、天下一品だった。
夏休みの工作は、そういうモノを作ったものだ。
結構、入選し丸物百貨店で展示された。
技術者に向いているのかもしれない。
ブラモデルもよく作った。
ただ、電気回路とかには手を出していない。
手先が器用というのは小さい時からなのかも。

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久しぶりに一番少ない単位10個を買った。
これぐらいなら食べられるだろう。
ロンドン焼の中身は白餡だ。
昔からずっと同じ味。
ジャンルはカステラ饅頭の一種となる。

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買っていると白人の観光客が「一個売ってくれ」と言っていた。
そんな食べ歩きの状態になるように売ってはいけないと思う。
「10個買ってホテルか木賃宿で食べなさい」と言ってやるといい。
どうも白人はお行儀が悪い。
悪いものは悪いと言ってやればいい。

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「食べたり、飲んだりしながら歩くのは、乞食の子みたいやからやってはいけない」と言われて育っていないのだろう。
「地ベタに直接すわってはいけない」というのも言われて育った。
京都市は、そういうのは許さない大人の街という位置づけをしてもいいのではないかな?チンドン屋のような着物のようなモノを着て、公道を歩くのも恥ずかしいことと教えてあげないといけません。
最近、日本人でも変な所作の人が増えてきた。
ちゃんと躾けて育てないといけません。学校に行く以前の問題。

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栗赤飯&八ッ橋 [甘味・その他]

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先日長女が栗赤飯を持ってきてくれた。
そうかそういう季節になってきているのね。
私は、ここの栗赤飯が好き。

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観光客は、こういうものは案外気付かないでしょうね。
これをお土産として持って帰る訳にはいかない。
また、宅急便で送るのも難しい。
栗餅なんかもそうかもしれない。
地元で食べるしかないのです。

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これは、お饅屋さんやお餅屋さんで売っていました。
蒸したてを売っていた。
もちろんいまもそういう状態が多いかも。
こういうものは、できたてでないといけません。
冷めると魂が抜けてしまう。豚まんなんかもそうですね。
一番蒸しは美味しいけど、蒸しなおして食べるとあまり美味しくない。
魂が抜けてしまうからだと思う。

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これは、八ッ橋。
実家の近くに本店があります。
昔は、生八つ橋というものは、地元でないと買えなかった。
いまは、普通に売っている。

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実家の側に工場があるのです。
で、不良品だと思うけど、袋に詰めて売っている。
たまに、食べると美味しい。
昔は、生が好きだったけど、最近、そうでもない。
これを買った時、繋がった状態の暖かい生八つ橋をくれました。
そういう状態って地元しか食べられないだろうな。

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傘かしげ [甘味・その他]

昔、読んだ『江戸しぐさ』関係の本をいまダウンロードして聴いている。
どうも最近、日本人が生活の知恵のようなものを忘れているように思う。
名前ぐらいお聞きになった方も多いでしょうね。

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↑本日の写真は、文章と連動しておりません。月ヶ瀬の甘味です。父親が珍しく氷でなくフルーツみつ豆だった。お腹が膨れていたのね。

いま、実行しても有効な・・・というより一昔前の日本人にとって当たり前だったことが、忘れてしまっているように思います。
江戸時代は、寺子屋で子供を教育していた。その基本的考え方をあわわす言葉がある。
「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる」というのである。
意味は、「三歳で素直な心を作り、六歳で節度ある振る舞いを覚えさせ、九歳で人様に聞かれても恥ずかしくないような正しい言葉を覚えさせ、十二歳できちんとした文章が書け、十五歳で道理(理屈)を理解することが人間教育の基本であり、これらのことを如何に理解し、実践出来るかによって、その子の将来は決定する」というような意味。
この基本が戦後、歪んできたように思う。
「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる」があってその上に「学問」「専門的教育」があるのだろう。

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内容をよくよく聴いていると、都市生活のサバイバル術がいたるところで語られている。
例えば
◎傘かしげ
雨降りのとき、狭い横丁を傘をさして通行していたら、前方からも傘をさした人が来て、すれちがうとき、お互いが傘を道路の外側にかしげ、相手に雫がかからないようにします。こうすれば、お互い雨にかからず、トラブルをさけ、そして気持ちよくすれ違うことが出来ます。ほんのちょっと相手を思いやる優しさと譲り合いの心と気配りがあれば誰でも出来ることです。この傘かしげも肩引きと同様、自分だけでなく相手も同じ気持ちと行動をすることが必要です。しぐさはみんなが同じ気持ちと行動を取らなくては成立しないのです。
日傘も傘だと思います。すれ違う時、傘が怖いのです。傘を持つ時も考えないといけませんね。

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↑私も寒天・・・関東の人からすると「黒蜜なんて」と言われそうだけど、私は黒蜜が好き。

もうひとつ
◎蟹歩き
横丁などの狭い道ですれ違う際は、肩引きしぐさをするのですが、もっと狭い道で人とすれちがうときのしぐさです。お互いが道路の内側を向いて横向きになって顔と顔と合せる格好ですれちがいます。これを「蟹歩きしぐさ」といいます。

◎七三歩き
「七三歩き」は、「七三の道」とも言います。道路を歩くとき真ん中をのっしのっしと歩くのではなく、道路の三割を使って歩き、残りの七割は急用の人など他の人のために空けておくということです。
特に現代は車社会です。右側を七三歩きすることによって、交通事故を回避するという効果もあります。人の為のはずの行為が自分のためにもなっていることになります。

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◎階段では昇って行く人が譲る
江戸時代の階段は今と比較しても狭くて急勾配で危険です。そんな階段の途中で昇る人と降るひとがすれちがうときのしぐさです。江戸しぐさではこのとき、昇る人はその場で待機し、降りの人が同じ目線になったとき、軽く会釈をしてすれちがいます。そのとき、降りてきた人は感謝の気持ちをこめて会釈をします。
登山のときは江戸しぐさと逆です。降りてくる人がその場で山側の道の脇に寄って昇りの人を待ちます。そしてすれちがうとき昇りの人が「こんにちは、どうもすみません、ありがとうございます。」といい、軽く会釈します。すると降りの人が「こんにちは。どういたしまして。」と返します。これは山道で接触したら降りの人のほうが断然有利で、接触したら昇りの人は谷底へ滑落してしまうからです。

こういう暗黙のルールを小さい時から身に付ければいいと思います。
いま、数冊分の本のデータを聴いております。

どうも最近、人が多くいる場所の混沌が気になるのです。一人一人は善人だと思います。でもルールを統一して置かないとトラブルになります。
車の運転なんかもそうかも。

まだ、しっかり聴いてないのでまだ全体像を理解できていません。
観じたら書いてみますね。

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再現性有りや無しや? [甘味・その他]

高齢の人間を介護していると色々なことがある。
まだ、当家の場合、父が元気でいてくれているので、深刻なことではない。
でも高齢になると本人でないとわからないことが起こるのです。

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↑イノダコーヒ「コーヒーゼリー」

先々週の外食した時、食事をした後、地下鉄の駅まで歩いた。
地下鉄で移動して、それからまた買い物をしていた。
途中で突然動けなくなったらしいのです。
脚は引きずっていないので深刻ではないと判断。
でも夜、こむらがえりが起こりそうになったそうです。
確かにあれは不快です。

父親は、「かなりの距離を歩いたから起こった」と言います。
つまり、私が外食の時、歩かしたのが原因みたいな言い方をしました。
実際に歩いた距離は、1キロもないのに・・・。
たまたま、その日に寝不足とか水分が足りなかったとか、ミネラルが不足している等の原因でたまたま起こっただけだと私が言いました。でも父はそんな長距離を歩いたのが原因と言って聞きません。
そこで、同じ時間帯に同じ距離を歩かしてみました。
いまの所、脚に異常はなかった。
だからあの日だけなんらかの原因でそのようになったのだと結論。
同じ条件でやって、同じ症状がでないのですから。

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↑モカアイスクリーム

「こむらがえり」って色々な要素で起こります。
「こむらがえり」の「こむら」はふくらはぎをさします。
ふくらはぎなどの筋肉は過剰に伸びたり、収縮したりすると、無理な動きによって痛めてしまいます。それを防ぐために、2つのセンサーが備わっています。伸びすぎを防ぐのが筋紡錘(きんぼうすい)、縮みすぎを防ぐのが腱紡錘(けんぼうすい)です。そのうちの腱紡錘の働きが低下すると、筋肉が異常に収縮し、痙攣を起こしてしまいます。それが、こむらがえりです。

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↑アップルクーヘン

原因はいろいろあります。
1.マグネシウム不足
腱紡錘の機能低下には、さまざまな原因が考えられます。最も大きな原因といえるのが、ミネラルバランスの乱れです。カルシウムとカリウムは、筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにする働きがあります。この2つのミネラルを調整しているのが、マグネシウムです。3つとも大切なミネラルですが、特にマグネシウムの不足は腱紡錘の機能低下に大きな影響を与えます。
→食べ物でマグネシウムを摂るのが面倒臭いならサプリメントでもいいかも。

2.発汗による脱水・冷え
就寝中の脱水はいけません。でも父の場合、水分を摂り過ぎると頻尿になる。このバランスが難しい。
冷えは、血流不良になります。これは、ふくらはぎを冷やさないのが肝心。ついでに腎膀胱系は踝の下に重要なツボがあると東洋医学ではいいます。踝周辺も冷やしてはいけません。
→就寝前にコップ一杯の水、できれば温かいものがいい。それを飲む。
→ふくらはぎや踝にレッグウォーマーを着用

3.ふくらはぎのストレッチ
予防するために、ふくらはぎを伸ばすストレッチを無理のない程度にする。
→父親に教えたのですが、やりませんね。

4.漢方薬
漢方薬では、鎮痛作用のある「芍薬(しゃくやく)」と抗炎症作用のある「甘草(かんぞう)」が含まれた「芍薬甘草湯」が効果的です。ただ、甘草は血圧を上げるので、高血圧の人は注意してください。
→これは、私も処方してもらっているのでお馴染みの薬。父親の外来の時、主治医に処方してもらいました。父に有効かどうかは、飲んでみないとわかりません。それよりミネラル不足、就寝時の水分確保がいいかも。
看護師さんが週に一度実家に来られるので確認とります。

DSC04316.jpg
↑アイスティー

昨日実験の結果、同じ距離を歩いて同じ症状がでなかった。
たまたま、その時の体調なんだと思う。
つまり再現性は無いと結論。
やれることは、就寝前にコップ一杯のOS1とか、ふくらはぎを冷やさない。
「こむらがえり」が起こると念じない。
芍薬甘草湯を飲んでみる。
以上を記録し、実行すること。
まあ、あくまで我が家の場合なので、この記事をお読みになり実行するといいということではありまえん。

次は「痒み問題」ね。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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タグ:甘味 京都
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