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万病ぬぐいの布 [社寺]

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↑東寺にある贔屓、高札によると元々北野天満宮にあったらしい。

久しぶりに東寺の贔屓君の所に行く。
「万病ぬずいの布」をもらいに行ったのです。
今回は、婿殿のためです。
手術は無事終わり、そろそろ退院になります。
1ヶ月になります。
早いような遅いような・・・1ヶ月でした。

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↑私の方法としては、この御札は「誰のため」を決めます。

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↑該当する身体の箇所をさすります。

完全に元通りになるには、年内はかかるでしょうね。
これからの時期がある意味重要になる。
失敗すると困ったことになりますからね。

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↑さりげなく頭もさすっておきました。(笑)

そこで贔屓君の「万病ぬぐいの布」の出番です。
御札の布を御影堂で手に入れます。現在は御影堂が工事中なので向かしの仮建物の所で手に入れます。
それを贔屓君の身体の該当箇所に拭い、身に付けるというものです。
私も使いました。
今年の冬、必要な人に持って行きました。
うまく治りました。

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↑叶ったらここに布を巻いて挨拶します。

今回も退院し、完治するように用意しました。
贔屓君とは、親しいので願いを「いいよ」と言ってくれているように思います。
で、完治したら本人が御礼をいいに来たらいいのです。

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↑「来てね」と言ってます。でも本日21日は、弘法市なので行かない方がいいと思います。

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↑これは、婿殿が一時帰宅した時のランチ。我が家の標準のパスタ。今回はアラビアータ+前日に残ったウインナー入り。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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どうしてもラーメンなのね [食]

週に一度の父親との外食日。
高島屋で待ち合わせだった。
父親は、待ち合わせの時間を逆算し、きっちり来るという芸当ができない。
大抵、30分ぐらい早く来ます。
その日もそうだった。
私は、イズが空いていたので座って朗読を聴いていた。
案の定、早く来た。聞くと市バスに乗ってきたらしい。実家からだと201番が比較的空いている。そう教えてあります。乗り降りだけ気を付けたらいい。
これも運動です。
もちろん帰りは、食料品を買ったりするからタクシーになりますが。

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↑尾道ラーメン喰海「広島県産牡蠣とレモンの塩ラーメン」

「何が食べたい?」と聞くと「ラーメンか寿司」と父。
寿司といえば金沢系回転寿司ね。結構高いネタのオンパレード。私はどこへ行こうが、カッパ巻やカンピョウ巻、玉子なんかも食べる。(悲)
もちろん、赤貝、煮穴子、ウニ、イカ、鰻、アワビ・・・なんかもいただきます。
でも回ってない所がいい。
父親を回っていない所に連れていくと少々恥ずかしいので、一緒に行きたくないのです。もっとも私は握り寿司は殆どいきません。京寿司系の方が好きなんです。

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↑レモンはいらないかも。

次にラーメン。
これは、難しい。
私、ラーメンは苦手なんです。
スープがだめなんです。
あのように出汁を取るのが嫌なんでしょうね。

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↑ほずみ亭「宇和島鯛めし」

アルコールはアレルギーでお酒が飲めない。
若い頃、困りました。アレルギーと自覚してなかったから。
まあ、技術系なので接待なんてのはなかったから、お酒が飲めなくても仕事はできた。カラオケもだめ、スポーツ観戦もしない。だからバレーボールやサッカー、ラグビーなんかも全然見たことない。興味もない。
音楽もあまり興味がない。クラシックは聴きますが。
ギャンブルも興味ない。
困ったものです。

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↑お櫃から、ご飯を椀にもり、これをかき混ぜてかけて食べるのだそうです。

お酒が飲めないからでしょう。小料理屋、居酒屋、焼き鳥屋、串カツ屋、おでん屋、寿司屋もあまりしらない。
でも調理師的には、フランス料理なんです。ワインの授業だってあった。チーズも詳しい・・・ワインの味は分かります。ソムリエが出来るぐらい。飲まないから余計わかるのかも。珈琲や紅茶、日本茶、中国茶は、かなり詳しい。
不思議な人生でしょ。なにが楽しいの?といわれそうね。
ある特定の分野は、プロ一つ前ぐらいまで極める極道タイプ。
でもプロにならない。なんでしょう。
最近、ちょっとだけわかってきましたけど・・・若い頃は悩みのためでした。

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↑かき混ぜました

閑話休題。
父親と話していて、ロビーに「[初開催]瀬戸内・山陰 味と技」という催しをやっていた。ラーメンの写真も載っていた。これや!
あのイートインで食べるのは、ちょっと快適でないけど、仕方ない。
「7階に行く?ラーメンもあるみたい」というと父親は食いついた。単純やね。

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↑このお吸い物は、ダメでした。

もしイートインで混んでいたら、7階の食堂街(懐かしい言い方や)は、ジジババでいっぱいになっている筈。その場合は、高島屋を出るだろうな。
イートインは、比較的空いていた。あの場所で食べる割りには、貧相な雰囲気だしね。空気も悪い。まだ、北海道展のような生臭さはましだろう。
ジジババは、ああいう匂いに気付かないようです。父親も気になってない。
そういえば、今回あの会場で柑橘類のゼリーやジュースが多かった。ゼリーを父親と試食した。デコポン、ポンカン、いよかんの食べ比べをさせてくれた。父親は全部同じだと思った。やっぱりね。違いが分からないんだ。きっと匂いも分からないのね。
高齢になると嗅覚や味覚が衰えるらしい。亜鉛を意識的にとらないといけません。もちろん、毎日牡蠣という手もあるけど・・・。

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↑こうやってご飯に乗せて食べます。鯛がプリンプリンでなく、腰がなかった。全体的な味は、卵かけご飯。

この日は、イートインで父の希望通りラーメンを食べてもらった。
尾道ラーメンは、食べたことがなかったとのこと。
一番最上級のいろいろ盛りだくさんのラーメンにしました。レモンのトッピングは必要なかったかも。先ほどの味覚嗅覚のこともあるから、牡蠣が乗っているのはいい。
でも昔、父親、自分で注文した牡蠣入り蕎麦で食中毒を起こしたから気をつけないとね。汁に牡蠣を沈めてちょっと火を通しました。

私は、宇和島鯛めしを注文。
この食べ方はダメですね。
ご飯にかけたら卵の味が前に出て、鯛とか出汁があまり感じられなくて、卵かけご飯の雰囲気になってしまった。
料理で卵黄を乗せると七難隠すというほど、主張する力が強いのです。
だから最近、外食でやたら卵黄をトッピングする。卵黄を乗せれば塩味を少々間違っても分からなくなります。
鯛のアラでいい出汁をとっているなら、勿体ないことですね。

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↑坂根屋「出雲ぜんざい」

ついでにデザートも食べてみた。
「出雲ぜんざい」
紅白のお餅が可愛い。
でもただのぜんざいでした。

それから会場でいろいろな試食をして回った。
お腹がいっぱいになってしまった。
父親は、満足した感じでタクシーに乗りました。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
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今風の和菓子? [和菓子]

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次女が和菓子を買ってきた。
コンビニで売っているらしいのです。
このキャラが好きらしい。
こうやって見るといま我が家にいる白と黒の犬に似ているかも。
二つに切っている時に思った。(笑)

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↑リラックマ、パンプキンプリン味

値段は税込280円也。
こういうのをやられたら和菓子屋さんは、困るだろうな。
形、パッケージ、味と若い子向けに作ってある。
優雅さはないけど、面白い。
これをお茶席で使ったら笑うだろうな。

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これは、ハロウィンに特化して企画したのでしょう。
こなしで作ったものかな?
うまくパーツをつくっていすね。
機械化なのかも。
生菓子の世界も変化してきているのかも。
和菓子職人さんたちも大変でしょうね。
機械化できるお店はいいけど、手作りだけで量産するのは大変。
おそらくこれは、冷凍保存技術も進んでいるだろう。

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↑コリラックマ、メープル味

でも冷凍した生菓子は、美味しくないのはなぜなんだろう?
豚まんってあるじゃないですか、最初に蒸かした状態は美味しいけど、冷めて電子レンジで温めてもあまり美味しくない。水分なのか?それとも食べ物の「気」のようなものが失われるからなのか?そういったことも技術的に解消されるのかな?
食品に関する技術はすごいですからね。

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レストラン用の業務用レトルトはすごいバリエーションがある。
腕のいい、給料の高い調理師を雇わなくても、殆どの店は成り立っている。
そうなると人間が作る技術は、失われて行くのかな?フランスなんかを見ると調理技術は文化芸術だと考えられている。もっともいまはどうかわかりませんが・・・。
日本の高い調理技術はどのように継承されていくのだろう?
ちょっと不安になりますね。

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新京極通 [風景]

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↑こういう顔出し系が結構増えていますね。この後、次女が顔を出し撮影。残念ながらだせません。

ずっと京都市内に住んでいるけど、新京極通はあまり通らない。
観光客が通る所というイメージが強いのかな。
もちろん、ピンポイントのお店に用事がある時は、その店だけ行くことはある。
でも三条から四条を通らない。
なぜ?
観光客が多すぎるから、同じように錦市場も通らない。
昔は「京の台所」なんて言われたのにね。

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↑面白い看板

この新京極通、久しぶりに歩くと風景が変化している。
古くからあったお店なくなり、中高生や外国人観光客が喜ぶようなお店が増えている。でもそういうお店もいつまで続くやら。

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↑「豆柴カフェ」らしい。豆柴犬といっしょに喫茶できるようですね。

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↑入ったら豆柴の着ぐるみを着たお兄さん、お姉さんが飲物を運んで来るとかだったら面白いだろうな。修学旅行生を騙す商売だったりして。そんなのが好きなんですが・・・。違うだろうな。お客さんが着ぐるみを着られるとか・・・。違うか。

あまりにも目先の商売、それも東京であまり流行らなくなったようなお店が京都市内に出店している。

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いま流行のタピオカ茶の店の看板。
冬場は飲みたくないなぁ・・・。

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集合体恐怖症(Trypophobia)は、いやな看板でしょうね。
私はタピオカはいいけど、修学旅行生が群れているのを見るとちょっといややね。
まあ、へんてこな扮装をした東洋系観光客の群れよりはましやけど。

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シイタケ [食]

食べ物の好き嫌いというのは不思議なものです。
次女の夫婦は、シイタケが食べられない。
シイタケだけでなくキノコ全体がだめみたい。

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↑龍鳳「からし入そば」

アレルギーなんだろうか?
確かにシイタケ皮膚炎というのあるらしい。
バーベキューなんかで生焼けのシイタケを食べる。しかもアルコールと共に食べると発症するのだそうです。男性に多いらしい。
食べて1〜3日後、首や腕、腹や背中などに激しいかゆみが表れ、我慢できずにかくと、かいた部分が発赤し細かい水疱(すいほう)ができるそうです。

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↑取り皿がこういう状態になった

彼らはそういうことではないらしい。
給食の影響かな?
たまたま、シイタケの欠片を食べ、あの独特な歯ごたえと味が嫌だったのかな?
それが他のキノコ類に発展した。ピーマンやグリーンピースなんかも同じように嫌いになるケースがある。
次女は、ピーマンは食べられる。でもグリーンピースは嫌らしい。

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長男は、魚介がだめなんです。
きっとあの生臭さがいやなんだろう。
長女は、海老だった。
でも大黒屋で上天ざるの海老天を食べてから食べられるようになった。どうやら味の問題だった。
同じものを食べて育った子供なのに、好みが変わるのは不思議。
次男は、魚介は平気なんです。でも彼はアトピー体質だった。

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↑肉だんご甘酢煮

私も生まれてから中学ぐらいまで、食べられるモノが少なかった。
凄い偏食だった。
すき焼きなんかでも、ラードの塊と焼麩、生卵しか食べなかった。小さい時から皮膚科にはよくかよった。生卵が好きだったけど、2個食べると蕁麻疹だった。
そういう体質を引き継いでいるのかも。
なら悪いことをした。
もちろん、小さい時、シイタケは食べられなかった。巻き寿司や伊達巻で、食べるのは卵だけ。当時は、ご飯もだめだったのです。
だから、背が小さく一番前の席でした。あばら骨も浮いていた。しかも右脳中心の人間で勉強もできない。絵や運動は凄かった。声もよかった。あの時、みんなの前でいつも歌を歌わされるのが嫌だった。音楽の先生がうまくおだてたら、人生が変わっていたかも。

先日、次女と龍鳳にランチを食べに行った。
無意識に「からし入そば」と「肉だんご甘酢煮」を注文した。

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↑これにはシイタケが入っていない雰囲気。よかった。

「からし入そば」が来たら、次女はしっかりシイタケをチェックしていた。
で、私の取り皿にシイタケを入れてくれた。
そこまで私は気付かなかった。
「春巻」には、きっとシイタケが入っているから注文しなかった。
「肉だんご甘酢煮に入っている?」と一瞬思った。
きっとアレルギーでないから分からなければ食べても大丈夫なんでしょう。

そういえば、私、ホットミルクが飲めないというのがある。
あきらかに給食の影響です。
私の時代の小学校は、給食に脱脂粉乳の影響ですね。
しかも、飲むのを強要された。
私は6年間で3回飲んだだけです。
いれられても、先生の前で棄てに行った。
最初は、かなり怒られた。でもどう言っても飲まないので先生も諦めた。
その代わりと言ってはなんですが、給食のおかずは好きだった。
竜田揚げなんか、昼休みに給食室に言って、給食のおばちゃんに「今日の竜田揚げ美味しかった」と言いに行き、残っているのを給食室でちゃっかり食べていた。そのあたりは現在の京男の片鱗がうかがえる。

暖房は石炭ストーブだった。あれで魚肉ウインナーを焼いて食べたりしていたな。
中学は、給食から開放されました。
なにを書いているんだ・・・すんませんなぁ。

和菓子

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入門・出門 [風景]

ここは、いつもブログに出てくる正林寺(しょうりんじ)。
平重盛(たいら の しげもり)の別宅のあった所です。平重盛は、平清盛の長男。
平重盛の本宅は、六波羅あたりにあった。近所に別宅があった訳ですね。
『平家物語』では、この別宅がよく出てくる。

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平家没落後、九条兼実の山荘となっていた。ここに法然を招き、法談をし、法然を戒師として兼実が剃髪出家した旧跡である。法然がここに居住していたこともあるという。法然上人二十五霊跡第14番になっている。

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この正林寺の北側に清水寺があるのです。
西の坂を降りると妙法院、三十三間堂もある。
京都の都舞台の時代小説を読むと、いまでもある地名がでてきます。
そんな時、不思議な気持ちになりますね。
昔は、どんな景色だったのか?

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京都観光の面白さは、そういう歴史をあらかじめ調べ、自分の足で見て回るの面白いと思う。外国人はそういうことはあまりしないか。
少なくとも修学旅行生たちは、やった方がいい。
これだけ歴史が密集している都市は希ですからね。
食べるものも、京都市内でないと味わえないモノを食べた方が面白いと思うけどな。
抹茶の甘味、タピオカ、ラーメン、カレー、焼肉なんか、地方でも食べられる(聞くと食べられないらしい)そうかそれはすんまへん。
抹茶の甘味を食べる前にチャンとした薄茶や濃茶を味わって欲しい。
加工用の抹茶とかなり違うと思うな。加工用もレベルがって色粉や人工的に抹茶らしく味を作ったモノが多いと思う。あのグリーンも色粉が多い。あれを食べて抹茶だと判断しない方がいいと思う。宇治抹茶・・・そんなことはないですよ。夢を破るようで悪いけど。そんなことある訳ないじゃない。抹茶は高価なんですよ。
茶道の現場でも美味しいお薄やお濃茶の抹茶は使っていません。また、いい水も使っていません。国産の茶筅なんかもなかなか使っていません。追求すると難しいものなんです。

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さて本日のタイトルの内容。
これは、お寺の三門(山門)に下記ののような文字を見かけます。
「入門者上求菩提(にゅうもんしゃじょうぐぼだい)
 出門者下化衆生(しゅつおんしゃげけしゅじょう)」
意味はどういうことかというと
「この門を入る人は、上には菩提を求める。そして門を出て行く人は、下に向かっては仏の道を説き迷える人を教化求道すること」という意味。
それに励む人を菩薩と呼ぶ。
僧侶とは仏と一般衆生をつなぐ人。
悟りを求め、日々修行に励み、得たことで迷う人を救うことを菩薩行というのでしょうね。

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菩薩とは?
成仏を求めるための修行中の僧侶。
別に僧侶だけじゃなく、これからの時代は普通の人が肉体を持ちながら「悟り」を得ることが大切なことだと思う。

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「悟り」と言っても、大きな「悟り(大悟)」でなくてもいい。各人の等身大の「サトリ」でいい。その「サトリ」のコツのようなものがわかったら、他の人と共有したらいい。

和菓子

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ロンドン焼 [甘味・その他]

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久しぶりに新京極を通った。
新しい店がたくさんできている。
そんな新京極に相変わらずロンドンヤはあった。

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創業70余年らしい。
ここは、小さい時から興味があった。
自動的にロンドン焼が出来上がるのが不思議だった。
幼稚園ぐらいから、前を通る度にジッと見ていたものである。
ドクドクのカチャンカチャンという音も私にとって心地いい音楽に聞こえたのかも。

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小学校ぐらいになると家で自動販売機を作ろうとしていた時期がある。
きっとそういうのを作らせたら、天下一品だった。
夏休みの工作は、そういうモノを作ったものだ。
結構、入選し丸物百貨店で展示された。
技術者に向いているのかもしれない。
ブラモデルもよく作った。
ただ、電気回路とかには手を出していない。
手先が器用というのは小さい時からなのかも。

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久しぶりに一番少ない単位10個を買った。
これぐらいなら食べられるだろう。
ロンドン焼の中身は白餡だ。
昔からずっと同じ味。
ジャンルはカステラ饅頭の一種となる。

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買っていると白人の観光客が「一個売ってくれ」と言っていた。
そんな食べ歩きの状態になるように売ってはいけないと思う。
「10個買ってホテルか木賃宿で食べなさい」と言ってやるといい。
どうも白人はお行儀が悪い。
悪いものは悪いと言ってやればいい。

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「食べたり、飲んだりしながら歩くのは、乞食の子みたいやからやってはいけない」と言われて育っていないのだろう。
「地ベタに直接すわってはいけない」というのも言われて育った。
京都市は、そういうのは許さない大人の街という位置づけをしてもいいのではないかな?チンドン屋のような着物のようなモノを着て、公道を歩くのも恥ずかしいことと教えてあげないといけません。
最近、日本人でも変な所作の人が増えてきた。
ちゃんと躾けて育てないといけません。学校に行く以前の問題。

和菓子

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居候達 [風景]

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昨日は、この連休、婿殿が病院にいてもリハビリがないので、外泊をした。
我が家は、やっぱりたくさんの人数がいないと調子がでません。
子供4人だったのでそうなります。
食事も取り合いするのがいい。

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↑白いお兄さん。この子、迷い犬で殺処分されそうになったのを助けられたのだそうです。

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↑犬柄は温和なんです。

今回は、子供というより犬2匹というおまけつき。
家でウンコをしてくれるのがちょっといやかも。
犬がすると「でて良かった」と京女と次女は言っている。
「おれがここでウンコをしたら、始末してくれる?」というと「否!」と言ってくれた。やっぱりねぇ・・・。

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↑フト見るとベッドを占拠されていた。最近、ベッドが犬臭い。

犬もこの家にかなり馴れてきたようで、フト見ると私のベッドで寝ていたりする。
私が昼寝をして、ウトウトといい気持ちになった時、二匹がドン!とお腹の上に乗ってくる。これはビックリしますよ。

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↑黒いお嬢さん

犬の臭いも憶えました。
向こうも私を憶えたと多う。

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でも自分で飼いたいかというとちょっと嫌かも。
小さい時は憧れだったのに・・・。
家に犬を置いて外出したりするのがちょっと可哀想。
しかも人間と違って反応するけど、考えていないのもわかる。
それも面白くない。

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↑すぐ人にくっつきます。

私の食べているものを犬に与えては娘から怒られたりする。
犬に人間用の食べものを与えたらだめらしい。
チャコレートは絶対ダメと言われた。
そうなんだ。
タマネギ、キシリトール、マカダミアナッツ、アボカド、ぶどう/レーズンなんかも絶対だめらしい。
パンも糖分や添加物が入っているからだめらしい。
パンは、娘が見てない時にやったりしていた・・・。

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↑敏捷なので写真が撮りにくい。

婿殿には、仮出所祝いで焼肉を用意しました。
ビィヤントのカレー、パスタなんかも作る予定。
婿殿や次女には、きのこ類を与えてはいけないらしい。
京男には、アルコールは厳禁なんです。暴れるからではなく、アレルギーなんです。

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台風? [風景]

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昨日は、京都市内でも台風の影響?があったようです。
私の父親や義母のデイサービスも台風の影響で休みだったらしい。
警報が出ていたかららしい。
交通機関の運休もあったそうです。結局、会社を守る為の行動なんでしょう。
私は、昨日、デスクワークの一日でした。

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午前中に雨が強く降った。
さすがに雨が入ってくるので窓を閉めた。
でも昼からは雨が止んだ。
風もそれほど強くなかった。

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窓を開けて作業していたのです。
家中が犬臭いから空気を通したかった。
馴れてきたけど、やっぱり犬の臭いは好き出ない。

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夕方、色んな色の空が観られた。
で撮影してみました。
関東方面はどうなんだろう?
テレビは、うるさいのでスイッチを入れてないのです。
次女が午後3時に、婿殿の入院している病院に行った。
地下鉄やバスは動いているようです。
そうだよな、こんな風や雨で運休はないよな。
次女によると人が少なく快適だったそのことです。

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↑日暮れの少し前に夕焼けだった

JRの運休はなんだったのかな?ソロリソロリでも動かしたらいいのでは?
テレビが大層に騒ぎ、不必要に不安を煽っているのでは?
それにつられて買いだめに走る主婦。それを報道するマスゴミ。
ネットの雨雲の動きだって、いい加減ですよ。
降ってなかったりする。なんだろう?
情報が多すぎて、肝心なことはわからない。
そんな感じがしましたね。

和菓子

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おはようさん「カメ」です [風景・和菓子]

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朝、窓の所で気配を感じた。
ブラインドを開けるとカメムシ君がいた。
今年初めてかもしれない。
最初、網戸の向こう・・・つまり外側だと思っていた。
でもよく見ると部屋側だった。
網戸を開けると出て行ってくれました。
出ないとピンセットで足を掴み、外に帰ってもらいます。

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そういえば今年はカマキリもベランダの所に卵を産みにこない。
百足も出ていない。
ゴキブリもいない。
大きなクモは出現します。クモはできるだけ生かして置きます。
京女は、騒ぎますが・・・。

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そうそうこの間、アリ事件があった。
蜂蜜の瓶にアリがたくさんいたことがあります。
ベランダから入ってきたのでしょう。行列ができていた。
蜂蜜は処理しないといけなくなりました。
ベランダにアリの巣コロリを置いた。
効果てきめんです。中の毒餌をせっせと運んでいきました。
その様子を見ていると面白いですね。アリ同士の会話が聞こえてくるように感じます。「あそこに甘いものがあった」「どこどこ?」「向こう」「それどこで手に入れた?」「向こうにあるよ」「ワーイ」・・・アリも秋冬に備えているのかな?
それなら悪いことをしてしまったかも。

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↑亀屋良長「山柿」

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↑煉切、柿あん

そういえば、本日は、台風19号の影響を受けるようである。
京都市内は、さほど影響は受けないように思うけど・・・。
風は、吹くだろうけど。
交通機関が早々に運休なんてことになるのでしょう。
イベントも中止になるだろうし。
テレビで一番酷い風景(現在でなく、過去だったりする)を流し脅すのはいけないと思う。わざわざ色んなものを買いだめなんてのも愚かだと思う。
マスゴミが感情を煽り過ぎるのは問題だと思うな。冷静に事実だけを報道していたらいいのです。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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